お年玉は新札やピン札で渡すもの?両替方法やお札の折り方、ポチ袋への入れ方など

お年玉は新札やピン札で渡すもの?両替方法やお札の折り方、ポチ袋への入れ方など

2019.08.22

年末が近づいてくると、お年玉の準備を始めるママやパパも多いかと思います。お札は新札がよいのか、ポチ袋への入れ方など、気になることは多いですよね。今回は周りのママたちの声を参考に新札へ両替しているかを調査。ポチ袋の入れ方などとあわせご紹介します。

お年玉は新札の方が好ましい?

年始に子どもへ渡すお年玉はお正月の定番ともいえる習慣の一つですよね。大人になりお年玉を用意する立場になると、新札を用意するべきか迷う場合もあるかもしれません。

一般的にお年玉はご祝儀の一つとして考えられているようです。「あなたのために用意しておきましたよ」という心遣いが伝わるよう、新札を用意したほうがより好ましいとは言われていますが、間柄によっては気にしなくてもよい場合もあるかもしれません。周りのママたちに、お年玉に新札を用意しているかについて調査しました。

お年玉に新札を用意した?ママたちの声

お札とポチ袋
stella_photo/Shutterstock.com

ママたちの声を集めると、お年玉に折り目のないきれいな新札を用意している場合もあれば、特に気にしていない場合もあるようです。それぞれの理由についてご紹介します。


新札で渡している

「新しい気持ちで新年を迎えて欲しいと思い、お年玉は基本的に新札を用意しています。ただ新札が足りなかったときは我が子の分は新札じゃなかったりもしています」(20代ママ)

「親戚の子に毎年新札で渡しています。自分がもらったときも常に新札だったので、それが習慣付いています」(30代ママ)

「マナーの一つかなと思いピン札を用意しますが、両替の時間がなくてできない年もあります。周りの親戚もそんな感じだったので、子どもへのお年玉がピン札じゃなくても特に気になりません」(20代ママ)

お年玉を新札で渡しているママたちに話を聞くと、お年玉を渡す相手の気持ちを思ったり、習慣だからという声がありました。年末年始に時間のゆとりが作れたら、新札を用意してあげてもよいかもしれませんね。


特に新札を意識していない

「お年玉をあげる習慣が大切だと思うので、特にピン札の用意はしていません。ただ少し破れているお札や長い間使い回されているお札は避けています」(30代ママ)

「年末年始は忙しく新札に両替する時間が取りにくいので、手元にあるお札をポチ袋に包みます。周りの親戚もそうなので、特に気にしたこともありません」(20代ママ)

「お年玉のピン札へのこだわりはありませんが、ポチ袋にはこだわっています。喜ぶ顔が見たいので、あげる子にあわせて1枚1枚ポチ袋を選びます」(20代ママ)

お年玉を新札で用意している声がある一方、特に気にしていないママの声もありました。周りの親戚にあわせ、新札を用意するかどうか検討するのもよさそうですね。子どもの好きなキャラクターのポチ袋やデザイン性の高いポチ袋なら、お年玉をさらに喜んで受け取ってくれるかもしれませんね。


小さい子どもには硬貨の場合も

「3歳の子どもには500円玉の硬貨で渡しています。新札などではお金だと本人が認識しないので、硬貨で渡したほうが喜んでもらえます」(20代ママ)

「5歳くらいまでは500円、と親戚内で暗黙のルールがあります。硬貨の方が子どももお財布に入れやすく使いやすいメリットもあるようです」(20代ママ)

小さな子どもへのお年玉には、あえてお札ではなく硬貨で渡しているママもいるようです。お札がお金だと認識しにくい子どもには、硬貨の方がより身近なお金なのかもしれませんね。子どもが一番喜ぶお年玉の形を用意してみてはいかがでしょうか。

新札に両替する方法は?

「今回のお年玉は新札で渡したい」そう思ったらどこで両替すればよいのでしょう。


銀行などの窓口

お年玉を前もって用意できる場合、銀行などの窓口で新札に両替してみてはいかがでしょう。担当の方に何の種類のお札を何枚必要かを伝えるだけなので、やり取りはしやすいかもしれません。銀行によっては新札への両替に手数料が発生したり、年末年始の営業時間が通常と異なる場合もあるので、事前に調べてから両替できるとよいようです。


銀行内に設置されている両替用ATM

銀行によっては、通常のATMだけではなく新札に両替する専用のATMを用意している場所もあるようです。両替にはキャッシュカードが必要なので、忘れず持っていけるとよいでしょう。窓口が開いている時間のみしか使用できない可能性や、最寄りの銀行に両替用ATMが設置されていない可能性もあるので、前もって確認しておくと安心です。


その他にも郵便局の窓口や百貨店などのサービスで両替を行っていることもありますが、場所によっては行っていない場合もあるので、確実とは言えないようです。年末年始は忙しくなりがちですが、余裕をもってお年玉を用意してあげたいですね。

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お年玉をポチ袋に入れる方法

お年玉にお札を包むなら、ポチ袋への入れ方にも気を配りたいですよね。一般的なお札の入れ方をご紹介します。


折らない場合

折り目の無いきれいな新札を用意した場合、できればそのまま渡したいママやパパもいるでしょう。お札を折らずに入れる場合は人物の顔が印刷されている方をポチ袋の表に向け、顔がポチ袋の開封口側にくるよう入れましょう。ご祝儀袋は全般的にこの向きがマナーと言われているようなので、覚えておくと何かと便利かもしれませんね。


三つ折りの場合

小さなポチ袋に入れる場合、お札を折って渡しますよね。四つ折りは縁起が悪いとされているようなので、三つ折りにするのが無難でしょう。折り方の手順を簡単にご説明します。

1.人物が印刷されている面を上に、顔が右手側にくるように置く
2.漢数字が印刷されている左手側から、顔がある右手側にむかって谷折り
3.顔が印刷されている面も左手側に谷折り、そのままポチ袋の表向きに入れる

お札が複数枚になる場合、まとめて折るのがよいようです。新札を折るのをためらってしまうようなら、ふんわり折って渡してあげてもよさそうですね。

お年玉の正しいお札の折り方と入れ方。二つ折りや折らない方法での入れ方、知っておきたいマナー

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お年玉で新年のお祝いを

お年玉をもらう子ども
© milatas – Fotolia

毎年お年玉を楽しみにしている子どもも多いかと思います。新札で渡すかどうかはママたちによって異なりますが、どちらにせよ新年を祝う気持ちをこめて渡してあげたいですね。新札を用意するなら両替方法などをあらかじめ確認しつつ、ゆとりを持って準備を始めてみてはいかがでしょうか。

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