双子育児の特徴。大変な時期を乗り越えるコツや便利な育児アイテム

双子育児の特徴。大変な時期を乗り越えるコツや便利な育児アイテム

双子の育児は、想像以上に大変なこともあるかもしれません。一方で、よろこばしい成長に思わず笑顔になることも多いでしょう。今回は、双子をもつママやパパの声をもとに、双子育児の特徴や大変さを乗り越えるコツ、便利な育児アイテムなどをまとめました。

双子育児の特徴

大変なことも多そうですが、よろこびも倍になりそうな双子育児。これから双子を出産するというママの中には、双子育児についての特徴を知り、大変なことを心得ておきたいという方もいるかもしれません。

双子育児の特徴について、ママたちの体験談をもとにまとめました。

出産

Semmick Photo/Shutterstock.com
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双子を妊娠すると、妊娠中のことはもちろん、出産についてもあらかじめ知っておくと安心かもしれません。

出産の費用については、予定日の3週間ほど前から入院し、産後の退院まで約1カ月の入院で90万円ほど必要になったため、出産育児一時金の分をのぞいて10万ほど支払ったという声や、経過をみるために出産の2週間前から入院し、退院までのおよそ3週間で50万円ほどかかったが、出産育児一時金でまかなうことができたという声がありました。

自然分娩や帝王切開など、分娩方法や入院期間、母子の様子などでも費用は変わってくるようです。

名前

名前は、ママとパパからの赤ちゃんへの最初のプレゼント。双子を出産したママの中には、名前にこだわったという声も聞かれました。

子どもが小さいうちは、周囲から名前ではなく愛称で呼ばれることも多いため、同じ音から始まり、愛称が似てしまいそうな名前を避けるようにしたり、名前の漢字や響きから、1人目の子と2人目の子に差がでないように気をつけたりするママもいるようです。

離乳食

一度に2人分用意しなければならないため、準備に時間がかかって手間取ることも多い離乳食。

子どもによって進み方に違いがあり、双子の場合でもペースが合わないこともあるでしょう。そのため、多くのママは、それぞれのペースに合わせて量や進め方を工夫しているようでした。

食器や椅子、食事用エプロンなど、便利なアイテムを上手に利用したり、ママが大変だと感じるときは、離乳食をうまくストックする、家族に協力してもらう、ベビーフードを活用するといったアイディアも聞かれました。状況に応じて、ママやパパがやりやすい方法を見つけてみましょう。

iStock.com/W6
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子どもの服選びは、おそろいのコーディネートにしたり、統一感をもたせたりと楽しめる要素がいっぱいありそうです。

店頭での購入以外にも、フリマアプリも活用してリサイクル品を購入したり、双子専門のインターネットストアを利用したりするママもいるようです。

大きくなってくると好みに違いが出てくることもあるため、それぞれにあわせた服を選んだり、同じデザインでも子どもに好きな色を選んでもらったりするとよいかもしれません。

お食い初め

双子のお食い初めの準備をするとき、食器や鯛の数は2人で1つでよいのかや2人分用意した方がよいのか気になる方もいるのではないでしょうか。

最初に準備する食器については、男の子は内側と外側が朱色、女の子は内側が朱色で外側が黒色と、性別によって違いもあるようですが、形式にこだわりすぎず、今後の使いやすさを考えて実用的な器を選んでもよいかもしれません。

お食い初め膳の数を1人に1つずつ2人分用意したというママの声もあれば、2人で1つという声もあり、それぞれの家庭で相談しながら決めているようです。

双子育児が始まってからでは、毎日慌ただしく、きちんと準備ができない場合もあるかもしれないため、妊娠中に準備を進めておくと安心でしょう。また、家族みんなで無理のないよう、お食い初めを行う時期やスタイルは、家庭にあったかたちで行うことも大切なようです。

産休育休

仕事をしているママの中には、双子の場合の産休や育休について知りたい方もいるかもしれません。

双子の場合、1人の場合より早めに産休を取得することができるようです。通常の産前休業は出産予定日の6週間前から取得できますが、双子の場合は、14週間前から産前休業を取得することが可能です。

一方で、育休は子どもを育てる期間であるため、双子を出産した場合でも、育児休暇は1人の場合と同じ期間になるようです。

双子の育児は、家事や外出も比較的難しいこともあるため、ベビーシッターの利用やさまざまな自治体のサポートを検討してみてもよいかもしれません。
出典:産休&育休/厚生労働省

大変な時期を乗り越えるコツ

双子育児で大変なとき、ママたちはどのようにして乗り越えているのでしょうか。
iStock.com/Antonio_Diaz
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大変な時期について聞いてみると、首がすわる前の生後3カ月くらいまでは何をするにも大変だったという声や、はいはいや歩けるようになってくると、追いかけるママも2倍の体力を使うことで疲れてしまい、家事などにも手が回らず大変だったという声、自我が芽生え始めた1歳前後といった声などがあり、ママによってもさまざまなようです。
大変なエピソードは夜泣きや寝かしつけのときにもあるようです。

1人が夜泣きで起きてやっと寝静まったと思ったら、もう1人が起きてきて、なかなか眠れないという状態が続くこともあるかもしれません。パパにも協力してもらって、お互いが少しでも多く睡眠時間を確保できるよう、工夫できるとよいでしょう。
ママたちが大変と感じるシーンのひとつに、授乳という声がありました。

2人以上の赤ちゃんを同時に授乳することを、同時授乳と呼び、双子の赤ちゃんの場合、助産師さんからもこの同時授乳を勧められるケースが多いようです。

同時授乳の方法はいくつかあり、先にお腹を空かせて目を覚ました赤ちゃんに合わせて2人同時に授乳させたり、ママが双子の授乳時間をあらかじめ決め、決められたタイミングで授乳したりする方法が聞かれました。

双子用の授乳クッションやミルクメーカー、授乳した時間や授乳にどのくらい時間がかかったか、授乳の量などが記録できるスケジュール帳もあるようなので、それぞれのママに合ったベストな方法を見つけられるとよいかもしれません。
2人目で双子を妊娠したとわかった場合、育児や上の子とのかかわり方など不安になるママやパパもいるでしょう。

上の子と年齢が離れている場合は、おむつを持ってきてくれたり、ミルクを運んだりと、いろいろ手伝ってくれたというほほえましいエピソードも聞かれました。たっぷり褒めて、感謝の気持ちを伝えると、上の子自身も役に立っていることで満足できるかもしれません。

2人目の双子と上の子の年齢が近いと、ママを取り合いしたくなる場合もあるようです。パパと交代しながら上の子に優先的に関わるようにし、気持ちを落ち着かせるよう心がけることが大切なポイントのようです。

便利な育児アイテム

双子の育児の際に活躍する育児アイテムをまとめました。

チャイルドシート

Zoia Kostina/Shutterstock.com
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双子のチャイルドシートを準備するときのポイントをママたちに聞いてみると、対応年齢やサイズ、機能性に気をつけたという声が聞かれました。

途中で買い替えることのないように長く使えるものや、車の後部座席に2台並べられるもの、回転式やキャリー機能をもったものなど、それぞれの家庭によって用途や使いやすさを考えながら選んでいるようです。

大容量のマザーズバッグ

双子の赤ちゃんの荷物を入れるために、大容量のマザーズバッグを用意したママもいました。

ママパパ兼用に、黒やグレー、デニム生地などシンプルなデザインのものを選ぶとよいかもしれません。また、荷物が2人分になって重くなってしまうため、軽量素材のもので賢く外出しましょう。

ベビーカー

双子向けベビーカーの種類には、横型ベビーカーと縦型ベビーカーがあるようです。

横型ベビーカーのよい点は、2人同時に対応しやすいことや、それぞれ別の角度にリクライニングしやすいことが挙げられるようです。一方で、縦型ベビーカーは、畳むとコンパクトにできたり、成長にあわせてシートを取り外したり分離して使えることが便利だという声がありました。

購入する際には、いつからいつまで使用する予定かを考え、ママやパパの生活スタイルや子どもにあったものを選ぶようにしましょう。

ベビーベッド

Photographee.eu/Shutterstock.com
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出産準備の際、ベビーベッドを準備するかどうか悩む方もいるでしょう。

寝室に置く場所がない場合、大人用の布団に双子の赤ちゃんを寝かせたママもいるようです。夜はママが中央に寝て、少し間をあけた両脇に赤ちゃんを寝かせることで、夜間の授乳もしやすいようです。

ベビーベッドを準備したママの中からは、1台準備したという声と2台準備したという声が聞かれました。1台だと、おむつ交換など2人同じタイミングでお世話をするときに、ひとつのベッド内でできるので楽なようです。一方で、ベビーベッドが2台あると、赤ちゃん同士の手足がぶつからず、寝る場所もわけられるとの声がありました。部屋の形にあわせて縦並びや横並び、L字型など置き方を考えるとよいでしょう。

ベビーサークル

ベビーサークルには、便利だったという声や、使う期間が短かったという声があり、ママによっても意見はさまざまなようです。

ベビーサークルを利用したママたちは、家事やトイレなどで、目を離さなければいけないこともあり、子どもの安全やママの安心を確保する必要性を感じて、ベビーサークルを用意したようです。

なかには、上の子がまだ小さく、双子を妊娠していることがわかった段階でベビーサークルを準備したというママの声もあるため、それぞれの家庭によって家庭環境や利便性を考えて準備するとよいかもしれません。

抱っこ紐

双子を育てるとき、ママたちはどのような抱っこ紐を使っているのでしょうか。

抱っこ紐の種類のなかには、双子用のものもあるようです。双子用の抱っこ紐には、前に2人抱えられ新生児期からでも使えるタイプのものと、前後で抱っことおんぶができるタイプのものがあり、店頭でなかなか見つからないときはインターネットで購入したという声も聞かれました。

ほかにも、二つの抱っこ紐を1人は前抱き、1人はおんぶして使用したり、抱っこ紐とスリングなど、使い方が違うアイテムを組みあわせながら工夫して使うママもいるようです。

抱っこ紐を選ぶときは、いつからいつまで使うのか、2つ必要なのか、レンタルできるのかなどを考えながら、ママやパパにとって使いやすいものを選べるとよいですね。

双子育児のあるあるエピソード

双子育児をするママたちから、双子ならではの楽しいあるあるエピソードもたくさん聞かれました。

おもしろい言動

iStock.com/bee32
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双子を育てるママやパパの中には、不思議な出来事や興味深い言動を体験する方も少なくないかもしれません。

たとえば、双子のきょうだいが偶然同じ行動を取ることや、双子同士で相手が何をしようとしているのか、行動を読めてしまうことがあるようです。なかには、離れた場所にいた双子が同じような行動をしていたことがわかって、あとで驚いたというような声も聞かれました。

他人からの見方

一卵性の双子でも、親から見れば性格も外観も異なり、双子なのにこうも違うのかと驚かされる日々を送っているママもいるでしょう。ですが、はじめて会う人や普段見慣れていない人から見れば、見分けがつかないほどそっくりだと言われることも多いようです。

親からの目線と他人からの目線は少し異なるのかもしませんね。

お互いの関係性

双子のきょうだい同士の関係性についてはどうでしょうか。

ある家庭では、双子がお互いを認識しはじめたのは、生後5~6カ月頃。1歳近くになるとお互いにふれ合うようになり、2歳近くになると、親でもわからない喃語で通じ合っているというような、ほほえましいエピソードもありました。

日常の中のふとした瞬間にみる、双子の仲の良さに、ママやパパも心があたたかくなりそうです。

睡眠

iStock.com/RyanKing999
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小さい頃は一人でも大変だと感じることの多い寝かしつけなどの睡眠のシーン。双子だと想像できないほどの大変さがあるのかもしれません。

お互いが寝心地の良さを求めて、布団の上を動き回る様子は、思わず笑ってしまうほどかわいらしいですね。

遊び

二人で遊んでいるときに、知らない言葉を自分の言葉に置き換えて遊んでいる様子が面白かったというママの声がありました。

ちょっとした言い間違いにくすっと笑ってしまうこともありますよね。双子だとそんなほほえましさも2倍になりそうです。

移動方法

首がすわるまでは二人を同時に運ぶことが難しいと感じるママもいるかもしれません。

年齢に応じて、おんぶと抱っこを組み合わせたり、二人いっしょに抱っこしたりして、ママたちはさまざまな工夫と努力をしているようです。

双子育児を楽しく

iStock.com/chee gin tan
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双子をもつママやパパにとって実際の育児は周りが思うよりもずっと大変なことも多いでしょう。

夜泣きや寝かしつけ、授乳など、育児のあらゆるシーンに大変さを感じ、どのようにすればよいか日々考えているママもいるようです。多くの家庭は、家庭環境や好み、シーンに応じて、便利な育児アイテムを使い分け、日々の育児をより楽しくできるよう工夫を凝らしていました。

双子との生活は、双子ならではの楽しみもあり、さまざまなエピソードに大変な育児の中でも思わず笑顔になってしまうこともあるようです。双子それぞれの成長を楽しみながら、日々の育児を前向きに楽しめるとよいですね。

2021年05月14日

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