双子の子育てで大変な時期について。大変と感じるシーンや乗り越えるための工夫

双子の子育てで大変な時期について。大変と感じるシーンや乗り越えるための工夫

2018.09.23

双子の育児をするときに、大変な時期がいつなのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、双子を育てていて大変と感じた時期別のエピソードの他に、大変と感じたときの乗り越えるための工夫などママたちの体験談をもとにご紹介します。

双子の大変な時期はいつ?

双子を妊娠中や双子の育児が始まったばかりのママたちのなかには、双子育児のいつが大変なのかわからず、漠然とした不安を抱えているかもしれません。実際に、双子を育児中のママたちが、どのような時期に大変さを感じていたのか聞いてみました。

「首が座る前の生後3カ月くらいまでは、双子というよりも赤ちゃんのお世話をするのに慣れていない時期でもあったので何をするにも大変だったと思います」(30代ママ)

「子どもが、はいはいや歩けるようになってくると、追いかける私も2倍の体力を使うことで疲れてしまい、家事などにも手が回らず大変でした」(20代ママ)

「1歳前後になったころ、自我が芽生え始めたのか私の言うことを2人で聞いてくれなくなってきたので、それぞれに対して声かけや対応を考えることも大変でした」(20代ママ)

双子を育てていく上で、大変と感じることは時期によって違うようです。そこで今回は、ママたちがどのような時期にどのようなことが大変だったのかを具体的にするとともに、大変と感じたときの乗り越え方を調べてみました。

生後6カ月くらいまでに大変だと感じたこと

新生児から生後6カ月くらいまでの双子を育てるとき、どのようなことが大変なのでしょう。実際に、ママたちがこの時期に大変だと感じたシーンについて聞きました。


オムツ替えと授乳の繰り返し

画像
iStock.com/bluehill75

「オムツ替えと授乳に慣れない時期は、1日中どちらかのオムツ替えているか授乳しているかの繰り返しですぎたと感じることもありました」(30代ママ)

生後6カ月くらいまでは、双子の育児に慣れていないだけでなく2人の生活リズムがあわないことで、同じことを繰り返していて大変だったと感じる時期のようです。また、徐々に寝返りが始まるようになると、オムツ替えにより時間と手間がかかることで、改めて双子のオムツ替えと授乳が大変だと感じたという声もありました。


お風呂

「沐浴の時期は、1人を入れてから次にもうひとりを入れる順番で入れていました。体を洗って着替えさせることも大変でしたが、沐浴のお湯も毎回入れ替えていたので何をするにも時間がかかり大変でした」(30代ママ)

「私1人で双子を交互にお風呂に入れようとすると、待たせている方の子が泣き出してしまうし、2人同時にお風呂に入れようとしても、どちらも動き回りバタバタしてしまうので、お風呂の時間はいつも試行錯誤の連続でした」(30代ママ)

生後6カ月くらいまではお風呂の時間が大変だったという声もありました。ママのなかには、お風呂の時間が慌ただしいと感じることから、体を洗うことが雑になってしまうこともあったという声もありました。

こちらの記事も読まれています

生後6カ月から1歳くらいまでに大変だと感じたこと

生後6カ月をすぎると、双子育児ではどのようなことで大変さを感じるのかママたちに聞いてみました。


離乳食

離乳食
© clip-photo - Fotolia

「2人分の離乳食を作ることが大変でした。徐々に食べる量も回数も増えるので作り置きをしてもすぐに無くなってしまうので、作るペースに馴染むまでが大変でした」(30代ママ)

「2人交互に食べさせることが大変でした。1人はたくさん食べるのに、もう1人は食べ物で遊んでしまうこともあり、2人にスムーズに食べさせるのは難しいと思いました」(30代ママ)

離乳食が始まると、2人分作ることや食事を食べさせるときに大変さを感じることもあるようです。双子であっても食べるペースや量、食の好みもあることから離乳食のメニューを決めるのも大変だったというママも声もありました。


お出かけ

「それぞれ興味を示すものが違ったので、公園などに散歩に行くと違う方向にに動き回ってしまい、2人に目を配ることが難しく大変でした」(20代ママ)

「お出かけするときは、オムツや着替えなど2人分の荷物を準備することだけでなく、持ち歩くことが大変でした」(30代ママ)

双子を連れてお出かけするときには、行動だけでなく準備にも大変さを感じることがあるようです。他には、1人は活動的で、もう1人はあまり動かずすぐに抱っこをしてほしがるので、公園に出かけても1人を抱っこしながらもう1人を追いかけ回すことになり、体力的にも大変だったという声もありました。


寝かしつけ

「眠くなるタイミングがあわないと、1人は眠くて泣いて、もう1人は眠らずに遊んでいるという状況となることがありました。それぞれ寝かしつけ失敗するとに2時間以上かかることもあったので大変でした」(30代ママ)

2人の眠くなる時間にズレがあると、寝かしつけに時間がかかり大変さを感じているママもいるようです。ママのなかには、ようやく寝かしつけられても、ふとしたことで2人いっしょに泣いて起きることもあって大変だったという声もありました。

大変な時期を乗り越えるための工夫

時期によって食事やお風呂、寝かしつけなど双子育児ならではの大変さがあるようです。ママたちは、大変な時期を乗り越えるためにどのような工夫をしていたのでしょうか。


生活リズムをあわせる

「2人の生活のリズムがあわないことも大変さを感じる原因かもしれないと思ったので、朝は決まった時間に起こし、昼寝や就寝のタイミングをあわせるようにしました。生活のリズムが徐々に整うにつれて、私にも余裕が出て一息つけつようになりました」(30代ママ)

起床や就寝時間を決めることで、双子の生活リズムをあわせるように心がけているママもいるようです。他には、双子同時に授乳するために、1人は母乳、1人は哺乳瓶を使いミルクをあげるなど授乳時間のタイミングをあわせていたという声もありました。 


時短家電を取り入れる

「夕食後は片づけ以外にやることも多く、バタバタしがちで子どもの世話をするのが大変なので食器洗い乾燥機を取り入れました。作業が1つ減っただけですが、寝る前に子どもたちに絵本の読み聞かせする時間の余裕ができようになったと感じました」(30代ママ)

「コードレス掃除機は、持ち運びが簡単でプラグの抜き差しの手間がないので、子どもたちを抱っことおんぶしながら気軽に掃除ができました」(30代ママ)

双子を育てることで、家事に手が回らないと思うときは時短家電を取り入れるのもよさそうです。空いた時間に他のことができるようになることで、子どもとすごす時間を有効に使えるようになりそうですね。

気持を楽にして子育てを楽しもう

遊具で遊ぶ双子
iStock.com/bee32


ママたちに聞くと、双子育児が大変な時期や内容はさまざまなようです。ママたちは子どもたちの様子にあわせて生活リズムを整えたり時短家電を取り入れて乗り越えているようでした。いろいろな工夫しながら双子育児を楽しめるとよいですね。

2018.09.23

家族カテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。