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双子の離乳食の進め方。食器や椅子などの用意したいものやスムーズにあげるコツ
双子の離乳食が始まると、離乳食を用意するときやあげるときに大変だと感じるママもいるかもしれません。今回の記事では、双子の離乳食の進め方での悩みや実際にママたちはどのような進め方をしたのか、食器や椅子などの用意するものやスムーズにあげるコツについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
双子の離乳食の進め方での悩み
双子の子育てをしているママの中には、離乳食をどのように進めるとよいのか悩む方もいるかもしれません。双子の離乳食の進め方での悩みを、ママたちに聞いてみました。
「離乳食をあげるのにとても時間がかかります。慣れない育児で離乳食を2人分用意するのに手間取り、離乳食準備から食べ終わるまで2時間くらいかかることもあります」(1歳児双子のママ)
「離乳食を2人に同時にあげるのが大変です。1人に離乳食をあげているときにもう1人が泣き始めると、どう対処したらよいか悩みます」(10カ月の双子のママ)
一度に2人分用意しなければならないので、準備に時間がかかったり手間取るということもあるようです。また、離乳食をあげるときも、2人にバランスよくスムーズに食べてもらうことがとても難しいと悩むママもいるようです。気づいたら離乳食作りと子どもにあげるだけでかなりの時間がかかっていたということもあるようです。
双子の離乳食の進め方
離乳食はどのように進めていけばよいのでしょうか。双子ならではの離乳食の進め方とあわせてご紹介します。
離乳食の進め方
厚生労働省の資料によると、離乳食の開始時期は生後5、6カ月頃が適当であるとされています。首のすわりがしっかりしている、支えると座れる、食べ物に興味を示すなどが離乳食を始める目安となるようです。
離乳食の開始では、最初はお粥から始め、小さじ1の量を1日1回であげるようにし、子どもの様子を見ながら量を増やしていくとよいようです。生後1カ月過ぎた頃からは離乳食を1日2回にしていき、生後9カ月頃からは1日3回と、徐々に進めていけるとよいとされています。
双子のママたちの体験談
「初期の頃は2人とも食欲がバラバラで、1人がたくさん食べる一方、もう1人は全然食べないということもありました。2人同時に完食したときは嬉しい気持ちになりました」(1歳児ママ)
「子どもが生後8カ月のときには安定して食べられるようになりました。2人同時にあげられることも多くなり、初期の頃に比べると離乳食の時間がスムーズになりました。2人の食べる早さが違うので、それぞれのペースにあわせてあげています」(2歳児ママ)
子どもによって進み方には違いがあるので、双子の場合でもそれぞれのペースにあわせて、離乳食の量や進め方を決めるとよいかもしれません。
双子の離乳食で準備したいもの
双子に離乳食をあげるときに準備しておきたいものにはどのようなものがあるのでしょうか。双子ならではのポイントも交えて聞いてみました。
食器、スプーン
「うちの場合は異性の双子なので、食器やスプーンなどは全部2人分用意しました。男の子は青色の食器、女の子はピンクの食器にしてわかりやすいようにしていました」(2歳児ママ)
離乳食開始の頃は家にある食器を代用しながらあげていたけれど、離乳食が進み始めてきたので食器を2人分購入したというママの声もありました。2人分の食器を用意するのは大変かもしれませんが、かわいいおそろいの食器を用意すれば離乳食の時間も楽しく感じられそうですね。
椅子
「離乳食中期から、長い期間使えるハイチェアを2つ用意しました。ハイチェアを向かいあわせにして座らせると、お互い顔が見えるのがよいのか機嫌よく食べてくれました」(1歳児ママ)
「一人はローチェアに座らせて、一人は抱っこしながら離乳食をあげています。椅子に座ってる子がぐずったら、抱っこしている子と交換するなどして工夫しています」(11カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食が始まると椅子を用意しようと考えるママもいるようですが、2人分を一度に揃えるのかどうかで悩むこともあるようです。ローチェアやハイチェアなどはレンタルもできるようなので、使う期間や家の状況にあわせて準備に工夫ができるとよいかもしれません。
食事用エプロン
「離乳食を食べているとよくこぼれますし、2人いるときれいに拭いてあげている余裕もあまりないので、服が汚れないための食事エプロンをたくさん用意しました」(8カ月の赤ちゃんのママ)
食事用エプロンを多めに用意したママもいるようです。2人分用意したけれども、洗濯が間にあわず、追加でたくさん用意したというママの声もありました。
双子の離乳食をスムーズにあげるコツ
双子のママたちは、双子に離乳食をスムーズにあげられるようにさまざまな工夫をしているようです。離乳食をあげるコツについて聞いてみました。
離乳食をストックしておく
「夫が休日で余裕がある日に、離乳食を1週間分まとめて作り冷凍しています。必要なときに冷凍庫から出して解凍するだけなので手間も取らず、離乳食の準備が早くできるようになりました」(8カ月の赤ちゃんのママ)
スムーズに離乳食をあげるために、離乳食をまとめて作りストックしておいたママもいるようです。フリーザーバッグや製氷皿など家にあるものを上手に活用して、離乳食の準備をスムーズにできるとよいですね。
ベビーフードを活用
「離乳食を作るときに、ベビーフードのホワイトソースやコーンスープを活用しアレンジを楽しんでいます。外食のときはそのまま食べられるようになっているベビーフードを持参しています」(11カ月赤ちゃんのママ)
ベビーフードにはさまざまな種類があるようで、状況にあわせてベビーフードを使いわけて活用しているママもいるようです。主食になるベビーフードを常備しておいて、時間や余裕のないときに使っていたというママの声もありました。
家族に協力してもらう
「双子の上に5歳年上の娘がいるので、双子に離乳食をあげるのを手伝ってもらっています。おままごとが大好きなので、すすんで協力してくれます」(7カ月の赤ちゃんのママ)
ママ1人で離乳食をあげるのではなく、家族と協力することで負担も軽くなるのではないでしょうか。実家の母や妹に来てもらい、子どもに離乳食をあげるのを手伝ってもらったというママの声もありました。
双子の離乳食は進め方を工夫して
双子の離乳食では準備に時間がかかったり、2人同時に食べさせてあげたりと、大変に感じることもあるようです。離乳食の進め方は子どもの様子を見ながら進めていくとよいかもしれません。食器や椅子などの用意や、ベビーフードの活用など、状況に応じて工夫しながら、子どものペースにあわせて離乳食を進めていけるとよいですね。