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双子のチャイルドシートについて。選ぶときのポイントやつける位置
双子のチャイルドシートを用意するとき、どのようなものがおすすめなのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、レンタルなど用意の仕方やサイズ、回転式や新生児から長く使えるタイプなどの機能を参考にした選び方、軽自動車などでの設置位置についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
双子でもチャイルドシートは必要?
現在の法律では、「6歳未満にはチャイルドシートの着用義務」があり、双子でもこれは変わらないようです。チャイルドシートの着用義務は生まれたときからなので、車を使って退院を考えている場合は生まれる前までにチャイルドシートを用意しておくとよいようです。
双子専用のチャイルドシートはなく、1人1台ずつの準備が必要なことから、チャイルドシートを車に2台設置できるかどうかの確認をあわせてしておくのも大切かもしれません。
双子のチャイルドシートの用意の仕方は?
双子にチャイルドシートを用意するとき、購入したほうがよいのかレンタルで済ますほうがよいのか悩むママもいるかもしれません。実際に、ママたちがどのように用意したのか、聞いてみました。
購入した
「我が家は普段から車移動が多かったので、チャイルドシートは成長にあわせてレンタルするより購入したほうが安いだろうと夫と話して購入しました。子どもの成長による買い替えの出費を抑えるため、新生児期から長く使えるタイプを選びました」(30代ママ)
「ママ友からャイルドシートは子どもとの相性のよいものを選ぶのがおすすめと聞いたので、実際にお店で試してから購入しました。乗せ降ろしがしやすそうな回転式のタイプを選びました」(20代ママ)
チャイルドシートを購入したママもいるようです。他には、どのようなタイプのチャイルドシートを買ったらよいか迷ったため、短期でレンタルしてどのようなタイプが自分たちにあっているか確認してから購入したというママの声もありました。
レンタルした
「うちには自家用車がなかったので、チャイルドシートはレンタルしました。レンタカーを借りるときは、子どもが双子だということを伝え、回転式のチャイルドシートが後部座席に2台置ける車を選びました」(20代ママ)
「新生児から7歳頃まで使えるチャイルドシートは幅が広く、うちの軽自動車には2台並べて置くのが難しかったです。車で出かけることも少なかったので、1歳から使えるコンパクトなチャイルドシートを買うまでは、レンタルを利用していました」(30代ママ)
チャイルドシートをレンタルで用意したママもいました。頻繁に車を使う必要のない場合は、レンタルしたほうが買い替えの手間も必要なく管理面でも便利と考えるのかもしれません。
双子のチャイルドシートを選ぶときのポイント
双子のチャイルドシートを用意するときは、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。実際にママたちが意識したポイントについて聞いてみました。
対応年齢
「2人の成長にあわせて2台ずつ買い替えていくのは金銭面でも大変だと思ったので、できるだけ長い間使える、双子におすすめのタイプを店員さんに紹介してもらいました」(30代ママ)
チャイルドシートには、新生児から1歳頃まで使える乳幼児用や1歳から4歳までの幼児用、4歳から10歳までの学童用といった、子どもの年齢や成長にあわせたタイプがあるようです。なかには、クッションを外したり、背面をリクライニングすることで形をを変えながら新生児から11歳頃まで長く使えるタイプを選び、途中で買い替えをせずに済むようにしたというママの声もありました。
サイズ
「赤ちゃんの乗せ降ろしのしやすさから回転式のチャイルドシートが欲しいと考えました。うちで使っている5人乗りの車にも置けて、2台同時に回転させても当たらないサイズを探して買いました」(30代ママ)
「軽自動車の後部座席にも2台並べられるサイズのチャイルドシートを選びました。車内スペースが狭かったので、できるだけコンパクトなタイプにして、荷物が乗せられるようにしました」(20代ママ)
サイズからチャイルドシートを選ぶこともあるようです。ママのなかには、設置する車が軽自動車だったので、購入する前に試しに設置させてもらい、2台並べられるかや回転式などの機能が使えるか確認したという声もありました。
機能
「双子を育てているママ友から、回転式のチャイルドシートは赤ちゃんの乗せたり降ろしたりがスムーズにできるのでおすすめだと聞きました。実際に、寒い日など手早く車に乗せたいときにも楽だと感じました」(30代ママ)
「キャリー機能のついているタイプのチャイルドシートを選びました。赤ちゃんを寝かせたまま設置や持ち運びができるので、2人を抱っこせずにそのまま車から移動させることもできて便利でした」(20代ママ)
双子の赤ちゃんをスムーズに乗せたり、移動させたりできる機能からチャイルドシートを選んだママもいました。ママのなかには、チャイルドシートからベビーカーにもそのまま設置できるトラベルシステムのあるものを選んだという声もありました。
チャイルドシートをつける位置
双子のチャイルドシートをつけるとき、車のなかのどの位置につければよいか気になるママもいるかもしれません。実際に、双子を育てているママにどのように設置しているのか聞いてみました。
4、5人乗り
「我が家では5人乗りの乗用車の後部座席部分にチャイルドシートを2台乗せています。2人並んでいたほうが赤ちゃんたちも落ちつくようで、おしゃべりするようになってからは、楽しそうな声が後ろから聞こえてきました」(30代ママ)
4、5人乗りの車の場合、チャイルドシートは後部座席に2台並べて使っているようでした。軽自動車の場合も、ベビーカーなどの荷物を置くスペースを考えながら後部座席に2台設置したというママの声もありました。
7、8人乗り
「うちでは7人乗りの車を使っています。チャイルドシートの位置は2列目に2台置いています。中央がウォークスルーになっているタイプの車なので、大人が3列目に乗りたいときも特に不便に感じることはありません」(20代ママ)
「8人乗りのファミリーカーを使っています。2列目に2台置くと、3列目への乗り降りがしにくいので、3列目を使いたいときは1台を2列目に、もう1台を3列目と縦列するように設置し直すこともあります」(30代ママ)
7、8人乗りの車でも基本的には2列目に2台設置しているようでした。8人乗りで3列目も利用したいときは、チャイルドシートを縦列させるように置くと大人も乗り降りがしやすいかもしれません。その場合は、チャイルドシートが3列目にも設置できるかシートベルトの位置などを確認しておくとよさそうです。
双子のチャイルドシートを用意しよう
双子であってもチャイルドシートは、新生児期から必要のようです。用意の仕方として購入以外にレンタルを利用したママもいるようでした。選ぶときは、軽自動車でも2台並べられるコンパクトなサイズのものや回転式などの機能がついたものを選ぶのもおすすめかもしれません。
車に乗る人数などからチャイルドシートの設置位置を工夫して、楽しくお出かけができるとよいですね。