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双子のお食い初めをするとき。お食い初めの食器や料理の準備について
実際に用意した鯛やお膳の数は?
双子のお食い初めの準備をするとき、食器や鯛の数は2人で1つでよいのかや2人分用意した方がよいのか気になるママやパパもいるようです。今回の記事では、双子のお食い初めのために実際にママたちが用意したお膳の数や準備をするときのポイント、双子のお食い初めをするときに意識したことについてご紹介します。
双子のお食い初めをするとき
お食い初めとは、赤ちゃんの健やかな成長を願うお祝いの行事で、生後100日から120日頃に行うとされています。行う日は地域によって違いがある場合もあり、確実な決まりがあるわけではないようです。
双子を出産予定の家庭や双子の赤ちゃんを育てるママやパパのなかには、2人分のお膳を用意すべきかどうかや準備の仕方について知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、双子のお食い初めについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
双子のお食い初めのために準備すること
双子のお食い初めをするためには、どのような準備をすればよいのでしょうか。ママたちに、双子のお食い初めのために準備したことを聞いてみました。
食器選び
30代ママ
双子のお食い初めをしようと考えたら、最初に食器の用意をするとよいかもしれません。お食い初めで使う正式な器は、男の子は内側と外側が朱色、女の子は内側が朱色で外側が黒色と性別によって違いがあるようです。
ママのなかからは形式にこだわりすぎずに、今後の使いやすさを考えて実用的な器を選んだという声も聞かれました。
食事の用意
30代ママ
双子の育児をしながらお食い初め用に特別な料理を作ることが大変だったので、家庭で普段から作っている料理にしました。お椀毎に盛りつける料理に決まりがあることを母から教わっていたので、煮物や酢の物など料理の種類を考えて作った覚えがあります。
お食い初めのときは、親椀にご飯もの、汁椀にはお吸い物を。平椀には煮物などの温かい料理、つぼ椀にはお刺身や酢の物などの冷たい料理を盛りつけるという決まりがあるようです。双子の育児をしながらお食い初め用に手の込んだ料理を作るのが大変な場合は、それぞれの椀に乗せる料理の種類を意識して作り慣れた食事を用意するとよいかもしれません。
実際に用意したお食い初め膳の数は?
双子のお食い初めをするときに、ママたちはいくつお膳を用意したのでしょうか。実際に用意したお食い初め膳の数を聞いてみました。
1人に1つずつ2人分
40代ママ
我が家で双子のお食い初めをしたときは、1人に1つずつ、2人分のお食い初め膳を用意しました。双子の赤ちゃんとお食い初め膳をいっしょに撮った写真を見返すと、とても豪華に見えてよい記念になったと思います。
双子のお食い初め膳を、1人に1つずつ2人分用意したママがいるようです。2人分のお膳を用意するとその分の費用がかかるため、食器は普段から使用しているものを使うなどして出費の調整をしたという声も聞かれました。
2人で1つ
30代ママ
親椀と汁椀だけは2つ用意しましたが、その他の料理は2人で1つにしました。鯛を大きめのものにしたので、2人で1つでもお食い初めのお祝いの雰囲気が出てよかったです。
親椀と汁椀は2つ用意して、その他のお椀と鯛は2人で1つにしたという家庭もあるようです。親椀と汁椀を赤ちゃんの前にそれぞれ並べ、2人の真ん中に鯛などの他の料理を置くことでバランスがよくなり、お食い初めのお祝いの雰囲気がでたというママの声がありました。
双子のお食い初めをするときに意識したこと
双子のお食い初めをするときは、どのようなことに気をつけて行うとよいのでしょうか。ママたちに、双子のお食い初めをするときに意識したことを聞いてみました。
妊娠中に準備を進めておく
30代ママ
出産後に双子の育児をしながら、お食い初めの準備をするための時間を作ることは難しくなるのではと考えました。妊娠中にどのようなスタイルでお食い初めを行うのかを家族と相談しておき、食器の準備などをしておくとよいと思います。
双子の子育てが始まってからは、時間的にも体力的にもお食い初めの準備を進めることが難しくなることもあるかもしれません。食器や双子の赤ちゃんやママが着る洋服など、お食い初めで使用する予定のものは妊娠中から準備を始めておくとよさそうです。
時期にこだわりすぎない
40代ママ
我が家では、双子の育児に慣れてきて気持ちに余裕がもてるようになった頃にお食い初めのお祝いをしました。120日をすぎていましたが、ゆったりとした気持ちでお祝いすることができて、とてもよい時間になったと思います。
ママの状況や双子の赤ちゃんの様子にあわせて、時期にこだわらないでお食い初めを行った家庭もあるようです。ママのなかからは、双子のお食い初めを行うときは、家族みんなが穏やかな気持ちで赤ちゃんを囲んでお祝いすることができれば、伝統やしきたりはあまり気にしなかったという声も聞かれました。
家庭にあったスタイルで行う
40代ママ
上の子もいて双子のお食い初めの準備をすることが難しかったため、食器つきの仕出し料理の宅配サービスを利用しました。使用済みの食器をそのまま返すだけなので、準備や片づけでバタバタせずとてもよかったです。
家庭で双子のお食い初めの準備をすることが難しいと考えて、仕出し料理を利用したりお店の外食でお食い初めを行ったりした家庭もあるようです。お店でお食い初めを行ったママのなかからは、双子育児で家からあまり出ることができなかったので、久しぶりに外に出られてリフレッシュできたという声も聞かれました。
思い出に残る双子のお食い初めをしよう
双子のお食い初めをすることが決まったら、まずは食器選びから始めるとよさそうです。食器やお食い初め用の料理には、昔から伝わる伝統や習わしがあるようですが、しきたりにこだわらず家庭にあったスタイルで双子のお食い初めを行なったというママの声もありました。
双子のお食い初めで用意するお膳の数は、2人に1つずつ2人分を用意する他、親椀と汁椀以外の鯛など料理は2人で1つににするなど家庭によってそれぞれのようです。双子のお食い初めは、妊娠中から計画を立てて準備を行ったり、形式にこだわりすぎないようにしたりと、家族みんなが無理のないようにすることも大切なのかもしれません。
家族で双子の赤ちゃんを囲んで、思い出に残るお食い初めのお祝いができるとよいですね。
双子のお食い初めをしようと決めたらすぐに食器を選びました。伝統的な漆器から実用的なものまでさまざまな種類がありましたが、我が家では離乳食をあげるときにも使いたいと考え、プラスチック製の食器を用意した覚えがあります。