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沐浴とは赤ちゃんとの大切なスキンシップ。準備するアイテムや手順、ポイントなど
沐浴とはどういうものなのか知りたいママやパパもいるかもしれません。初めて沐浴をする場合、準備するアイテムや手順をしっかり確認しておきたい方もいるでしょう。沐浴で準備しておきたいものや沐浴方法、工夫できるポイントについてご紹介します。
沐浴とは
初めての赤ちゃんを迎える準備をしているママたちの中には、沐浴とはどういうものなのか知りたい方もいるかもしれません。
沐浴とは、赤ちゃんの体を清潔に保ち、全身状態を観察するために行うことのようです。また、沐浴はママやパパとのスキンシップにもなる、親子の大切なコミュニケーションの時間でしょう。
沐浴で使うアイテム
沐浴を始めるとき、必要なアイテムをそろえておくと安心ですね。タオルの枚数や便利なグッズ、また代用品などについてご紹介します。
ベビーソープ
ベビーソープは種類が多く、どのようなタイプのものを選んだらよいか悩むママも多いようです。
生まれたての赤ちゃんの肌にやさしいものを選ぶには、成分をしっかり確認すると安心でしょう。また、使いやすさを考えてワンプッシュで泡が出るベビーソープを選んだママもいるようです。きめこまかな泡が出るポンプタイプのベビーソープは、泡立てる必要がないので、ママがひとりで沐浴させるときにも洗いやすく活躍するかもしれません。
沐浴布
先輩ママや助産師さんからのアドバイスで沐浴布を準備したママもいれば、使用期間が短いことからほかの物で代用したママもいたりと、沐浴布の必要性はそれぞれのママによって異なるようです。
沐浴布を使うことで、赤ちゃんが安心したり、体温調節がしやすいなど、良い面もあるようなので、沐浴布を必要としない場合も、手ぬぐいや短肌着などで代用してもよいかもしれません。
タオル
沐浴後に赤ちゃんを包むタオルのサイズや枚数、素材などが気になる方もいるでしょう。
どのようなタオルを選ぶかは、素材や吸水性、速乾性、デザインなどに着目するとよいかもしれません。サイズや形もさまざまなものがあるようなので、赤ちゃんの肌に触れることを第一に考え、赤ちゃんにやさしいだけでなく、ママにとっても使いやすいタオルを準備できるとよいですね。
沐浴をするタイミングと手順
沐浴をする手順や、沐浴をするベストなタイミング、授乳との間隔についてご紹介します。
沐浴にベストなタイミング
沐浴の時間は基本的には決まっていないようですが、生活リズムを考えてだいたい同じ時間帯に行うとよいでしょう。
食後すぐに沐浴をすると、赤ちゃんが吐き戻しをしてしまうことがあるため、授乳直後のタイミングは避け、赤ちゃんの機嫌のよい時間帯を選ぶよう、助産師さんからアドバイスをもらったママもいるようです。
新生児期の赤ちゃんは、汗やおしっこ、うんちの回数も多いことから毎日沐浴をするのが望ましいようですが、赤ちゃんとママの体調を考えながら行うことを第一に、沐浴が難しいときは、温めたガーゼで優しくからだを拭いてあげましょう。
沐浴はママやパパが思っている以上に赤ちゃんの体力を使うようです。また、赤ちゃんが湯冷めをしないよう、1回の沐浴時間は5~10分程度を目安にすると安心ですね。
沐浴の方法
沐浴は、赤ちゃんにとって体を清潔に保つだけでなく、ママが赤ちゃんの全身の様子をみたり、スキンシップにもなる大切なお世話のひとつでしょう。沐浴をする手順をしっかり頭に入れておくと、赤ちゃんも安心して気持ちいい時間を過ごすことができそうです。
まず、ベビーバスにお湯をはり、赤ちゃんをベビーバスに入れます。ベビーバスに入れるときは、赤ちゃんの足からゆっくりとお湯につけ、首の下までお湯に入れてあげましょう。
次に顔と頭を洗い、そのあとに体を洗うとスムーズにできそうです。最後の上がり湯は洗面器にためたお湯を使ったり、水圧を弱くしたシャワーを使ったりして、それぞれのママがやりやすい方法を見つけてみましょう。
また、沐浴後はすばやく身支度できるよう、タオルやオムツ、下着をしっかり準備し、水分補給として授乳をしてもよさそうです。沐浴で不安そうな赤ちゃんが授乳で落ち着いたというママの声も聞かれました。
沐浴の期間
沐浴がいつからいつまでか知りたいママやパパもいるかもしれません。
新生児期の赤ちゃんは1か月程度はベビーバスなどで沐浴をするのが一般的でしょう。1か月検診などでお医者さんからの許可が出るタイミングで大人といっしょのお風呂に入る方が多いようです。
沐浴するときのポイント
沐浴時、ママやパパが手間取らないよう工夫できるポイントについてまとめました。
泣く理由を考えて対応する
沐浴中や沐浴が終わったあとに、赤ちゃんの機嫌が悪くなり、泣いてぐずる様子に戸惑うママもいるようです。
赤ちゃんが泣く理由には、眠かったりお腹が空いているなどの赤ちゃんの状態や、暑かったり、お湯や部屋の温度が合わないといった環境なども原因にあると考えているママもいるようです。
赤ちゃんの様子を見ながら、沐浴時間を調整したり沐浴後にすぐ水分補給ができるよう準備
したりして、泣く理由を考えながら対応しましょう。笑顔で声をかけながら、沐浴布で包み込むと、赤ちゃんも安心できるかもしれません。
沐浴の場所を変える
赤ちゃんの沐浴を行うとき、ベビーバスではなくシンクや洗面所を使用したというママもいるようです。季節によって沐浴をする場所を変更すると、室温調節も簡単にできてよいかもしれません。
衛生面や安全面に気をつけ、沐浴マットやシートなどの便利アイテムも活用しながら、ママやパパにとってベストな場所を見つけてみてはいかがでしょうか。
男女別の洗い方に注意する
赤ちゃんが男の子か女の子かで、体の洗い方も違ってくるかもしれません。男女別の体の洗い方で気をつけたいことをしっかり確認しておくと安心でしょう。
股部分の沐浴のやり方については、慎重になるママも多いようです。
男の子の場合は、陰嚢の裏側をしっかり洗い、シワの部分も伸ばして洗うように意識しましょう。陰部にすすぎ残りがないように気をつけることもポイントのようです。
女の子の場合は、陰部を強く洗いすぎないよう気をつけ、デリケートな場所なので優しく洗うと安心でしょう。
力加減なども含め、どのように洗えばよいか不安なときは産院先に聞いてみるとよいかもしれません。
沐浴で赤ちゃんとのスキンシップをしよう
沐浴とは、赤ちゃんの体を清潔にするだけでなく、ママやパパとの大切なスキンシップの時間のようです。
沐浴に必要なアイテムを事前にしっかり準備し、あらかじめ手順を確認しておくと安心かもしれません。沐浴時に予想していないことが起きた場合も焦らず落ち着いて対応することで、赤ちゃんも気持ちよく沐浴の時間を過ごすことができるでしょう。
親子で沐浴を楽しめるよう、自分にあったやり方と工夫を見つけてみてはいかがでしょうか。