出産にあわせてパパがやること。産前産後の準備や心構えなど

パパにしてもらって嬉しかったこと

出産にあわせてパパがやること。産前産後の準備や心構えなど

出産に向けた準備について、パパがやることにはどのようなものがあるのか気になる方もいるかもしれません。今回の記事では、パパができる出産前の準備や、手続きなど産後にパパがすること、パパからママへのメッセージや気持ちのこもったプレゼントなど、ママが嬉しかったことを体験談を交えてご紹介します。

パパになる準備をするとき

出産準備でパパがやることには、どのようなことがあるのでしょうか。出産前は生まれてくる赤ちゃんや入院するママのためのグッズを揃えたり、家の中を赤ちゃんを迎えられるように整備したりと、お腹が大きいママが1人でするには大変なことに協力できるかもしれません。

出産後も、体が回復していないママの代わりにパパができることはたくさんありそうです。実際に赤ちゃんを迎えたパパたちはどのような準備をしたのでしょうか。

また、ママがパパにしてもらって嬉しかったことについてママたちに聞いてみました。

出産前の準備でパパがやることやできること

出産前の準備でパパがやることやできることにはどのようなものがあるでしょうか。ママやパパに聞いてみました。


妊娠や出産に関する知識をつける

20代パパ
20代パパ

奥さんの妊娠がわかってもなかなかパパになるという実感がわきませんでしたが、両親学級に参加したことで心の準備ができました。そのときにお腹に7kgほどの重りをつけて妊婦体験をしたのですが、想像以上に重く驚きました。

30代パパ
30代パパ

妻から、妊娠週数に応じたママの状態やお腹の中の赤ちゃんの様子がイラストでわかるスマホアプリがあると聞き、ダウンロードしました。週数によって、どのようにママをサポートすればよいかのメッセージが届いたのでとても役に立ちました。

出産前に両親学級への参加やスマホアプリのダウンロードなどをパパがすることで、気持ちに変化が出たとの声がありました。他にも、育児書に目を通しておいて準備の参考にしたというパパの声も聞かれました。


赤ちゃんを迎えるグッズの準備をする

ベビー用品の準備
Africa Studio/Shutterstock.com
40代ママ
40代ママ

パパといっしょにベビー用品を買いに行っていたのですが、重い荷物はすべてパパが運んでくれたので助かりました。産まれてくる赤ちゃんを想像しながらいっしょに準備することができてよかったです。

パパもいっしょにベビー用品を買いに行くと荷物をもってもらえて助かるだけでなく、楽しい時間も共有できそうですね。他にも、ベビーベッドの組み立てや部屋のレイアウト変更などをして赤ちゃんを迎える準備をしたパパもいるようです。


緊急事態に備える

30代パパ
30代パパ

妻が安定期に入ったときに一度、職場に妊娠の報告をしたのですが、妊娠後期に入ってから改めて、急な出産にも対応できるように上司と話しあっておきました。実際に予定よりも早い時期の出産となったのですが、スムーズに休みをとることができたのでよかったです。

緊急時に備えて早めに職場や会社の上司に相談しておけば、急な休みのときでもママのサポートに向けて気持ちを集中することができるかもしれません。他にも、急な運転のためにお酒を控えていたというパパや、妊婦タクシーなどのインフラについて調べて出産の準備をしたというパパもいるようです。

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出産後にパパがやることやできること

出産後にパパがやることやできることにはどのようなものがあるのでしょう。出産後にパパがしたことを聞いてみました。


産後の手続きをする

40代パパ
40代パパ

我が家では赤ちゃんが産まれてから名前を決めたので、1週間くらい経ってから出生届を提出しました。ママは赤ちゃんのお世話で大変なので、自分で必要な物を準備して市役所へ行き、出生届や児童手当などの手続きをしました。

赤ちゃんの出生後、区役所や市役所などに行き、出生届などの手続きを行ったパパがいました。勤務先で健康保険の加入手続きを行うことも出産後の大切な仕事の1つのようです。


積極的に育児に参加する

30代パパ
30代パパ

我が家では、赤ちゃんの沐浴を僕が担当しました。最初はどう扱ってよいかわからず不安でしたが、今では赤ちゃんと触れあうことができる時間が毎日の楽しみです。

40代ママ
40代ママ

2時間おきの授乳で大変だったとき、パパがミルクの準備をしてくれたり哺乳瓶を洗ったりしてくれました。授乳後にはゲップの補助もしてくれたのでとても助かりました。

沐浴や授乳の準備などをパパがすることで、出産後のママの心と体が少しでも休まり嬉しかったというママの声がありました。他にも赤ちゃんが泣き止まなかったとき、ずっと抱っこして赤ちゃんをあやしてくれたパパもいるようです。

ママがパパにしてもらって嬉しかったこと

出産に関して、パパにしてもらって嬉しかったことをママたちに聞いてみました。


気持ちに寄り添ってくれた

20代ママ
20代ママ

出産後はわからないことばかりで毎日不安でしたが、仕事から帰ってきて疲れているときでもたくさん話を聞いてくれたのでありがたかったです。

出産前後は、パパがママの今の気持ちを聞いてくれるだけで心が落ち着くかもしれません。他にも、産後のママの状況を理解し気づかってくれたパパの行動から、自分や家族を想う気持ちが伝わったというママの声もありました。


プレゼントやメッセージをくれた

妊婦プレゼント
Syda Productions/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

出産した次の日、お見舞いにきたパパから感謝の気持ちをつづった手紙をもらいました。まだ体に痛みがあったのですが、とても幸せな気持ちになりました。

30代ママ
30代ママ

退院して家に帰ったら、ずっと欲しかったアクセサリーのプレゼントを用意してくれていました。出産時の思い出の1つとして大切に身につけようと思いました。

パパからの思いがけないメッセージやプレゼントに、嬉しい気持ちになったというママの声がありました。産後入院中の夜眠れなかったときに、パパが「これからいっしょにがんばろう」とメールをくれて嬉しいと感じたママもいるようです。


家事をしてくれた

30代ママ
30代ママ

以前、家事はすべて私に任せっきりのパパでしたが、出産後は慣れない料理や掃除をがんばってくれて嬉しく感じました。

パパが家事に協力してくれて嬉しかったというママの声がありました。産後の手伝いだけでなく、その後も家事と育児の分担を積極的にしてくれたパパもいるようです。

パパとママ2人で出産の準備をしよう

パパとママ
szefei/Shutterstock.com

出産前には、出産に関する知識をつけたり赤ちゃんグッズをママといっしょに揃えたりして赤ちゃんを迎える準備をしたパパがいました。産後には体がつらいママの代わりに書類の手続きなど、パパがやることやできることはたくさんありそうです。

出産をがんばってくれたママに感謝の気持ちを伝えたいときは、 パパからママへ気持ちのこもったメッセージやプレゼントを贈るとママも喜んでくれるかもしれません。出産の準備や産後の協力を積極的にパパがすることで、赤ちゃんとの新生活をスムーズに始められるとよいですね。

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