産休のタイミングはいつ?転職した場合も産休取得可能かについて

産休のタイミングはいつ?転職した場合も産休取得可能かについて

産休中のボーナスや手当などは?

2020.03.05

産休をどのタイミングから取得しようか迷うママもいるかもしれません。転職した場合は特に産休のタイミングについて悩むママもいるでしょう。今回は産休やその報告のタイミングについて、体験談を交えながら紹介していきます。

産休について

産休とは産前休業と産後休業のことです。

産前休業は出産予定日の6週前(双子以上の場合は14週前)から、請求して取得することができるようですが、産後休業は一般的に出産翌日から8週間までは就業できません。6週後以降に本人が請求して医師が認めた場合には就業できる決まりになっているようです。

会社は、労働者の妊娠・出産・産前産後休業を取得したことなどを理由として、労働者を解雇することが法律で禁止されています。

出典:あなたも取れる出産・育休/厚生労働省

産休タイミングはいつ?

産前休業は、出産予定日の6週間前から任意で自由に開始日を決めることができます。産後休業は、産後8週間の休みを取るように決められています。産休のタイミングは産前休業を取得するか、産後休業だけにするかによっても異なるようですが、体調などを見ながら出産予定日を考えながらタイミングを検討するとよいでしょう。

また転職直後の場合、転職してすぐに産休が取れるのか不安になったり、産休のタイミングに悩むママもいるかもしれませんが、産休に取得条件はないため、法律的には転職直後でも産休を取得することができます。

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産休の報告について

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産休を報告したタイミングついての体験談を集めてみました。


妊娠がわかってすぐに報告した

30代ママ
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妊娠がわかってすぐ、上司に話しました。初めての妊娠だったので、出産経験のある上司に相談するという意味で報告し、どのタイミングで産休を取るかなどについても教えてもらい、安定期に入ったときに会社に報告して産後休業を取得する意思を伝えました。部署には特に早めに報告したことで、引継ぎなどもスムーズに行うことができたのでよかったです。

上司が出産経験者だと報告しやすいという声がありました。また早めに報告することで、引継ぎが早くできるので業務にも支障が出ずらいというのも大切なポイントでしょう。


お腹が目立つようになってから報告した

40代ママ
40代ママ

男性の多い職場で、いつ報告しようかと迷っていましたが、結局お腹が大きくなった5カ月ころになりました。もっと早く報告してくれれば忙しい時期も考慮できたのに、と上司に言われ、かえって心配させていしまったようです。本当は産前休業も考えていましたが、タイミング的に無理があったので、産後休業のみとなりました。報告が早いのに越したことはないんだな、と思いました。

男性の多い職場ではいつ報告しようか迷ったいう声が複数ありました。男性でも妊娠した社員の仕事を配慮したいと思う人は多いようなので、なるべく早めに報告しておくとよいでしょう。特に産前に産休を取りたい人は早めの対応がよさそうですね。


妊婦検診が始まるタイミングで報告した

聴診器
iStock.com/mkurtbas
30代ママ
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妊娠がわかって、妊婦検診が始まるタイミングに合わせて報告しました。みんな喜んでくれて、少し早めに産休を取ることをすすめられ、そのための引継ぎをすぐに始めることができました。最終日のタイミングでお菓子を配る用意をしていったら、サプライズでパーティーを開いてくれて感動しました。

職場のみんなが妊娠を喜んでくれた、という声もありました。早めに伝えれば引継ぎもスムーズで余裕をもって産休に入れそうですね。

産休のときのボーナスや手当について

産休中のボーナスや手当はどうなるのでしょうか。


産休中のボーナス

産休中のボーナスについては、会社によって就業規則が違うようなので確認する必要があるでしょう。

在籍している場合はボーナスが支給されるという場合はボーナスの支給日に産休中で出勤していなくても在籍しているのでボーナスはもらえる権利があるようです。またそれ以外では、ボーナスの評価期間ずっと休業していた場合はボーナスがもらえない場合が多いようですが、働いていた時期が少しでもあるならば、その分はもらえるようです。


産休中に受けられる手当

産休でもらえる手当に関しては、まず出産育児一時金があり、赤ちゃん1人につき42万円支給されるようです。出産育児一時金は会社を介さずに、個人で病院との手続きとなるので、早めに手続きをしておきましょう。

また出産手当金は会社での手続きが必要ですが、出産日以前42日(双子以上の多胎であれば出産日以前98日)から出産の翌日以後56日までの範囲に会社を休んだ健康保険加入者がに支給される手当とされてます。1日あたり「支給対象者の標準報酬日額の3分の2に相当する金額」を休んだ日数分支給してもらえる制度のようです。

出典:出産、育児、介護等との両立/厚生労働省

産休のタイミングを計画して報告しよう

ソファでリラックスする妊婦
iStock.com/kokoroyuki

産休をとるタイミングをしっかり考えておくと、仕事の引継ぎスームーズに行えたり、プライベートでも安心して出産や出産後の育児の計画を立てることができそうです。

妊娠が分かったら、なるべく早い段階で仕事場の人に相談し、円滑に産休に入れるようにしたいですね。

2020.03.05

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