ぬいぐるみを自力で直したい目やひげなどのパーツ別、穴やほつれなどのケース別の修理

ぬいぐるみを自力で直したい目やひげなどのパーツ別、穴やほつれなどのケース別の修理

用意したものやママたちの工夫ポイント

2020.02.27

ぬいぐるみのひげや目が取れてしまったときの直し方が知りたいママもいるのではないでしょうか。縫い目がほつれたり、穴があいてしまったぬいぐるみを直したいと考える場合もあるかもしれません。今回の記事では、ぬいぐるみの修理方法についてひげや目、口などのパーツ別、型崩れやほつれ、穴などのケース別の直し方などについてご紹介します。

ひげや目などのパーツの修理方法

今回は、ぬいぐるみの修理方法についてママたちの体験談をもとにご紹介します。

ぬいぐるみのひげや目などのパーツが取れてしまったときに、自分で直したママもいるようです。まずは、ぬいぐるみのパーツ別に修理方法をママたちに聞いてみました。


ひげの直し方

ぬいぐるみとソファに座る子ども
TierneyMJ/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

フェルトでできたねこのぬいぐるみのひげが取れてしまったときに、樹脂製のひげ用パーツを用意して自分で直しました。ピンとした固めの素材で、ひげをつけたい部分に刺しこんでから手芸用接着剤で接着しました。

30代ママ
30代ママ

きつねのぬいぐるみに黒い糸で刺繍してあったひげがほつれてしまったことがあります。同じ色の刺繍糸を用意して、丁寧にひげを刺繍しました。

ひげ用のパーツを用意したり、刺繍したりなどさまざまな直し方を試したママの声がありました。透明なテグスを使いたい長さに切って、ひげの素材として使ったママもいるようです。


目の直し方

30代ママ
30代ママ

ぬいぐるみの目が片方取れかけていたときに、古い糸を外して新しく縫いつけました。目のパーツの後ろに糸を通すためのループがついており、ボタンのように縫いつけることができました。

30代ママ
30代ママ

娘のお気に入りのぬいぐるみの目が片方取れそうになったとき、修理してくれるお店に持って行きました。目はぬいぐるみのパーツの中でも目立つので、素材や生地とのバランスなどを相談できて良かったです。同じ形のものがなかったので、両目とも修理してもらいました。

ぬいぐるみの目のパーツには、ボタンのように縫いつけるタイプや生地を挟んで留めるワッシャー式の他、接着剤で貼りつけるものなどさまざまなタイプがあるようです。新しくパーツを用意するときは、仕上がりのイメージの他に直し方も考えながら選ぶとよいかもしれません。同じ素材・生地が見つからないときは、両目とも交換した方がいいこともあるでしょう。

目はぬいぐるみのパーツの中でも目立つ部分なので、修理してくれるお店を探して持って行ったという声もありました。形や素材などパーツの細かい部分まで相談できるようです。


口の直し方

20代ママ
20代ママ

テディベアの口を刺繍して直したことがあります。鼻の下から「逆Y字」の形に刺繍し、目立たない部分に玉留めを作って糸を始末しました。

ぬいぐるみの口を刺繍して直したママがいるようです。ぬいぐるみ用の長くて丈夫な縫い針を使うとやりやすかったというママの声も聞かれました。


鼻の直し方

30代ママ
30代ママ

子どもが犬のぬいぐるみを気に入っていたのですが、鼻の糸がほつれてきてしまいました。鼻は刺繍で作られているようだったので、同じ色の刺繡糸を探して修理しました。曲線だったので、針を手に刺さないように気をつけながら縫いました。

ぬいぐるみの鼻は目と同様、さまざま素材で作られています。刺繍の場合は修理できることが多いですが、プラスチックなどの素材の場合は交換が難しいこともあるようです。そのような場合は、ぬいぐるみを修理してくれる手芸店などに相談した方がいいかもしれません。

刺繡をして修理する場合は、針の取扱いに注意しましょう。


手の直し方

40代ママ
40代ママ

子どもがいつも持っていたぬいぐるみの手の縫い目が裂けてしまって、中の綿が出てきてしまいました。補強も兼ねて返し縫いをして修理しました。

ぬいぐるみの手の縫い目が裂けてしまったときに返し縫いをして修理したというママの声がありました。

修理するパーツによって、縫い方を工夫するといいかもしれません。

【ケース別】ぬいぐるみの修理方法

続いて、ほつれや型崩れ、穴などのケース別にママたちの直し方について、ご紹介します。


ほつれた縫い目の直し方

ぬいぐるみを補修する手元
Purino/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

祖父母が娘にプレゼントしてくれたぬいぐるみの縫い目がほつれて、中身の綿が出てきてしまったことがあります。家にある裁縫セットからぬいぐるみの生地と似た色の糸を使って、まつり縫いをして直しました。

ほつれた縫い目を直すときは、縫い目が目立たないようにぬいぐるみの生地と似た色の糸を使うとよいかもしれません。再びほつれることがないよう、縫い目の間隔を細かくしてしっかり縫い閉じたというママの声も聞かれました。


毛の抜けた部分の直し方

30代ママ
30代ママ

ぬいぐるみの毛が抜けてハゲたところに毛糸を縫いこむようにして直しました。ぬいぐるみの毛の色や質感と似たポリエステルの毛糸を用意し、縫いこむときは毛糸針を使います。

ぬいぐるみの毛が抜けた部分に毛糸を使って毛を増やすようにして直したママがいるようです。ぬいぐるみが汚れているときは一度きれいにしておくと、実際の毛の色に似た材料をさがしやすいかもしれません。


型崩れの直し方

20代ママ
20代ママ

くまのぬいぐるみの中綿がへたれて型崩れしてしまったので、お尻の部分の縫い目をほどいて新しい綿と詰め替えました。手芸用の綿を詰めるときは、少しずつほぐしてから丁寧に詰めるのがポイントです。

長年使用したぬいぐるみは、中身の綿などがへたって型崩れしてしまうこともあるかもしれません。新しくぬいぐるみの中身を交換することで、新品のようなふわふわの感触に戻ったというママの声も聞かれました。


穴の直し方

20代ママ
20代ママ

小さな穴があいたときは、ぬいぐるみと同じ色の糸を使い、内側から針を通して生地を寄せてコの字縫いで縫って直しました。

穴が大きいときは、内側からぬいぐるみと同じ色の布を当て、ボンドでつけたというママがいました。縫い目が目立ちにくいように、糸や生地の色、縫い方に気をつけながら穴を直せるとよいですね。

大事なぬいぐるみのお手入れ方法は?

子どものお気に入りのぬいぐるみの縫い目がほつれてしまったり、型崩れしてしまったりしたときに、元のように直したいと考えるママもいるかもしれません。

ママたちに、大事なぬいぐるみのお手入れに関するお悩みを聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

娘は、3歳の誕生日プレゼントにもらった猫のぬいぐるみをとても大事にしています。以前、引っ張った拍子に猫のひげがとれてしまいました。お店でひげを交換してくれるのか、自分で修理した方がいいのか知りたいです。

20代ママ
20代ママ

私が子どもの頃に遊んでいたくまのぬいぐるみを娘にあげたところ、気に入って毎日のように抱っこしたりお世話をしたりして遊んでいます。長年の使用による縫い目のほつれなどが気になりましたが、自分で修理できるかわからずそのままになっています。

ぬいぐるみを修理したいけれど、お店に持って行った方がいいのか、自分で修理していいのか悩んでいるというママの声がありました。また、修理方法が知りたいママもいるようです。思い出の詰まったぬいぐるみをお手入れして大切に使えるとよいですね。

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日頃からできるぬいぐるみのお手入れ

ぬいぐるみをよい状態に保つために、日頃からできるお手入れにはどのようなものがあるのでしょうか。ママたちに聞いたぬいぐるみのお手入れの仕方をご紹介します。


汚れを落とす

20代ママ
20代ママ

ぬいぐるみに汚れがついたら、早めに落とすようにしています。中性洗剤を使って部分洗いしてから、よくすすいで陰干しをしました。

ぬいぐるみを洗う場合は、洗えるタイプどうか素材をよく確認しておくとよいかもしれません。

ぬいぐるみを水につけると色落ちしそうだと考えて、濡らして固く絞ったタオルなどで叩くように汚れを取ったというママの声も聞かれました。


ほつれが小さいうちに直す

30代ママ
30代ママ

ぬいぐるみの縫い目のほつれなどを見つけたら、なるべくほつれが小さいうちに直すようにしています。子どもがほつれた部分をさわって広げないよう、直すまでは子どもの手が届かない場所に保管しておきました。

ぬいぐるみの修理が必要な部分が広がらないよう、ほつれなどが小さいうちに直すことを意識したママがいるようです。修理が必要なところがないか、定期的にぬいぐるみをチェックしてもよいかもしれませんね。

ぬいぐるみを直して大事に使おう

家でテディベアと遊ぶ幸せな幼い女の子
TierneyMJ/Shutterstock.com

今回の記事では、ぬいぐるみについてひげや目、口などのパーツ別、型崩れやほつれ、穴などのケース別に修理方法などについてご紹介しました。

ぬいぐるみがほつれたり、目や口などのパーツが取れてしまったりしたとき自分で直したいと考えるママがいました。

ぬいぐるみの直し方は、毛糸を用意してハゲた部分に縫い込んだり、型崩れをしたぬいぐるみの中綿を新しいものに交換をするなどさまざまな方法があるようです。

ひげや目、口、手などのパーツは、縫いつけや刺繍などぬいぐるみのタイプにあわせてやり方を考えるとよさそうです。縫い目がほつれたり、穴があいたときは、縫い目が目立たないように糸の色などに気をつけて範囲が小さいうちに直すこともポイントかもしれません。

こまめにぬいぐるみをお手入れして、大事に使えるとよいですね。

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