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ぬいぐるみの直し方。ひげなどのパーツ、穴やほつれの修復
用意したものやママたちの工夫ポイント
ぬいぐるみのひげや目が取れてしまったときの直し方が知りたいママもいるのではないでしょうか。縫い目がほつれたり、穴があいてしまったぬいぐるみを直したいと考える場合もあるかもしれません。今回は、ひげや目、口などぬいぐるみのパーツ別の直し方と型崩れやほつれ、穴などの直し方などについてご紹介します。
大事なぬいぐるみを直したい
子どものお気に入りのぬいぐるみの縫い目がほつれてしまったり、型崩れしてしまったりしたときに、元のように直したいと考えるママもいるかもしれません。
ママたちに、大事なぬいぐるみをどのようにお手入れしているのか聞いてみました。
30代ママ
20代ママ
私が子どもの頃に遊んでいたくまのぬいぐるみを娘にあげたところ、気に入って毎日のように抱っこしたりお世話をしたりして遊んでいます。長年の使用による縫い目のほつれなどが気になったので、裁縫道具などを使って修理しておきました。
ママたちのなかには、ぬいぐるみを自分で直した方もいるようです。思い出の詰まったぬいぐるみをお手入れして大切に使えるとよいですね。
今回は、ぬいぐるみの直し方についてママたちの体験談をもとにご紹介します。
【ケース別】ぬいぐるみの直し方
ママたちから聞いたぬいぐるみの直し方について、ほつれや型崩れ、穴などのケース別にご紹介します。
ほつれた縫い目の直し方
20代ママ
祖父母が娘にプレゼントしてくれたぬいぐるみの縫い目がほつれて、中身の綿が出てきてしまったことがあります。家にある裁縫セットからぬいぐるみの生地と似た色の糸を使って、まつり縫いをして直しました。
ほつれた縫い目を直すときは、縫い目が目立たないようにぬいぐるみの生地と似た色の糸を使うとよいかもしれません。再びほつれることがないよう、縫い目の間隔を細かくしてしっかり縫い閉じたというママの声も聞かれました。
毛の抜けた部分の直し方
30代ママ
ぬいぐるみの毛が抜けてハゲたところに毛糸を縫いこむようにして直しました。ぬいぐるみの毛の色や質感と似たポリエステルの毛糸を用意し、縫いこむときは毛糸針を使います。
ぬいぐるみの毛が抜けた部分に毛糸を使って毛を増やすようにして直したママがいるようです。ぬいぐるみが汚れているときは一度きれいにしておくと、実際の毛の色に似た材料をさがしやすいかもしれません。
型崩れの直し方
20代ママ
くまのぬいぐるみの中綿がへたれて型崩れしてしまったので、お尻の部分の縫い目をほどいて新しい綿と詰め替えました。手芸用の綿を詰めるときは、少しずつほぐしてから丁寧に詰めるのがポイントです。
長年使用したぬいぐるみは、中身の綿などがへたって型崩れしてしまうこともあるかもしれません。新しくぬいぐるみの中身を入れ替えることで、新品のようなふわふわの感触に戻ったというママの声も聞かれました。
穴の直し方
20代ママ
小さな穴があいたときは、ぬいぐるみと同じ色の糸を使い、内側から針を通して生地を寄せてコの字縫いで縫って直しました。
穴が大きいときは、内側からぬいぐるみと同じ色の布を当て、ボンドでつけたというママがいました。縫い目が目立ちにくいように、糸や生地の色、縫い方に気をつけながら穴を直せるとよいですね。
ひげや目などのパーツの直し方
ぬいぐるみのひげや目などのパーツが取れてしまったときに、自分で直したママもいるようです。ママたちに聞いたぬいぐるみの直し方を、パーツ別にご紹介します。
ひげの直し方
20代ママ
フェルトでできたねこのぬいぐるみのひげが取れてしまったときに、樹脂製のひげ用パーツを用意して自分で直しました。ピンとした固めの素材で、ひげをつけたい部分に刺しこんでから手芸用接着剤で接着します。
30代ママ
きつねのぬいぐるみに黒い糸で刺繍してあったひげがほつれてしまったことがあります。同じ色の刺繍糸を用意して、丁寧にひげを刺繍しました。
ひげ用のパーツを用意したり、刺繍したりなどさまざまな直し方を試したママの声がありました。透明なテグスを使いたい長さに切って、ひげの材料として使ったママもいるようです。
目の直し方
30代ママ
ぬいぐるみの目が片方取れかけていたときに、古い糸を外して新しく縫いつけました。目のパーツの後ろに糸を通すためのループがついており、ボタンのように縫いつけることができます。
ぬいぐるみの目のパーツには、ボタンのように縫いつけるタイプや生地を挟んで留めるワッシャー式の他、接着剤で貼りつけるものなどさまざまな種類があるようです。新しくパーツを用意するときは、仕上がりのイメージの他に直し方も考えながら選ぶとよいかもしれません。
口の直し方
20代ママ
テディベアの口を刺繍して直したことがあります。鼻の下から「逆Y字」の形に刺繍し、目立たない部分に玉留めを作って糸を始末しました。
ぬいぐるみの口を刺繍して直したママがいるようです。ぬいぐるみ用の長くて丈夫な縫い針を使うとやりやすかったというママの声も聞かれました。
日頃できるぬいぐるみのお手入れ
ぬいぐるみをよい状態に保つために、日頃からできるお手入れにはどのようなものがあるのでしょうか。ママたちに聞いたぬいぐるみのお手入れの仕方をご紹介します。
汚れを落とす
20代ママ
ぬいぐるみに汚れがついたら、早めに落とすようにしています。中性洗剤を使って部分洗いしてから、よくすすいで陰干しをしました。
ぬいぐるみを洗う場合は、洗えるかどうか素材をよく確認しておくとよいかもしれません。
ぬいぐるみを水につけると色落ちしそうだと考えて、濡らして固く絞ったタオルなどで叩くように汚れを取ったというママの声も聞かれました。
ほつれが小さいうちに直す
30代ママ
ぬいぐるみの縫い目のほつれなどを見つけたら、なるべくほつれが小さいうちに直すようにしています。子どもがほつれた部分をさわって広げないよう、直すまでは子どもの手が届かない場所に保管しておきました。
ぬいぐるみの修理が必要な部分が広がらないよう、ほつれなどが小さいうちに直すことを意識したママがいるようです。修理が必要なところがないか、定期的にぬいぐるみをチェックしてもよいかもしれませんね。
ぬいぐるみを直して大事に使おう
ぬいぐるみがほつれたり、目や口などのパーツが取れてしまったりしたとき自分で直したいと考えるママがいました。
ぬいぐるみの直し方は、毛糸を用意してハゲた部分に縫い込んだり、型崩れをしたぬいぐるみの中綿を新しいものに交換をするなどさまざまな方法があるようです。
ひげや目、口などのパーツは、縫いつけや刺繍などぬいぐるみにあわせてやり方を考えるとよさそうです。縫い目がほつれたり、穴があいたときは、縫い目が目立たないように糸の色などに気をつけて範囲が小さいうちに直すこともポイントかもしれません。
こまめにぬいぐるみをお手入れして、大事に使えるとよいですね。
娘は、3歳の誕生日プレゼントにもらった猫のぬいぐるみをとても大事にしています。以前、引っ張った拍子に猫のひげがとれてしまったので、ぬいぐるみを修理してくれる専門店で新しくひげをつけてもらいました。