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子どもと楽しむ手作りおもちゃのアイディアや作るときのポイント
紙や布など、身近なもので子どもが遊ぶおもちゃを手作りしたいと考える方もいるでしょう。子どもといっしょに作る過程も楽しめる手作りおもちゃのアイディアや、作るときのポイントをシーン別、年齢別にまとめました。
【シーン別】手作りおもちゃのアイディア
子どもと日々遊ぶなかで、「こんなおもちゃがあったら子どもがよろこびそう」とイメージすることもあるかもしれません。
フェルトや布、色画用紙など身近なものを使った手作りおもちゃのアイディアを、シーン別にご紹介します。
室内遊び
室内で遊ぶために赤ちゃん向けのおもちゃとして、ガラガラやぬいぐるみを作ったママがいるようです。
ガラガラをペットボトルで作る場合は、中に入れるビーズやフェルトなどを赤ちゃんが誤飲しないよう、キャップはしっかりと締め、ビニールテープやマスキングテープをしっかりと巻き付けるとよいでしょう。好きなシールでデコレーションし、持ち手となるキャップ部分は、チェアソックスをかぶせるとよいようです。
ぬいぐるみを作るときは、赤ちゃんが触ったときに心地よいと感じるような生地や、手作りするときに扱いやすい生地など、素材選びを工夫しているという声がありました。赤ちゃんが握りやすい、抱きしめやすいサイズ感を意識することも、ぬいぐるみを手作りする上で重要なポイントのようです。
子どもが成長し、ごっこ遊びを始めると、食べ物モチーフやレジなどのおもちゃを手作りしたいと考えることもあるでしょう。ゼリーは、色画用紙やカラーセロハンを使って簡単に作ることができるようです。実際のゼリーやプリンの空き容器使うことで、リアルなおもちゃが作れそうですね。
ティッシュの空き箱と段ボールを使って、レジのおもちゃを手作りしたという声もありました。数字を書いたペットボトルのキャップや切り抜いた段ボールを貼ると、実際のレジのように指でボタンを押すようにして楽しむことができそうです。
外遊び
公園や庭などで外遊びをするときに、自宅にあるもので飛行機やペットボトルシャワーを作ってみてはいかがでしょうか。
割りばしを骨組みにしたり、牛乳パックなどの紙よりも固い素材のものを羽根の部分に使ったりすれば、いろいろなパターンの飛行機を作ることができるようです。飛行機は室内でも遊べますが、外だとより広いスペースで飛ばすことができるので、子どももよろこびそうです。
ペットボトルシャワーは、ペットボトルの底やふたに穴を空け、水を入れるとシャワーのようになる手作りおもちゃのようです。夏場にプールで遊ぶときや、お風呂で遊ぶときにも活躍しそうですね。
乳児期の手作りおもちゃのアイディア
乳児期の赤ちゃんは、徐々に色や音に反応したり、動くものを目で追ったりするようになるようです。また、手に取ったものを口に持っていくこともあるでしょう。
乳児向けにおもちゃを手作りするときは、赤ちゃんが舐めたり口に入れることを考え、おもちゃのサイズや素材に注意するとよいようです。また切り口や角などでケガをしないよう、丸く切る、テープを巻くなどの加工や、簡単に手入れができるよう、拭きやすい、洗いやすい工夫することも重要なポイントでしょう。
子どもが乳児期の頃にどのようなおもちゃを作ったのかママたちに聞いてみたところ、さまざまな手触りを楽しめるよう、フェルトやガーゼなどいろいろな素材の布を使ってにぎにぎや布絵本を手作りしたという声がありました。
ハイハイをするようになったら、カプセルの中に鈴やビーズを入れて作る、音の鳴るボールや、牛乳パックと段ボールを組み合わせて作る、ハイハイをしてのぼるおもちゃなどを手作りしたママもいるようです。赤ちゃんの成長や好みに合わせた工夫ができるとよいですね。
幼児期の手作りおもちゃのアイディア
子どもが1歳を過ぎ、できることが増えてくると、知育要素を取り入れたおもちゃを手作りしたいと考える方もいるでしょう。
フェルトで作るドーナツは、ごっこ遊びのほかにも、穴に紐を通したり、わなげをしたりと、幅広い遊び方ができるようです。フェルトの色を変えていつくか作ると、見た目がカラフルになり、子どもも気に入ったという声もありました。
子どもが描いた絵を使って、オリジナルのパズルを作ったというママもいるようです。絵の裏面に段ボールを貼り、パズルのピースになるようにカッターで切ると、簡単にパズルができ上がります。子どもの成長に合わせて、ピースの数を増やしていくのもよいですね。
子どものおもちゃを手作りするときのポイント
子どものおもちゃを手作りするとき、どのようなポイントを考えたり工夫したりするよいのでしょうか。
40代ママ
30代ママ
私は子どもといっしょに手作りする時間を楽しむようにしています。ペットボトルでマラカスを作ったときは、子どもにビーズを入れてもらうお手伝いをしてもらいました
20代ママ
我が家では色とりどりの洗濯ばさみを用意して、洗濯ばさみと同じ色の色画用紙に挟んで色を覚えるゲームをしています。思い立ったらすぐ遊ぶことができ、指先を使うことでハサミを使う練習にもなるようです
おもちゃを手作りするときは、子どもが安全に遊べるよう工夫するという声がありました。子どもは肌がやわらかく、また口に入れてしまうこともあるため、危険が及ばないよう細部まで気を配るとよいでしょう。
子どもがまだ小さくいっしょに工作をするのが難しい場合でも、ビーズを入れるなどできることをお手伝いしてもらうとよいですね。完成度の高いおもちゃでなくても、自宅にあるものを組み合わせるだけの知育ゲームを楽しんでいるというママの声もありました。
手作りおもちゃは子どもに合わせてさまざまな工夫を
手作りのおもちゃは、子どもの成長や好みに合わせて作ったりカスタマイズしたりできるのが魅力でしょう。子どもが乳児期の頃は、舐めたり口に入れることを考え、おもちゃのサイズや素材に注意が必要です。また切り口や角などでケガをしないような加工や、簡単に手入れができるよう工夫することも大切でしょう。
子どもが幼児期になると、作る過程もいっしょ楽しめることに加え、自分の手で作ることで仕組みや構造を理解でき、手先の器用さや創造性を養うことにもつながりそうです。五感を使って遊ぶことができるよう、音や色合いなどさまざまな工夫を凝らすとよいでしょう。
ママたちが作ったおもちゃのアイディアや作るときのポイントを参考にして、子どもがよろこぶおもちゃが手作りできるとよいですね。
子ども用のおもちゃを手作りするときは安全面に配慮しました。牛乳パックでけんだまを作ったときは、切り口で手を切らないよう、テープで縁取りました