離乳食に役立つりんご。時期別の進め方やレシピ、活用できるシーン
離乳食のりんごはいつから?加熱はいつまで必要か
離乳食にりんごはいつから取り入れられるのかや、レシピが知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。冷凍方法やいつまで加熱が必要か気になることもあるでしょう。今回は、りんごを使った離乳食の進め方や、離乳食初期、中期、後期、完了期のりんごを使ったレシピ、活用できるシーンについてご紹介します。
りんごは季節を問わず入手しやすくとても身近な果物ですよね。離乳食にりんごを使う場合は、いつから取り入れることができるのでしょうか。いつまで加熱が必要かや、冷凍して使えるかという点もあわせて調べてみました。
厚生労働省の資料によると、りんごなどの果物は離乳食初期から取り入れることができるようです。初めて与えるときはすりおろして加熱したものや果汁から取り入れ、少しずつ様子を見ながら進めましょう。
りんごは生でも食べることができますが慣れない時期は加熱しましょう。いつまで加熱するかは、初期頃や後期頃までなど家庭によってさまざまなようです。
調理や下ごしらえの済んだりんごは、ラップに包んだり保存用密封袋に入れたりして、冷凍保存できるようです。生のりんごは、皮つきのままくし切りにするか丸ごと袋に入れて冷凍保存しましょう。
りんごを使った離乳食のレシピが気になることもあるでしょう。離乳食初期、中期、後期、完了期の進め方とあわせてご紹介します。
厚生労働省の資料によると、生後5カ月から6カ月頃が離乳食初期とされています。調理形態は、なめらかにすりつぶした状態にして、赤ちゃんの体調や機嫌などにあわせて進めていきましょう。
ブレンダーなどでペースト状にしたりんごをお粥に混ぜたり、食べ慣れた食材とあわせてレシピをアレンジするとよいかもしれません。
生後7カ月から8カ月頃が離乳食中期とされています。調理形態は舌でつぶせるかたさで、1日2回食の食事のリズムをつけていくとよいでしょう。
りんごとヨーグルトを和えるなど、食材を増やしながらアレンジしていくとよいかもしれません。
生後9カ月から11カ月頃の離乳食後期は、1日3回食へ進めていき、歯ぐきでつぶせるかたさを目安に調理するとよい時期です。
手づかみ食べが始まる時期でもあるので、赤ちゃんの様子にあわせて手づかみしやすいレシピを取り入れるとよいでしょう。
生後12カ月から18カ月頃の離乳食完了期は、1日3回の食事のリズムを大切にする時期になります。調理形態は歯ぐきで噛めるかたさがよいでしょう。
離乳食卒業に向けて、レシピのバリエーションを増やしていったり、手づかみ食べや食感が楽しめるレシピにするとよいかもしれません。
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離乳食のりんごにはいろいろな活用方法があるようです。活用できるシーンをご紹介します。
りんごはさわやかな甘味があるため、赤ちゃんの苦手な食材と混ぜて使うと食べてくれることもあるかもしれません。ブレンダーなどでなめらかにすると扱いやすいでしょう。
柔らかくなるまで加熱しブレンダーなどですりつぶしたりんごは、ドレッシングとしても使えるようです。りんごはくせの少ない味わいなので、さまざまなサラダと合いそうですね。
その他の活用できるシーンもKIDSNAの記事で紹介をしています。
離乳食初期から使えるりんごは、離乳食づくりで活躍する食材のひとつと言えるでしょう。甘味があり、冷凍できるなど調理もしやすいため、簡単に取り入れることができそうですね。
赤ちゃんの苦手な食材があるときや、体調不良などでいつもの離乳食が食べにくいときにもりんごを試してみるとよいかもしれません。
離乳食にりんごを活用し、赤ちゃんが食事を楽しむことができるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2020年2月17日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。