離乳食作りにブレンダーは必要?ミキサーとの違いやおかゆなどの離乳食レシピ

離乳食作りにブレンダーは必要?ミキサーとの違いやおかゆなどの離乳食レシピ

2018.06.20

離乳食作りにブレンダーが必要か考えたとき、少量でも調理できるのかや、ミキサーとの違いはどのような部分なのかと気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、ブレンダーとミキサーの違い、ブレンダーを使うメリット、おかゆやにんじん、ほうれん草を使った離乳食の段階別のレシピをご紹介します。

離乳食作りにブレンダーは必要だった?

離乳食作りにブレンダーやミキサーは必要なのでしょうか。実際にママたちが、離乳食作りにブレンダーを使ったのか聞いてみました。


必要と思って用意した

「ミキサーを持っていましたが、ママ友に離乳食を作るときはブレンダーも便利と聞いて用意しました。おかゆの裏ごしや茹でた野菜を刻む、つぶすといった作業が短時間でできたので、離乳食作りが楽しくなりました」(生後6カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食の準備は、赤ちゃんが寝ている間などのなるべく短時間で済ませたいという考えで、離乳食作りにブレンダーを用意したママもいるようです。


必要と感じなかった

「離乳食作り用のキットを出産時にお祝いとしていただいたので、ブレンダーは用意しませんでした。離乳食の期間の中でおかゆや野菜をトロトロの状態にするのは短かかったので、特に必要と感じませんでした」(生後9カ月の赤ちゃんのママ)

ブレンダーは用意せず、離乳食用の小型のおろし器やすり鉢などがセットになったものを用意し、必要に応じて使い分けていたというママもいました。他には、スプーンの背を使ってつぶしていたというママの声もありました。

ブレンダーとミキサーの違い

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iStock.com/DragonImages

ブレンダー、ミキサーのどちらも刃が回転し、野菜などの固形の食材を砕いてドロドロの状態にすることが得意のようです。同じ機能なので欧米ではブレンダーと統一して呼ばれているようですが、日本の家電売場などでは、据え置きタイプをミキサー、ハンディタイプをブレンダーと呼び分けることがあるようです。それぞれの違いとしては、ミキサーは据え置き型のため専用の容器を使うのに対し、ブレンダーは容器を選ばず鍋などに直接ブレンダーを挿入して使えることのようです。

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ブレンダーのメリット

実際にママたちは、ブレンダーにどのようなメリットがあると感じて使っていたのか聞きました。


少量でも調理しやすい

「離乳食初期の頃は、食事の量があまり多くないので、おかゆなど少量作るときにはブレンダーが便利でした」(生後6カ月の赤ちゃんのママ)

ブレンダーは少量でも調理できることから、1回の食事量が少ない離乳食初期でも使いやすいと感じたママもいました。他には、少量の調理のときはブレンダー、ほうれん草やにんじんのペーストを多めに作って冷凍ストックするときはミキサーと、使い分けていたという声もありました。


洗い物が減る

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「ブレンダーは鍋に直接入れて使えるので、調理時の洗い物が少ないのがメリットだと思います」(生後8カ月の赤ちゃんのママ)

「洗うのは先端の刃の部分だけでなので、お手入れがしやすく気にいっています。赤ちゃんのお世話で、片づけを後回しにしても洗い物が少ないと思うと気が楽です」(生後9カ月の赤ちゃんのママ)

ブレンダーは鍋やボウルに直接入れて作業できるので、使用する調理器具も少なく
済むようです。家族の食事の準備に、離乳食が加わると、準備や片づけにかかる手間も増えるので、洗い物が少ないとママは嬉しいかもしれませんね。


収納しやすい

「ハンドルと刃物の部分が分解して収納できるタイプを使っています。収納するときに場所を取らないので、よく使う調理道具といっしょにしまっておいても気になりません」(生後10カ月の赤ちゃんのママ)

ブレンダーは使用後、パーツごとに分けてコンパクトに収納できるといったメリットもあるようです。収納しやすく、使いたいときにサッと取り出すことができると、離乳食作りをするときにも気軽に取り出せそうですね。

ブレンダーを使った離乳食レシピ

実際にママたちがブレンダーを使って作った離乳食レシピを、離乳食の段階別にご紹介します。


【初期】ほうれん草のおかゆ

「10倍粥を炊いたら、なめらかなポタージュ状になるまでブレンダーにかけます。ほうれん草は葉先を柔らかく茹で、水にとってアク抜きしてから粗刻みにし、少量のだし汁を加えブレンダーでペースト状にし、適量をおかゆに混ぜたらでき上がりです」(生後6カ月の赤ちゃんのママ)

基本のおかゆにほうれん草のペーストを加えたレシピです。おかゆを炊いている間にほうれん草のペーストを準備したり、おかゆやほうれん草ペーストは事前に作りおきして1回分を冷凍ストックするなど調理方法に工夫すると、よりスムーズに離乳食の準備ができるかもしれませんね。


【中期】りんごとにんじんの煮物

「にんじんとりんごを一口大に切り、水を張った鍋ににんじんを入れ、火にかけます。にんじんに火が通ったらりんごも加えて柔らかくなるまで煮たら、ブレンダーで荒くつぶしてできあがりです」(生後8カ月の赤ちゃんのママ)

ブレンダーを使うことで、1つの鍋で調理が完了でき、片づけもスムーズに済みそうなレシピです。にんじんをかぼちゃにしたり、りんごをレーズンにしたりと、食材を変えることでいろいろなバリエーションを楽しめるかもしれません。


【後期】さつまいもだんご

「さつまいもとりんごは皮をむき、小さく切ったあと、さつまいもは水に浸してアク抜きします。鍋にさつまいもとりんごを入れ、ひたひたになるよう水を加えたら、水分がなくなり柔らかくなるまで煮ます。ブレンダーでつぶしたら風味付けにバターと少量の牛乳を加え、小さなだんご状に丸めてでき上がりです」(生後10カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食後期になって、手づかみ食べのメニューを作るときにもブレンダーが活躍するようです。また、熱いうちにさつまいもをつぶすといった工程も、ブレンダーを使うことで作業しやすくなりそうですね。


【完了期】豆腐ハンバーグ

「鶏胸肉を一口大に切ってから、豆腐や調味料といっしょにボウルに入れ、ブレンダーでつぶします。スティック状に成形してから焼いてでき上がりです」(1歳1カ月子どものママ)

ブレンダーは、肉をミンチにしたり、ほかの材料と混ぜたりする場面でも使えるようです。家族分いっしょに下ごしらえして、味付けする前に離乳食分を取り分けて調理すると時短にもつながりそうですね。

ブレンダーを使って離乳食作りを楽しく

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おかゆやにんじん、ほうれん草などの裏ごしが短時間でできたり、洗い物が少なくなることから離乳食作りにブレンダーが必要だと感じたママもいるようです。また、調理したい量によってミキサーとブレンダーを効率よく使い分けることができるのではないでしょうか。ブレンダーの特徴に合った使い方で離乳食作りが手軽になるよう工夫してみてはいかがでしょう。

2018.06.20

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