春が近づくと、女の子を持つママやパパはひな祭りの準備をしようと考える時期かもしれません。ひな人形や飾り付け、女の子らしいかわいい料理でひな祭りを家族みんなで楽しめたらよいですよね。今回は、ひな祭りの由来や準備する料理に含まれた意味、簡単にアレンジできるひな祭りらしいレシピなど、まとめてご紹介します。
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3月3日はひな祭りです。一般的にひな祭りというと、女の子の成長を願う風習として親しまれていますが、それにはどのような由来があるのでしょうか。
桃の節句であるひな祭りは、和紙で作った人形を川に流し災いを払う風習である、中国の「流し雛」が元になり、貴族階級の女児のなかで流行していた「ひいな遊び」と結びついて現在のひな祭りになったといわれています。
ひな祭りに子どもの健やかな成長を願ってお祝いしたいとき、どのようなことをしたらよいか考えるママやパパもいるかもしれません。
地域や家庭によって違いはあるものの、ひな人形を事前に準備したり、ひな祭りにふさわしいご飯を作る家庭が多いようです。また、記念になるようかわいい衣装を着せたり、お花や飾りで部屋を彩るようなアイディアもあるようです。
ひな祭りを飾り付けするとき、女の子らしい、かわいい雰囲気が出せると子どもも喜ぶかもしれません。
ひな人形を飾るときに気になることが、飾る期間ではないでしょうか。実際には地域によって差があり、一般的な立春頃から2月中旬にかけて飾る家庭もあれば、雨水の日である2月18日か19日に飾る場合もあるようです。
また、ひな人形をしまう日としては、3月6日頃の啓蟄の日(けいちつのひ)を選んだり、寒い地域では、空気が乾燥しているため旧暦でいう4月3日を目安に片づけるところもあるようです。
ひな人形の傷みや虫が付くことを避けて、ひな祭りが終わったらすぐに片づける家庭も多いようですが、それぞれの家庭や地域の風習を大切にしながら、家族で相談し合って飾る期間を決められるとよいですね。
ひな祭りの歌にもあるように、お雛様といっしょに飾るぼんぼりにも意味や由来があるようです。
ぼんぼりとは、ろうそくを立てる燭台(しょくだい)に長い柄をつけて紙や絹などで覆った照明を指し、江戸時代の結婚式にぼんぼりを灯したことに由来して、ぼんぼりがひな祭りに飾られるようになったともいわれています。
ぼんぼりを子どもといっしょに工作したり、お弁当にぼんぼりをモチーフにしたおかずを入れるなど、子どもと楽しむアイディアがたくさんあるようです。
ひな祭りが近づくと、窓際にカラフルなつるし飾りをしている家庭を見かけることがあるかもしれません。
つるし飾りは、高価なひな人形の代わりに、小さな人形などを手作りして持ち寄ったという江戸時代からの由来があり、赤ちゃんが衣食住に困らないようにという願いが込められているそうです。つるし飾りを飾るときは、子どもに由来や意味なども伝えられるとよいですね。
ひな祭りの料理といえば、ちらし寿司やはまぐりなどを連想する方も多いでしょう。そのような料理だけでなく、ひし餅やひなあられなどのお菓子にも、それぞれ子どもの成長を願う大切な意味合いがあるようです。
子どもの幸せと成長を願いながら、家族でおいしく食べられるレシピを作って食卓を楽しく囲みましょう。
ちらし寿司はいろいろな食材が入っていて、見た目も華やかなため、子どもに人気のメニューかもしれません。透明なカップに入れたり、具材を花形にするなど、ちらし寿司を楽しく食べられる工夫をしてみましょう。
ひな祭りにはまぐりの料理を用意する地域もあるでしょう。日頃はまぐりをメニューに取り入れる機会が少ないと、どのようなレシピでアレンジするとよいか悩むママやパパもいるかもしれません。
はまぐりがおいしく食べられる旬の時期は2月から4月頃で、ひな祭りの時期とも重なるため、縁起物としてレシピに取り入れてみましょう。シンプルな味付けのお吸い物は香りが引き立ち、献立のアクセントになるかもしれません。
桜餅やひし餅のような和菓子やひなあられなどは、ひな祭りをより華やかにするお菓子でしょう。
桜餅はピンク色が桃の節句らしく、女の子の成長を祝うひな祭りにぴったりかもしれません。また、ひし餅は赤と白と緑の色合いにそれぞれ厄払い、純白、長寿などの意味があり、焼いたり煮たりすることで、子どもが食べやすいように工夫できるようです。
色とりどりのお菓子を玄関などに飾って、ひな祭りを楽しんでもよいでしょう。
ひな祭りに飾るものや用意する食べ物には、子どもの健康と幸せを祈る意味合いがあります。それぞれにどのような意味や由来があるのか、子どもに伝えながらひな祭りの準備を進めると、より一層楽しめるかもしれません。
地域や家庭の風習を大切に、華やかな飾り付けやおいしいレシピで、親の思いがたっぷり詰まった素敵なひな祭りにしましょう。
2020年03月03日
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