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ひな祭りにぼんぼりを飾ろう。飾る意味や折り紙での作り方など
ぼんぼりに見立てたお弁当のレシピも紹介
ひな祭りにお雛様といっしょに飾るぼんぼりの意味や、子どもと楽しむ簡単な工作方法が知りたいママもいるかもしれません。今回の記事では、ぼんぼりの意味や折り紙などを使ったぼんぼりの折り方、立体的なぼんぼりの製作方法と、お弁当にぼんぼりモチーフを使いたい場合の作り方をママたちの体験談を交えてご紹介します。
ひな祭りのぼんぼりを飾ろう
ひな祭りにお雛さまといっしょに飾るぼんぼりにはどのような意味があるのでしょう。ママのなかには子どもにわかりやすく伝えたり、手作りして楽しむ方法を知りたいといった声もありました。
そこでひな祭りにぼんぼりを飾る意味とあわせて、ママたちに子どもとの楽しみ方を聞いてみました。
ぼんぼりを飾る意味とは
ぼんぼりとは、ろうそくを立てる燭台(しょくだい)に長い柄をつけて紙や絹などで覆った照明を指すようです。江戸時代には、結婚式は夜に行われるのが一般的だったことから、暗い部屋を照らすためにぼんぼりを灯したことに由来して、ぼんぼりがひな祭りに飾られるようになったともいわれています。
また、ぼんぼりの明かりが周りを「ほんのり」と照らす様子が転化して、「ぼんぼり」と呼ばれるようになったといういわれもあるようです。
子どもとの楽しみかた
「季節の行事を身近に感じて欲しいと思い、毎年子どもとひな祭りには工作を楽しんでいます。子どもの年齢によって材料や作り方を変えることで、子どもの成長を感じる機会にもなると思います」(30代ママ)
「ひな祭りの時期には、幼稚園に通う娘のお弁当にも工夫をしています。お雛さまのデコ弁当を作り、ぼんぼりをモチーフにしたおかずも添えてお弁当でも季節を楽しんでもらうようにしています」(30代ママ)
ひな祭りに子どもとぼんぼりを工作したり、お弁当にぼんぼりのモチーフを取り入れて楽しむこともできるようです。ぼんぼりがあると、主役のお雛さまを引き立ち賑やかなひな祭りになるかもしれませんね。
今回は、実際にママたちが製作した工作や折り紙、お弁当おかずレシピをご紹介します。
ぼんぼりの簡単な工作方法
ぼんぼりを工作するにはどのような製作方法があるのでしょう。ここでは、風船に和紙を貼りつけて製作する立体的なぼんぼりの工作方法をご紹介します。
用意したもの
風船、和紙、工作用のり、キャンドル型のLEDライト
作り方
1.好みの和紙を小さくちぎります。
2.土台になる風船を膨らませます。(風船の大きさがぼんぼりの大きさになります)
3.工作用のりで隙間が開かないように風船に和紙を貼っていきます。(LEDライトにかぶせるので、下の方は和紙を貼らないであけておきます)
4.工作用のりが乾いたら、風船を割って取り出します。
5.LEDライトにかぶせるように取りつけて完成です。
和紙をちぎって風船に貼っていくという簡単な手順なので、小さな子どもといっしょに楽しめるかもしれません。ママのなかには、年長の子どもと作ったとき、ピンク色の和紙で花模様を作って貼りつけるなどオリジナリティのあるぼんぼりの工作もできたという声もありました。
折り紙のお雛さまとぼんぼりの作り方
身近にある折り紙を使って、子どもとひな祭りの工作を楽しみたいママもいるかもしれません。折り紙を使ったお雛さまやぼんぼりの簡単な折り方をご紹介します。
お雛様の折り方
1.折り紙を裏表に置き、下から1/3の部分で上に折り返します。
2.右端から1/3の部分で左に向かって折り返します。
3.裏の白い部分が上にくるように向きを変えたら、下の角を少し裏側に折り返します。
4.上の白い部分にお雛さまの顔をマジックなどで書けば折り紙のお雛さまの完成です。
少ない手順で作れるようなので、小さな子どもとでも簡単にお雛さまの工作ができるかもしれません。折り紙の色味を変えたり、柄つきの和紙風の折り紙などを使っても、楽しめるかもしれませんね。
ぼんぼりのちょうちんの折り方
1.白い折り紙を三角に二回折ります。
2.三角のなかに指を入れて開き、つぶしてひし形を作ります。反対側も同じようにします。
3.四角の角を取るように、四隅を少しずつ内側に折り返して裏返せば、ぼんぼりの上部分の完成です。
ぼんぼりの支柱の折り方
1.黒い折り紙を縦半分に切ります。
2.縦半分に折って開き折り目をつけたら、折り目に向かって両サイドを半分に折ります。
3.裏返して表側を向けたら、半分より少し下で折り返します。折り返した部分をさらに半分に折り、裏返します。(この部分が土台になります)
4.左右から中央に向かって半分に折り、土台になる部分に指を入れて開きつぶし、裏返せば柄の完成です。
最後に、ぼんぼりのちょうちんと柄の部分を組みあわせて裏側からテープで留めれば完成です。
一度覚えてしまえば簡単な手順でできるようで、子どももいっしょに楽しめるかもしれません。ママのなかには、ぼんぼりの上の部分の折り紙を和紙や千代紙など柄が入った折り紙で作ったら、かわいいぼんぼりができたという声もありました。
ひな祭りのお弁当のぼんぼりレシピ
ひな祭りに子どもに作るお弁当には、お雛さまのおにぎりなど、ひな祭りらしいメニューを作るママもいるかもしれません。ママたちがひな祭りに作ったお雛さま弁当にあわせた、ぼんぼりモチーフのおかずレシピを聞いてみました。
うずらのぼんぼり
「細く切った海苔を、うずらの卵に均等に貼り、下からピックを刺し込めば完成です。おかずの一つとして、おにぎりで作ったお雛さまに添えたところ、『かわいくて食べやすかった』と子どもにも喜ばれました」(30代ママ)
うずらでぼんぼりを作り、ひな祭りのお弁当のおかずにするのもよいかもしれません。水煮になっているうずらを使えば、忙しい朝でもさっと一品作ることができるかもしれませんね。
キャンディーチーズのぼんぼり
「カニカマの赤い部分を細く裂いたものを4本作ります。キャンディーチーズに均等に貼りつけていきます。カニカマが長すぎる場合はカットします。ピックを刺したら完成です。チーズとカニカマは相性もよかったようで、子どもから『また作って』と好評でした」(20代ママ)
キャンディーチーズの形をぼんぼりに見立てたおかずを作ったママもいるようです。一口サイズで食べやすいのも、子どものお弁当に使いやすいポイントのひとつかもしれませんね。
幼稚園によってはピックが使えない場合もあるようなので、事前に確認しておくと安心かもしれません。
ぼんぼりの工作やお弁当でひな祭りを盛り上げよう
ひな祭りを楽しむ方法として、お雛さまだけでなくぼんぼりの意味を伝えたり、ぼんぼりをモチーフにした工作やお弁当を作るのもよいかもしれません。折り紙で作る折り方や、立体的なぼんぼりの簡単な作り方など工夫して、子どもとひな祭りの季節を楽しめるとよいですね。