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ひな祭りに子どもと楽しむ和菓子。桜餅や菱餅、アレンジお菓子まで
ういろうやひなあられなどの手作りレシピ
ひな祭りで、子どもと和菓子を楽しみたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、桜餅や菱餅などひな祭りで食べているお菓子にはどのようなものがあるのかや、ういろうなどの手作り和菓子レシピ、子どもに和菓子を用意するときの工夫について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
ひな祭りに子どもと和菓子を楽しみたい
「桃の節句」とも呼ばれるひな祭りのお祝いを、子どもといっしょに楽しみたいと考えているママもいるのではないでしょうか。日本の伝統的なお祝いらしく、和菓子を作ったり食べたりしてすごしたいと考えることもあるかもしれませんね。ママたちに話を聞いてみました。
「日本の行事らしく、ひな祭りでは和食や和菓子を楽しめたらよいなと思っています。子どもにも食べやすい和菓子のレシピがあれば知りたいです」(30代ママ)
「我が家ではちらし寿司やはまぐりのお吸い物を用意してお祝いをするのが定番ですが、子どもも大きくなってきたので今年はひな祭りらしい和菓子をいっしょに手作りできたらよいなと思っています」(40代ママ)
子どもといっしょに作れる和菓子のレシピや、子どもが食べやすい和菓子について知りたいと考えるママもいるようです。ママたちはひな祭りでどのように和菓子を取り入れているのでしょうか。
ひな祭りの和菓子
ひな祭りで食べる和菓子にはどのようなものがあるのでしょう。ひな祭りに子どもと食べている和菓子をママたちに聞いてみました。
桜餅
「春らしい和菓子で見た目もピンクでかわいらしいので、我が家ではひな祭りに桜餅を食べています。あんこの優しい甘さが子どもにもちょうどよいです」(30代ママ)
ひな祭りに桜餅を食べる理由にはさまざまな説があるようですが、桃の節句の桃色にちなんでピンク色の桜餅が食べられるようになった、端午の節句に柏餅と対となるように春らしい桜餅が食べられるようになったなどの説があるようです。東日本と西日本では生地の材料や形が違うので、交互に用意して食べ比べをしているというママの声もありました。
菱餅
「ひな祭りをきちんとお祝いしたいと思い、それぞれの色に意味がある菱餅を毎年用意しています。角をちぎって丸くしながら食べるのが縁起のよい食べ方と聞いたので、ちぎりながら楽しんで食べています」(40代ママ)
菱餅の赤には厄払いや桃の花、白には純白や残雪、緑には草木の芽吹きや長寿の意味があるそうです。子どもがお餅をあまり食べないので、菱餅風のゼリーやおこしを用意したというママの声もありました。
ひなあられ
「子どもが手軽に食べられるので、我が家のひな祭りのお菓子はひなあられが定番です。子どもは白のあられの味が好きらしく、白のあられだけがすぐになくなります」(20代ママ)
ひなあられは一般的に桃、緑、黄、白の4色で四季を表し、1年健康ですごせるようにとの意味があるそうです。色によって味が違うので、子どもとどの味がよいかを話したり好きな味を交換して楽しんでいるというママの声もありました。
ひな祭り向けアレンジ和菓子レシピ
ひな祭りに食べる和菓子を手作りできたらよいですよね。ひな祭りに手作りできる、子どもにも食べやすいアレンジ和菓子レシピをママたちに聞いてみました。
3色どら焼き
「どら焼きの生地を2つに分けてそれぞれに赤と緑の食紅を混ぜたら、フライパンで焼いて冷まします。固めに泡立てた生クリームをピンクと緑の生地ではさめば、菱餅風になって彩りがきれいです」(30代ママ)
生地や具に工夫をすることで3色のどら焼きを手作りすることができるようです。生地に味をつけたい場合は、さくらの花チップやよもぎパウダーを入れたりするとよいかもしれません。
いちごういろう
「ボウルにつぶした苺と砂糖、小麦粉、水を加えてなめらかになるまで混ぜ、耐熱のバット入れたらレンジで全体が半透明になるまで加熱します。冷蔵庫で冷やしてからスティック状に切ると、子どもにも食べやすくなります」(20代ママ)
いちごと電子レンジで、かわいらしいピンク色のういろうを作ることができるようです。いちごを他の果物や野菜に変えると、さまざまなバリエーションのういろうを作ることができそうです。
カラフルひなあられ
「薄切り餅を細かく切って乾燥させ、オーブンシートにくっつかないように広げたらオーブンで焼き色がつくまで焼きます。フライパンに好きな野菜パウダーと砂糖、水、餅を入れ、ツヤがなくなるまで混ぜるのがからっとしたひなあられを作るポイントです」(30代ママ)
かぼちゃやにんじん、ほうれん草などの野菜パウダーを使って、簡単にひなあられが手作りできるようです。野菜パウダーの代わりに食紅でも代用できるそうなので、子どもの好きな味や色でさまざまな種類のひなあられを作ると喜んでもらえるかもしれません。
子どもに和菓子を用意するときの工夫
ひな祭りで子どもと和菓子を食べるときにはどのようなことに気をつけるとよいのでしょう。子どもに和菓子を用意するときの工夫をママたちに聞いてみました。
食べやすい大きさや味にする
「菱餅などのもちもちした食感のものは、大きすぎるとうまく噛めず食べにくいようです。のどに詰まらせないためにも、小さく切ってからあげるようにしています」(20代ママ)
「娘は桜餅についている桜の葉の塩気や風味が生地につくのが苦手なようでした。ひな祭りで和菓子を用意するときは、桜の葉を使わずに桜餅を手作りしました」(30代ママ)
子どもとひな祭りで和菓子を食べるときには、大きさや味に工夫をしたというママもいるようです。あらかじめ食べやすい大きさに切ってあげたり苦手なものを除いてあげると、子どもも食べやすいかもしれませんね。
かわいい盛りつけにする
「ひな祭りらしい見た目になるように、菱餅を花型のクッキー型で抜いて桃の花を表現しています。普段からお花のモチーフのものが好きなので、かわいいととても喜んでくれました」(30代ママ)
「和菓子を食べるときにもひな祭りのモチーフが近くにあったらよいなと思い、お皿の脇に折り紙で折ったひな人形を添えています。和紙で作ると華やかさが増してとてもきれいです」(40代ママ)
和菓子の形や飾りを工夫するなどして、女の子がよろこぶかわいい盛りつけになるようこだわったママもいるようです。ピンク色や花形、漆のお皿など、ひな祭りを連想させるような器を使うようにしたというママの声もありました。
手作り和菓子で子どもとひな祭りを楽しもう
ひな祭りで食べられる桜餅や菱餅には、さまざまな意味が込められているようです。ひなあられやういろうなどの和菓子も自宅で簡単に作ることができるようなので、レシピを参考にして手作りするのもよいかもしれません。和菓子の大きさや盛り付けを工夫して、子どもといっしょにひな祭りを楽しめるとよいですね。