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2歳児の遊び。子どもが楽しめる外遊びと室内遊び
いろいろなことが自分でできるようになり、成長を感じる2歳。この時期に、さまざまな遊び方で子どもといっしょに楽しく遊ぶことができるとよいですよね。今回は、ママたちの体験談をもとに、外遊びと室内遊びの遊び方についてご紹介します。
2歳児の遊びとは
2歳頃になると、歩いたり走ったりだけでなく、手を使わずに階段を上ることができたり、高いところからジャンプするようになったりと、活発に動くようになる子どももいるでしょう。
そんな2歳児が飽きずに楽しめる遊び方を知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。
ママたちの体験談をもとに、2歳児が楽しめる遊び方についてまとめました。
2歳児の外遊び
天気がよい日はできるだけ外でのびのびと遊べるとよいですよね。
2歳児が楽しめる外遊びについてご紹介します。
ボール遊び
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ボール遊びは、小さい頃から親子いっしょに楽しめる外遊びのひとつかもしれません。
ボールは転がしたり、投げたり、蹴ったりとさまざまな遊び方ができるので、子どもの成長に合わせながら、体を思いっきり動かして遊びましょう。
砂場遊び
公園に遊びに行くと、砂場遊びを楽しむ子どもたちをよく目にすることがあるのではないでしょうか。
砂の感触を楽しんだり、道具を使ったりといろいろな遊び方ができるようです。砂場遊びの道具は、100円均一ショップでも簡単に手に入るようなので、いろいろな種類の道具を揃えてみてはいかがでしょう。
シャボン玉
シャボン玉を吹くのが難しい2歳児でも、大きな輪の形をしたシャボン玉の道具を使えば、息を吹きかけるだけなので小さい子どもも楽しめるようです。
ほかにも、ママやパパが子どもに向けてシャボン玉を吹いて、子どもがシャボン玉を追いかける遊びをしたというエピソードも。最近では、面白いシャボン玉を作るおもちゃがたくさんあるようなので、親子で楽しめそうなアイテムをいっしょに選んでみましょう。
乗り物
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遊びの幅が広がるこの時期に、三輪車や自転車、バランスバイクなど、乗り物を取り入れる家庭もあるようです。
使用する期間や乗りやすさを考えて選び、安全のためにヘルメットを着用すると安心でしょう。うまく乗れないときやペダルをこげないときは、ゆるやかな傾斜を利用したり、ポジティブな声かけをしたりして、練習を楽しめるように工夫するとよいようです。
縄跳び
2歳になり、両足跳びができるようになったので縄を飛び越える遊びをしていたというママがいました。
2歳頃は、まだ年齢的にも縄跳びに馴染みがないこともあるようですが、きょうだいが縄跳びをしている姿を見て興味を持ったというママの声も聞かれました。
水遊び
2歳の子どもと海やプールにおでかけして、水遊びを楽しみたいという声がありました。
浮き輪や水鉄砲などのアイテムを持っていくと、家族みんなで楽しめそうです。海やプールに出かける際は、子どもが迷子になったり、思わぬハプニングにあわないよう、子どもから目を離さないよう意識することが大切かもしれません。
ごっこ遊び
広いスペースがある公園などに出かけたときは、みんなで移動しながら遊ぶ電車ごっこをしてみてはいかがでしょう。
地面に線路や駅を描いて、車掌さんや運転手さん役を決めて遊ぶと、子どもたちもイメージが沸いて、より楽しめそうです。歌を歌ったり、車内のアナウンスを真似るなど、子どもが喜ぶアイディアで遊び方をアレンジしてみましょう。
運動遊び
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体をいろいろ動かして楽しめる運動遊び。
両手両足を床につけて4本足で歩くくまさん歩きや、ハイハイで移動する犬さん歩きのように、動物に変身して体を動かしてみましょう。大人の足の間をトンネルに見立ててくぐらせたり、手で行き先を遮って踏み切りのようにしても面白いかもしれません。
2歳児の室内遊び
季節や気候が影響する子どもの遊び。暑い季節や寒い季節、雨の日など、外で遊ぶことができないときも、室内で楽しく子どもと遊べるとよいですよね。
2歳児が楽しめる外遊びについてご紹介します。
お絵描き
さまざまな形の線や丸を描いて、子どもが好きなように自由にお絵描きを楽しんではいかがでしょうか。
お絵描きにクレヨンを使うときは、口に入れても安全なもの、折れにくいもの、握りやすいもの、汚れを落としやすいものを選ぶとよさそうです。なかには、お風呂で使えるクレヨンもあるようなので、普段のお絵描きとは違った遊び方で楽しんでもよいかもしれません。
おもちゃ
おもちゃにはたくさん種類があって、どれを選ぶか迷うママやパパもいるでしょう。
ママたちにおもちゃ選びのポイントについて聞いてみると、体を動かせるもの、子どもの興味があるのもの、大人のまねができるものなど、さまざまな声がありました。
また、パズルや積み木など、子どもの能力を伸ばすような知育玩具で遊んでもよいかもしれません。いろいろな形や色を使った知育玩具だと、ひらがなや数字、アルファベットに自然と興味を持って、楽しみながら学べるようです。
絵本
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自我が芽生え始める2歳の大事な時期に、絵本の読み聞かせをしている家庭も多くあるでしょう。
また、この時期は読み聞かせている最中に、落ち着きがなくなったりぐずったりするときもあるかもしれません。驚きのあるストーリーや絵にインパクトのある絵本を選んで、子どもの興味をひきつけたという体験談もありました。
絵本の時間がより楽しくなるように、子どもが好きなジャンルやテイストの絵本を選んでみましょう。
工作
2歳頃になると、少しずつ自分一人でできるようになることが増え始め、室内で遊ぶときに工作をして楽しむママも多いようです。
トイレットペーパーの芯や新聞紙など、身近なものを使って、ちぎったりテープでつなげたりすると、子どもの自由な発想力を引き出せるかもしれません。ほかにも、折り紙や画用紙、紙コップ、紙皿など、家庭にある材料を使って遊ぶアイディアがたくさん聞かれました。
ごっこ遊び
ママやパパのまねをしたり、テレビや絵本などから影響を受けて演じるなど、自由にごっこ遊びを楽しんでいる子どももいるようです。
定番のおままごとだけでなく、お店屋さんごっこや乗り物ごっこ、まねっこ遊びも楽しいでしょう。遊ぶスペースや道具を準備して、親もいっしょに参加して楽しむことがごっこ遊びをするときのコツのようです。
歌遊び
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歌遊びは、事前に準備するものがなく、簡単に親子で楽しめる室内遊びかもしれません。
童謡はもちろん、手を動かしながら歌う手遊び歌やお気に入りのキャラクターの歌を歌っているというママの声もありました。歌の流れる絵本やおもちゃのマイク、楽器などを用意して、歌遊びを盛り上げましょう。
運動遊び
室内でも体を動かして遊べると、天気が悪いときものびのびと過ごせそうです。
歩いたり走ったりするだけでなく、少しずつ言葉を発するようになる2歳。子どもと向かい合うようにして床に座り、親子の間でボールを転がしたり、シーソーのように、ぎっこんばったんという擬音を声に出しながら遊んでも楽しいかもしれません。
粘土遊び
2歳になって初めて粘土遊びにチャレンジしたというママがいました。
幼児でも扱いやすい粘土は、小麦粉粘土や蜜ろう粘土、油粘土、紙粘土といった種類があるようです。それぞれ使用するシーンによってどの粘土を使うとよいか事前に確認しておくと安心でしょう。
粘土板や粘土ヘラ、型抜きなどの道具を使うと、子どもの自由な創造力で、ママやパパも驚くような作品ができるかもしれません。
2歳児の遊びを親子いっしょに楽しもう
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子どもが2歳頃になると、自分でできることが増え始め、遊びの幅もぐっと広がるようです。
季節がよいときは外に出て、ボールやシャボン玉、砂場遊びを楽しみましょう。子どもが喜びそうなアイディアで遊び方をアレンジすると、定番の遊び方も飽きずに楽しめそうです。
室内では、工作やお絵描き、粘土遊びのように、クリエイティブな遊び方で、子どもの創造力を無限に伸ばすことができるかもしれません。子どもの遊びにママやパパもいっしょに参加して、遊びの時間を充実したものにできるとよいですね。