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イヤイヤ期を楽しく乗り切る!2歳児におススメの遊びをご紹介
「魔の2歳」「イヤイヤ期」という言葉を知っていますか?個人差はありますが、自我が芽生え始めた2歳前後の子どもにへとへとになるママも多いのでは。そこで今回は2歳児の心身の発達に応じたいくつかの遊びをご紹介します。
2歳児の発達特徴
2歳児の身体
大きな特徴として「走る」「飛び降りる」「ボールを蹴る」「ジャンプをする」などができるようになってきます。
そのほかにも手先が器用になって絵本を1ページずつめくったり、きれいな「まる」が描ける様にもなってきます。できる動作が増えるということはそれだけ遊びの幅も広がっていくということです。親が一方的に働きかけていた赤ちゃん時代とは違い、親子一緒に遊びを楽しめるようになっていきます。
2歳児の精神
冒頭でも触れたように「魔の2歳児」の時期である2歳児。大人の指示に反発して「イヤ!」を繰り返したりかんしゃくを起こしたりします。
なぜこの時期にかんしゃくを起こしてしまうのかというと、2歳児はまだ自分の感情を周囲に上手く伝えることができず、そのもどかしさからかんしゃくを起こしてしまうのです。
それは精神の正常な発達が進んでいる証拠。ママはこの時期本当にイライラヘトヘトすることが日常ですが、成長を認め頑張って乗り切りたいものです。
2歳児におすすめの遊び
お天気のいい日はお外で思いっきり身体を動かし、子供も親もストレスを発散させる絶好のチャンスです。
まだ危険予知・回避行動が未熟な2歳児のために、公園などの車が来ない広い場所で遊びましょう。
ボール遊び
屋外でも屋内でも遊べる鉄板の遊び。子供はボール(丸いもの)が大好きです。
2歳児は公園の遊具で遊ぼうとしても他の大きなお友達のようには上手く遊べなかったりするので、かんしゃくを起こしたときなどにボールを取り出すと効果的です。
投げあったり蹴りあったりして一緒に親も楽しみましょう。
すべり台、鉄棒、ブランコなど
2歳児になると親の補助があれば遊具でも遊べます。
すべり台は登る時とすべる時になるべく親が下で待機しているようにしましょう。
ブランコは座らせてから親がゆっくり漕いであげます。
鉄棒はくるくると回ることができませんが、ぶら下がって遊ぶだけでも子供は十分楽しいようですよ。
おいかけっこ
広い芝生のある公園などでは追いかけっこもおすすめです。
「まてまて~」と追いかけられると子供は大はしゃぎしながら逃げていきます。
全身を使って思いっきり走るのは親子のストレス発散にも効果的ですよ。
次からは雨の日でもおうちで遊べる遊びをご紹介します。
ボール遊びなどはお外でもお家でも遊べますが、その他にもこんな遊びがあります。
かくれんぼ
目を離せない2歳児ではお外で「10数える間に隠れてね」といって目を瞑っている間に隠れさせるのは危険ですが、おうちの中では大丈夫です。
とはいえ扉や窓の施錠、洗濯機の蓋は閉めておく、浴槽の水を抜いておく・・・など危険なところに隠れないように対策をしてから行いましょう。
積み木遊び
2歳児は積み木を積んで遊ぶことができるようになります。0歳~1歳の頃のようにとにかくなめるだけ、といった状態から成長していますね。
難しいものは作れませんが、積んでいるだけで十分面白いようです。
ブロック遊び
2歳児は1~2歳向けの大き目のブロックをくっつけたりつなげたりして遊ぶことができるようになります。
2歳後半ぐらいからレゴブロックなどの小さめブロックを飲み込んだりしなくなりますが、まだそんなに手先が器用でなく小さなブロックは上手くつなげられません。
「1歳~遊べます」となっているブロックぐらいがちょうどいい感じです。
結構親も一緒に参加して楽しめます。
ついつい親が熱中してしまうこともしばしば・・・
お絵かき、シール貼り
まだ2歳児はクレヨンを握らせてもぐるぐるの丸を描くのが精一杯ですが、ぐるぐるの丸を画用紙に書いた上にシールをぺたぺた貼らせるととても喜びます。
なんだか前衛芸術のような作品が仕上がりますので、「うちの子天才かも!」と楽しく見守ってみましょう。
新聞ちぎり、チラシちぎり
捨ててしまう新聞やチラシも遊びに活用!
ちぎったり簡単な工作をして遊ぶことができます。
ビニールプールがあればその中にちぎった新聞紙やチラシをたくさん入れて、紙のプールを作ることもできます。
子供は紙をちぎるのも大好きですが、紙をシャワーのように散らすとさらに大はしゃぎ!
畳の部屋で遊ぶと、遊んだ後はちぎった新聞紙が掃除に使えて一石二鳥です。
まとめ
イヤイヤ期真っ只中の2歳児。とはいえイヤイヤは発達の大切なステップです。
遊びを通してストレスを発散させて、ご機嫌にさせちゃいましょう。
お外で身体を動かして思いっきり一緒に遊ぶことで、子のストレスも親のストレスも軽減できますよ。
室内遊びは子供が熱中しているスキに家事を少しずつ進める・・・といったことにも使えます。
危険を排除しつつ上手くいろいろな遊びを日常の中に取り入れてみましょう。