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イヤイヤ期を絵本で楽しく!種類や選び方、読み聞かせのコツ
どのような絵本がよい?
イヤイヤ期の子どもに絵本を読んであげたいけれど、どのような絵本がよいかや、じっとして聞いてくれないときの対応について悩むママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、イヤイヤ期の子どもに読んだ絵本の種類や選ぶときに意識したこと、読み聞かせるときのコツなどについて体験談を交えてご紹介します。
イヤイヤ期の子どもに絵本を選ぶとき
イヤイヤ期の子どもといっしょに楽しく読める絵本を選びたい、と考えている方もいるのではないでしょうか。イヤイヤ期の子どもに選ぶ絵本について、ママやパパの声を聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
イヤイヤ期真っただ中で、絵本を読み聞かせようとすることもイヤイヤします。どうしたら絵本に興味をもってくれるのか知りたいです。
子どもがイヤイヤ期のときに選ばれている絵本や、読み聞かせのコツが知りたいママもいるようです。実際にイヤイヤ期の子どもに絵本を読んでいたママやパパはどのように選び、どのように読み聞かせていたのでしょうか。
イヤイヤ期の子どもに選んだ絵本の種類
イヤイヤを題材にした絵本
20代ママ
子ブタのキャラクターが主人公のお話で、前から読むと「イヤイヤ」する子ブタ、後ろから読むと「すごいね」と言われる子ブタの物語になる仕掛けの絵本を選びました。最後は「大好きだよ」というメッセージにつながるようになっているので、読み聞かせの最後に娘を抱きしめています。
40代ママ
さまざまなシーンで「いやだいやだ」という女の子が登場する絵本を選びました。最後は「どうするの?」というフレーズで終わるので、子どもといっしょに「どうしたらいいかな?」と考えるきっかけになりました。
主人公のキャラクターが、イヤイヤ期の子どもと同じような行動をする内容の絵本を選んだママがいました。主人公のイヤイヤに対する絵本の登場人物のユニークな反応を見て、自分もそうしてみようと思えたというママの声もありました。
子どもといっしょに笑える絵本
40代ママ
ひょうきんなだるまのキャラクターが登場する絵本を選びました。繰り返しのリズムと予想外のだるまさんの変化に子どもも私も大笑い!気に入ってセットで購入しました。
イヤイヤ期の子どもといっしょに笑える絵本を選んだママがいました。題材がイヤイヤ期ではなくても絵本の内容で笑えたら、読み聞かせの時間がママにとっても癒やしの時間になるかもしれません。
しつけに役立つ絵本
20代ママ
お風呂を嫌がる娘に、とぼけたワニのキャラクターがお風呂を楽しむ絵本を選びました。兄の持っているワニの人形を持ってお風呂に入るのが習慣になりました。
生活の中で特に嫌がるパターンがあるとき、その生活のシーンを題材にした絵本を選んでしつけに役立てたママがいました。他にも、寝かしつけや着替え、トイトレのシーンに役立つ絵本もあるというママの声もありました。
イヤイヤ期の子どもに絵本を選ぶときに意識したこと
イヤイヤ期の子どもに絵本を選ぶとき、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。ママの声を聞いてみました。
子どもの好きなものが登場する
30代ママ
息子はとにかく動物が大好きだったので、動物のキャラクターが出てくる絵本を中心に選んでいました。気づくと子どもが自ら絵本を取り出して眺めているときもありました。
子どもの好きなものが出てくるかどうかを意識して、絵本を選んだママがいました。イヤイヤ期でなかなか読み聞かせに乗ってこない子どもでも、好きなキャラクターが登場する絵本であれば、興味をもちやすいかもしれません。
内容がシンプルでわかりやすい
20代ママ
同じ言葉の繰り返しや、擬音語が多いシンプルな絵本を選んでいました。絵本の題名よりも、中に出てくる擬音語を覚えていることが多かったので、「ゴロゴロの本読もうか?」などと声をかけると息子から寄ってくることもありました。
イヤイヤ期の子どもでも覚えやすい、シンプルな内容かどうかをポイントにして絵本を選んだママがいました。じっとして聞いていられない時期でも、登場人物の少ないシンプルな内容の絵本は子どもが最後まで聞いていたというママの声もありました。
子どもが扱いやすい素材
30代ママ
何でも自分でやりたがるイヤイヤ期の娘は、絵本のページがうまくめくれないと機嫌が悪くなったので、子どもでもページをめくりやすいかどうかを実際に手にとって確認して選びました。
イヤイヤ期の子どもが扱いやすいかどうかという視点で、絵本の素材を選んだママがいました。子どもが絵本を口に入れてしまうことが多かったので、柔らかい布絵本をプレゼントしたというママの声もありました。
イヤイヤ期の子どもに絵本を読み聞かせるコツ
イヤイヤ期の子どもに絵本を読み聞かせようとしても、聞いてくれないと悩んでいる方もいるかもしれません。実際に、イヤイヤ期の子どもに絵本を読み聞かせていたママやパパにコツを聞いてみました。
子どものペースにあわせる
40代ママ
読み聞かせの途中に娘が先へ先へとページをめくりたがることが多かったのですが、見守っていました。手が止まって、絵をじっと眺めているときに、そのページに書かれている文章を読んだり、絵について声掛けしたりしていました。
他にも、子どもが何かに集中しているときは避け、リラックスしているタイミングを選んで読み聞かせを進めたというママの声もありました。イヤイヤ期の子どもが機嫌のよいタイミングや読み方の好みなどがわかると、自然な流れで読み聞かせができるかもしれません。
絵本の置き場所を工夫する
30代ママ
普通の本棚の他に、子どもの目の高さに表紙が見えるように絵本を並べられる場所を作りました。背表紙だけが見えていたときより、子どもから絵本を持ってくることが多くなりました。
子どもの目の高さにあわせて、絵本を置く場所を工夫したママもいるようです。子どもが膝に乗ってきたときになど自然に読めるよう、各部屋に絵本を置いていたというママの声も聞かれました。
読み方に変化をつける
20代ママ
子育て広場で聞いた保育士さんの読み方を真似して、抑揚をつけて読むようにしたところ、娘の反応が全く違ったので驚きました。慣れてくると、私も読むのが楽しいと感じるようになりました。
読み方に変化があると、子どもが興味をもちやすくなるかもしれません。絵本を子どもの顔から遠ざけたり近づけたり、左右に揺らしたりと変化をつけたところ、子どもが自ら絵本を手に取って動きを真似しながら読むようになったというママの声もありました。
イヤイヤ期を絵本で楽しく乗り切ろう
イヤイヤ期の子どもに、イヤイヤ期を題材にした絵本や子どもといっしょに笑える絵本、しつけに役立つ絵本を、内容や素材を意識して選んだママたちがいました。絵本を読み聞かせるときは、読み方に変化をつけたり子どものペースにあわせたりすると自然に興味をもってもらえるかもしれません。絵本といっしょにママも子どもも楽しい時間をすごせるとよいですよね。
何をするにも「いや」の連続で、ついイライラしてしまいます。イヤイヤ期によい絵本があると聞きましたが、どのようなものがあるのか気になります。