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【話題の絵本16選】暑い日におうちで子どもと楽しむ最新作
夏の暑さの影響で、子どもと室内遊びをして過ごす時間が増えているという家庭も多いのでは。そこで今回は、子どもと楽しめる話題の絵本をご紹介。個性や性教育をテーマとした作品、ストーリーを楽しみながら数や英語が学べる作品など、今年上半期に発売された最新の絵本をまとめました。
親子でいっしょに笑い合えるユニークな絵本
ゴムブタボート
ユーモアたっぷりの「ゴムブタボート」は、ぶたの変わりゆく様がおもしろく、へんてこ動物やお馴染みの昔話のキャラクターもでてきて、思わず見入ってしまうページが盛り沢山。リズミカルな文とユーモラスな絵は、子どもへの読み聞かせにぴったりで、読み聞かせ時間がとっても楽しくなります。
どんどん どんどん まいご
「どんどん どんどん まいご」は、自分がまいごになっているのに、親がまいごになったと思いこんで、どんどん突っ走ってしまう、子どもならではの勘違いが巻き起こすドタバタ劇を描いた作品。やわらかいタッチで描かれた、躍動感あふれるイラストもみどころです。
カサコソのかくれんぼ
夫婦の画家/絵本作家ユニットのザ・キャビンカンパニーが手掛けた「カサコソのかくれんぼ」は、屋根裏部屋のさまざまな場所で、家主のやまださんとこげ茶の虫「カサコソ」とのかくれんぼが繰り広げられる、ユーモアたっぷりの1冊。カサコソが主人公の斬新なストーリーと、引き込まれるようなタッチのイラストで描かれた作品です。
なぁなぁ、あそぼ〜!
関西弁のねこが主人公の「なぁなぁ、あそぼ〜!」。絵本の中にはたくさんのねこたちが登場し、女の子とのつながりとねこたちが集うねこ世界を、作者が細部までこだわり、楽しく、可愛く、そして温かく描いた作品です。
読み聞かせ以外にもさまざまな楽しみ方ができる絵本
はるくんとるいちゃん はじめてのパンケーキ
料理・お菓子研究家と絵本作家が手掛けた「はるくんとるいちゃん はじめてのパンケーキ」は、はるくんとるいちゃんの兄妹がパンケーキづくりに挑戦する物語。巻末付録としてパンケーキやサラダ・スープのレシピ、調理のヒントも付いてくるので、子どもといっしょに絵本に出てくるメニュー作りに挑戦することができます。
ヤッチのなくしもの
「ヤッチのなくしもの」は、土屋鞄製造所が子どもたちからキャラクター原案を一般募集し、大賞に選ばれた4つのキャラクターが登場する絵本。「想像力をはぐくむ」をテーマに塗り絵を楽しめるページもあり、ストーリーに登場するおばけや楽器などのイラストに自由な感性で色を塗りながら、世界にひとつだけの絵本を完成させることができます。
美しく繊細なイラストも見どころの絵本
あまがえるのぼうけん
「あまがえるのかくれんぼ」の続編となる「あまがえるのぼうけん」は、葛藤しながらも無邪気に逞しく“今を生きる”カエルたちの成長と、明日への希望を描いた物語。前作でも見る人の目を惹きつけた、瑞々しく美しい水彩画は今作でも見どころで、登場する生き物や夜の雑木林など、埼玉県飯能市でのフィールド取材を重ねて描かれた美しい自然描写は、まるで小さくなって物語の中に入り込んだかのような繊細さです。
ねえねえ、みつけて、わたしを
「ねえねえ、みつけて、わたしを」は、コロナ禍において、幼い子どもたちが無意識に抱える不安感を、安心感に変える絵本を作りたいという思いから制作された、子どものためのマインドフルネス絵本。繊細で美しい絵の中に隠された生き物を親子でいっしょに探したり、和文と英文が併記されているため、2つの言語で読み聞かせを楽しむことができます。
個性や性教育をテーマにした絵本
わたしのかみがた
「個性とは?人の魅力とは?」をテーマに、自分が自分らしくいることの心地よさをやさしいタッチで描いた「わたしのかみがた」。銅版画ならではの、あたたかみのある線の上に水彩で着色した、やわらかな絵にも注目の1冊です。
性の絵本 みんながもってるたからものってなーんだ?
はじめての性教育をテーマにした「性の絵本 みんながもってるたからものってなーんだ?」は、産婦人科医監修のもと、男性と女性の体の違いや出産の仕組みから、さらには犯罪者から身を守るための自衛のコツまでを収録。子どもを守るための性教育をいつもの読み聞かせで行うことができる、3歳から読める性教育絵本の決定版です。
ストーリーを楽しみながら数を学べる算数絵本
もりの100かいだてのいえ
「もりの100かいだてのいえ」は、発売後わずか10年でミリオンセラーになった「100かいだてのいえ」に続くシリーズの第5弾。作者が、学校の算数で数字を数えることや、数字のくりあがりにつまずいている自身の長女の姿をみて構想された絵本で、ストーリーを楽しみながら自然と数の数え方が身につきます。
たすひくねこ
かわいい猫たちと算数を学ぶことができる「たすひくねこ」は、個性的な猫たちがお宝を目指し冒険する姿を応援しながら、数の「へる」「ふえる」の面白さが分かる作品。たし算やひき算など、数学的な視点や考え⽅をイメージしながらストーリーを楽しむことができます。
言葉や英語が身につく赤ちゃん向けの教育絵本
うちのこ どのこ?
ふわふわのしっぽ、ぴかぴかの首輪、ぼこぼこの肉球、もじゃもじゃの耳など、すべてのページにさわって感じる仕掛けとオノマトペが満載の「うちのこ どのこ?」。手で触れたり耳で聞いたりすることで五感が刺激され、0・1・2歳の赤ちゃんの手指の発達を促進するとともに、言葉の感覚を養います。
あかちゃんごおしゃべりえほんEnglish/あかちゃんごおしゃべりずかんEnglish
スタンフォード大学言語発達研究室による、英語圏の赤ちゃんの発話ランキングデータに基づいて作られた「えほん」と「ずかん」の2冊の絵本。「あかちゃんごおしゃべりえほんEnglish」は、言葉を次々つないだストーリーを読み聞かせる絵本となっており、同じ言葉を2回ずつ読み進めることで、 赤ちゃんが楽しく英語を認識していきます。
どこかな どこかな?
「どこかな どこかな?」は、武蔵野大学教育学部幼児教育学科の今福理博准教授が、発達心理学の観点から制作した絵本。赤ちゃんの発達にあわせて選び抜いた106語の名詞と関連するイラストが登場し、大人といっしょに指差し遊びを通して楽しみながら、自然とイラスト言葉が結びつくような仕掛けになっています。
ことばをおぼえよう なつなあに
乳児期の子どもも季節の物事や年中行事に親しめるよう、穴からみえる絵をあてっこしながら、夏の代表的な景色から言葉を覚えられる「ことばをおぼえよう なつなあに」。掲載されている夏ならではの物事を言葉にして伝えることで、子どもは大人の言葉を聞きながら、体で感じて覚えることができます。
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