赤ちゃんがみるみる言葉を覚える、1歳からの指差し遊び絵本が発売
赤ちゃんの社会性や言葉の発達を科学的に研究する、武蔵野大学教育学部幼児教育学科の今福理博准教授が制作した、指差し遊びを楽しみながら自然と言葉が身につく絵本
「エンブックス」から、絵本「どこかな どこかな?」が6月15日(火)に発売。武蔵野大学教育学部幼児教育学科の今福理博准教授が、発達心理学の観点から制作した、初の創作絵本となる。
赤ちゃんは生後9カ月になると、「指さし」などを通じて大人といっしょに見ているモノへの注意を共有するようになる。この能力は「共同注意」と呼ばれ、コミュニケーションや言語発達の基盤であると考えられている。
例えば、赤ちゃんが指さしたモノを大人が「りんご」と言ってあげることで、赤ちゃんは「りんご」という言葉を覚えていく。
そして生後18カ月になると、1日1語のペースで言葉を獲得する「語彙爆発期」を迎え、この時期に多くの言葉に触れることが大切とされている。
今回発売の絵本内には、赤ちゃんの発達にあわせて選び抜いた106語の名詞と関連するイラストが登場。大人といっしょに指差し遊びを通して楽しみながら、赤ちゃんがたくさんの言葉に触れることができ、自然とイラスト言葉が結びつくような仕掛けになっている。
また、基本的生活習慣を身に付けるために、1日の生活に沿ったストーリーで展開。絵はイラストレーターのやすのなほ氏が担当し、朝ごはんなど赤ちゃんに馴染みあるものが描かれている。
赤ちゃんがたくさんの言葉に触れる仕掛けが詰まった指差し遊び絵本を、ぜひ親子で楽しんでみては。
どこかな どこかな?
作/今福理博
絵/やすのなほ
エンブックス刊 1,320円(税込)
問い合わせ先/エンブックス
tel.03-6326-4220
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