赤ちゃんがスラスラ英語をしゃべりだす絵本と図鑑が発売中
スタンフォード大学言語発達研究室による、英語圏の赤ちゃんの発話ランキングデータに基づいて作られた絵本。巻末には、スマホやパソコン、タブレットなどでネイティブによる読み聞かせ音声が聞けるQRコードも
「主婦の友社」から、「頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごおしゃべりえほんEnglish」と、「頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごおしゃべりずかんEnglish」が2冊同時発売。
これまでも、赤ちゃんの発話を促す絵本「あかちゃんごおしゃべりえほん」や、モノの認知力を高める図鑑「おんなじだね!こどもなかまずかん」、東大Cedepによる好奇心の研究データから生まれた「いないいないばあ!えほん」など、親子のコミュニケーションのためにたしかなエビデンスに基づいた絵本を届けてきた、「頭のいい子を育てるシリーズ」の最新刊となる。
既刊の「あかちゃんごおしゃべりえほん」シリーズは、「日本語ネイティブのあかちゃんが本当にしゃべり出した」と人気の絵本。なぜなら、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が収集分析している、赤ちゃんがはじめて話した発話データに基づいて作られているということが背景にある。
今回、この人気絵本の続編制作のために、スタンフォード大学David and Lucile Packard財団 人類生物学教授マイケル・C・フランク氏が、英語圏の赤ちゃんの最新発話データを提供。
そのようにして誕生した2冊の絵本は、米国での言語発達研究の結果から選ばれた、英語圏の子どもが初めて話しだす言葉で構成されている。
1冊目の「あかちゃんごおしゃべりえほんEnglish」は、ランキング100位からセレクトされた言葉を次々つないだ、ストーリーを読み聞かせる絵本。
始めから終わりまで順番に読む必要はなく、むしろ子どもが興味を持った言葉や絵に沿って読み進めていくのがよいとし、子どもは繰り返しが好きであることから、同じ言葉を2回ずつ読み進めることで、 楽しく英語を認識していく。
一方、2冊目の「あかちゃんごおしゃべりずかんEnglish」は、ランキング500位からセレクトされた言葉をカテゴリー分けした図鑑。
保護者が子どもといっしょにさまざまなテーマを探求できるよう、100位までの言葉がすべて、「family」「food」「animal」などのテーマごとに掲載されているため、語彙が劇的に増える。
また、「読み聞かせするのに、自分の英語の発音が心配」という保護者モニターの声を受け、巻末にスマホやパソコン、タブレットなどでネイティブによる読み聞かせ音声が聞けるQRコードを掲載。
親子で会話しながらページをめくれるように、言葉と言葉の間には3~5秒の間隔が空いている。
対象年齢は、英語を母国語とする場合は0歳から、英語を第2言語として習得する場合は、小学生くらいまで。子どもを英語に親しませたいと思ったとき、はじめに出会ってほしい絵本となっている。
子どもの英語の学びやおしゃべりを楽しむきっかけとなる1冊を、ぜひ読み聞かせの時間に取り入れてみては。
頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごおしゃべりえほんEnglish
1320円(税込)
https://www.amazon.co.jp/dp/4074459728
頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごおしゃべりずかんEnglish
1210円(税込)
https://www.amazon.co.jp/dp/4074459663
監修/マイケル・C・フランク
作・絵/かしわらあきお
主婦の友社刊
問い合わせ先/主婦の友社コールセンター
tel.0120-916-892