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ギャン泣き、寝ぐずり、物を投げる・・・子どもの癇癪はどうして起こる?その対処法は?
育児中のママ・パパを悩ませる、子どもの癇癪。大きな声で泣き叫ぶ、寝かせようとするとぐずる、気に食わないと物を投げるなど、癇癪が起こるとちょっとやそっとでは治まらないもの。早い子では生後6ヶ月から始まるイヤイヤ期の癇癪について、子どもの困った行動の原因と対処法を、体験談とともにご紹介いたします。
どうして子どもは癇癪を起こすの?
大きな声で泣き叫んだり、物を投げたり暴れたりして、大人が手をつけられなくなってしまう子どもの癇癪。「これがずっと続いたらどうしよう」「育て方に問題があるのかも」と不安な気持ちになる人は少なくないでしょう。
子どもの困った行動は、親からすると悩みの種ですが、幼いからと言ってわけもなく当たり散らかしているわけではありません。子どもが大声で泣いたり、暴れたりしてしまう背景には、大人になにか訴えたいことがあるのです。では、癇癪にはどのような理由があるのでしょうか。授乳中急に不機嫌になってしまう理由や、1歳ごろから始まるイヤイヤ期の理由を見ていきましょう。
ママたちはどうやって対処してきた?
癇癪の原因や、イヤイヤ期が子どもの成長に必要な発達段階だと頭では理解していても、あまりに子どもが言うことを聞かないときには、つい途方に暮れてしまいます。ただでさえ、家事や仕事に追われている毎日で、子どものわがままがつづくとストレスに感じてしまうでしょう。
では、先輩ママたちは、子どもの癇癪がおさまらないイヤイヤ期をどうやって乗り越えたのでしょうか?
止まらない夜泣きには、「生活リズムを整える」「スキンシップの時間を多くとる」「ママ自身が気分転換する」などの対策がありました。
成長が進むにつれ、自分の思い通りにいかないときに癇癪を起こすことが出てきます。こういう場合には、ただ叱るのではなく、子どもの気持ちに寄り添い、上手に気分を発散できるようお手伝いするママが多いようです。
癇癪の代表「ギャン泣き」
癇癪のなかでも、子どもが大声で泣き叫ぶ「ギャン泣き」に悩む方はたくさんいるでしょう。子どもが場所を選ばず泣き叫ぶと焦ってしまいますが、ギャン泣きには言葉では伝えられないメッセージがあり、年齢によってその主な理由は変わってきます。
新生児~生後2ヶ月
新生児~生後2ヶ月では、「おなかが空いたから」「眠いのに寝れない」「体に不快感がある」などの理由で泣くので、授乳やおむつ替えをしたり、抱っこして子守唄を歌ったり、ゆらしたりして泣き止むのを待ちましょう。
生後3ヶ月
徐々に表情が浮かぶようになる生後3ヶ月ごろには、ぐずる場面が増えてくることも。生活音を不快に感じたり、甘えたかったりして泣くこともあります。気分転換のために外の空気を浴びに行くなどの対処法を取るママが多いようです。
生後4~6ヶ月
そろそろおすわりができるようになる生後6ヶ月には、思い通りにいかないことを主張して泣く子や、声を上げるのが楽しく泣く子もいるようです。イライラして仕方のないときは、ママ自身が楽しむための時間を作るなど、まわりを巻き込んだ工夫が必要かもしれません。
子どもの癇癪はいつか終わる
子どものイヤイヤ期は、親にとっては永遠につづくかのように思えてつらいものです。ですが、子どもが成長するにつれて、いつか終わる日が来ます。大変な時期こそ、ストレスを一人で抱え込まず、保育士さんやまわりの大人の力を借りて、無理をしない子育てができるといいですね。