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生後6ヶ月の赤ちゃんが叫ぶように泣くとき。原因や保護者が困ったときの対応方法
生後6ヶ月頃の赤ちゃんが、外出先や夜中寝ているときに突然大きな声で泣き叫ぶことがあり、対応に困るという方もいるかもしれません。生後6ヶ月の赤ちゃんが泣き叫ぶのにはどのような理由があるのでしょうか。赤ちゃんが泣く理由や対応についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
生後6ヶ月の赤ちゃんは泣き叫ぶ?
生後6ヶ月の赤ちゃんが、外出先や夜中などで突然泣きづめになったり、眠りたいのに眠れない状態で泣きづめになることが増えると、保護者の心配事も増えることでしょう。赤ちゃんが泣き叫んでいたシーンについて保護者に聞いてみました。
「生後6ヶ月に入ったくらいから、マイブームと言わんばかりに毎日大きな声でウーウー叫んでいました。夜寝ないでひたすら叫ぶこともあったので、心配になってしまいました」(2児のママ)
「ふいにこちらがびっくりするくらい大きな声で泣き叫ぶことがありました。近所迷惑になっていないかハラハラする毎日を送った経験があります」(1児のママ)
生後6ヶ月の赤ちゃんが突然泣き叫ぶという場面に遭遇したことがあるというママたちの声がありました。生後6ヶ月の赤ちゃんが、急に今までと異なる大きな声を出すのにはどんな理由があるのでしょうか。
生後6ヶ月の赤ちゃんが叫ぶように泣く理由
生後6ヶ月の赤ちゃんが叫ぶ理由や泣く原因がわかれば、どのように対応すればよいかイメージしやすいかもしれません。生後6ヶ月の赤ちゃんが泣き叫ぶ理由について考えてみましょう。
声を出すのが楽しい
「生後6ヶ月になった頃から、息子が急に大声を出したり叫ぶように泣くようになって驚きました。よく様子を見ていると、自分の声を聞くのが面白いと感じているのではないかと気づきました。特に機嫌がよいときに叫んでいるようです。成長の証だと思うと、少し安心できました」(2児のママ)
生後6ヶ月の赤ちゃんは、聴く力や話す力が少しずつ身についてくる時期と言われているそうです。この時期は叫ぶような声を出す練習をしながら言葉を話す準備をしていると考えられるようです。自分が出した声を自分で聞き取ることができると、それが楽しくて大きな声で叫ぶ赤ちゃんもいそうです。
子どもの機嫌がよく、興奮している様子でもないときに大きな声で叫ぶときは、声を出すのが楽しくてはしゃいでいるのかもしれません。
疲れて眠い
「外出した後や来客があった後はよく泣くことが増えたように感じます。疲れているのだろうとリラックスさせて眠れるように抱っこすると、落ち着いてくれることもあります」(2児のママ)
夕方から夜にかけて赤ちゃんが突然泣き叫ぶことが多かったという声がありました。生後6ヶ月の赤ちゃんのなかには、たそがれ時になると1日の疲れがいっきに出てしまい、眠れなくなって大きな声で泣くことがあるそうです。
思い通りにならない
「娘が6ヶ月の頃、おもちゃを取り上げたときに突然泣き叫んだことがあります。思い通りにならないことへの不満だったんだと思います。そのときは抱っこしながら優しく言葉をかけて気分転換を図りました。赤ちゃんなりに自己主張をしているんだなと感じました」(2児のママ)
生後6ヶ月頃の赤ちゃんは、自分の思い通りにならないときに突然泣き叫ぶことがあるようです。お腹が空いていないのに授乳や離乳食の時間になってしまったり、遊びたいおもちゃで遊べなかったりなど、赤ちゃんが泣き叫ぶ理由はさまざまありそうです。
赤ちゃんが、ママに注目して欲しかったり知らせたいことがあったりしたときに、泣き叫んで表現しているのかもしれません。
たそがれ泣き
「夕方になると息子が必ず泣き出すので調べたところ、1日の疲れが出てくる時間帯特有の『たそがれ泣き』というものがあると知りました。抱っこしてゆっくり歩き回ったり、静かな音楽をかけたりして落ち着かせています。この時間を乗り越えれば、夜はぐっすり眠ってくれます」(20代ママ)
「うちの子は6ヶ月になってから、特に夕方になると抱っこしていても突然大きな声で泣き叫ぶようになりました。最初は原因がわからず心配でしたが、たそがれ時の疲れと眠気が関係しているのではないかと気づきました」(2児のママ)
日が暮れるくらいの時間帯になると赤ちゃんが突然泣き叫ぶことが多かったという声がありました。これは、眠りたいのに眠れない状態になって大きな声で泣いてしまう、赤ちゃんによくみられる現象のようです。
このようなたそがれ泣きは1日の疲れと眠気が原因で起こると言われていますが、優しくスキンシップを取りながら、静かな環境で抱っこしながら過ごすことで対応できることもあるようです。
シーン・場所別 泣き叫ぶ赤ちゃんへの対応
生後6ヶ月の赤ちゃんが外出時に突然叫ぶときや、夜中に泣き叫ぶときどのように対応すればよいのでしょうか。実際に行っていた対応について聞いてみました。
外出中
「赤ちゃんが買い物中に突然大きな声で泣き叫んでしまい、何をしても泣きづめになってしまい困ってしまったことがありました。ふいに赤ちゃんの口に何度か手を当てて、アワワワワと声の出方を変えるようにしてみたら、音の変化が楽しかったのか泣き止んで笑ってました」(2児のママ)
「生後6ヶ月頃になってからベビーカーに乗せていると突然叫ぶことが多くなったのですが、そんなときは抱っこしてあげるとおさまることが多いです。ママが見えなくて不安だから泣き叫ぶのかな?と感じています」(1児のママ)
「外出中に泣き叫ぶことが増えてきたので、子どもに聴かせると泣き止む曲をスマホにダウンロードしていました。電車内や病院など静かにしたい場所ですぐ聴かせられるように再生の練習までしました」(1児のママ)
外出中に叫ぶように泣かれると、場所によっては周囲の目や心ない言葉が気になってしまったり、心配事が増えて外出を控えてしまう保護者が多いようです。
赤ちゃんが大きな声で泣き叫ぶことが多いことを心配して、保育士さんや小児科医に相談をしたという方もいました。子どものことをよく知っている専門家に相談するのも、保護者の気持ちを落ち着かせる方法の一つとも言えるかもしれませんね。
夜中
「赤ちゃんが夜中に大きな声で泣くときは、まずオムツを替えて、お腹が空いているのかと思いミルクをあげていました。それでもおさまらない場合は、抱っこをして背中をトントンしたり、場所を移動してあやしていました」(2児のママ)
「子どもの寝つきが悪くて泣き叫ぶときは、うるさくなりすぎない程度にスマホのアプリで波の音やテレビの砂嵐の音を流していました」(3児のママ)
「赤ちゃんが眠る前に叫ぶように泣くことがありました、周囲の音や明るさが気になるのかもしれないと思い、安心して眠れるように環境に気を配りました」(2児のママ)
赤ちゃんが夜中に泣き叫ぶとき、周囲のことが気になって、窓を開けたり近所を散歩したりすることは難しいと感じることもあるのではないでしょうか。
赤ちゃんの気分が落ち着くように部屋のなかを歩いたり、ビニール袋のガサガサ音などを聞かせてあやすのもよいかもしれません。赤ちゃんが夜眠れるように、夕方頃にベビーマッサージをしていたという声もありました。
お風呂
「お風呂の時間に突然泣き出すことがあって困っていましたが、お湯の温度をぬるめにしたり、お風呂用のおもちゃを用意したりすることで解決しました。特に、お気に入りのアヒルのおもちゃを見せると、子どもは泣き止んでにっこり笑ってくれます」(2児のママ)
「うちの子は最初、お風呂が苦手で泣いていましたが、一緒に入るようにしたら落ち着きました。肌と肌を触れ合わせることで安心するみたいです。また、お風呂の前後にベビーマッサージをすると、リラックスして泣くことが少なくなりました」(2児のママ)
お風呂時の泣き声対策には、湯温調整やおもちゃの活用が効果的です。親子で入浴したり、ベビーマッサージを取り入れることで、赤ちゃんをリラックスさせることができます。
また、赤ちゃんが泣きづめになるとき、保護者との肌と肌の触れ合いが大きな安心感を与えます。特にお風呂や抱っこ中に肌が触れ合うと、赤ちゃんはリラックスしやすく、泣き叫ぶことも少なくなります。
赤ちゃんが叫ぶように泣くときに気をつけるポイント
生後6ヶ月の赤ちゃんが突然泣き叫ぶ理由はさまざまです。しぐさや様子を観察することで、泣き声の意味を理解し、適切な対応ができるようになるでしょう。
泣いているときのしぐさ・様子
「息子が泣くときのしぐさをよく観察していると、耳を触る動作をよくすることに気づきました。耳の痛みがあるのかもしれないと思い、病院に相談したところ、中耳炎だったことがあり ました」(1児のママ)
「娘が泣くときの様子を見ていると、お腹を触りながら泣くことがありました。最初は原因がわかりませんでしたが、ガスがたまっているのかもしれないと思い、優しくお腹をマッサージしてみたら、すぐに落ち着きました。泣き方と一緒にしぐさを観察することで、対処法が見つかりやすくなりました」(3児のママ)
赤ちゃんの泣き方やしぐさを注意深く観察することで、泣く理由を推測しやすくなります。耳や腹部を触る動作など、特徴的な行動に注目することが大切です。
赤ちゃんが泣きづめになったときは、保護者が優しく言葉をかけてあげることも有効です。適切なリラックス方法を取り入れるように言葉をかけながら抱っこしたり、背中をトントンすることで、赤ちゃんは心地よく感じ、泣き止む可能性が高まります。
嘔吐をともなう泣き方
「ある日、息子が普段と違う激しい泣き方をして、その直後に嘔吐してしまいました。すぐに病院に連れて行ったところ、胃腸炎と診断されました。嘔吐をともなう泣き方は、体調不良のサインかもしれないので要注意だと学びました」(2児のママ)
「娘が突然大きな声で泣き始め、その後嘔吐したことがありました。心配になって様子を見ていると、授乳後にげっぷを十分出せていないことに気づきました。それ以降は授乳後のげっぷに気をつけるようになり、嘔吐するような泣き方は減りました」(2児のママ)
嘔吐をともなう泣き方は、体調不良や消化器系の問題を示している可能性があります。授乳後のケアや体調管理に注意を払い、必要に応じて医療機関に相談しましょう。
気分転換・リラックス方法で乗りきる
赤ちゃんが泣き止まないときは、様々な方法で気分転換やリラックスを促すことができます。授乳やマッサージなど、赤ちゃんに合った方法を見つけることが大切です。さまざまな方法を試した保護者の声を聞いてみました。
授乳・ミルク
「息子が泣き止まないときは、まず授乳を試みます。お腹が空いているのかもしれないと思うからです。でも、ミルクを飲みたがっていないときは、抱っこして静かな場所に移動してみます。環境を変えるだけでも気分転換になるようです」(1児のママ)
「娘が泣きづめになったときは、授乳を試みますが、それでも泣き止まないことがあります。そんなときは、抱っこしながらゆっくり歩き回ります。体を揺らすリズムが心地よいのか、徐々に落ち着いてくれます」(1児のママ)
授乳は赤ちゃんをなだめる基本的な方法ですが、必ずしも効果的とは限りません。抱っこや環境の変化など、他の方法と組み合わせることで、より効果的に赤ちゃんをなだめることができます。
抱っこゆらゆら
「息子が泣き止まないときは、抱っこしてゆらゆら揺らすのが一番効果的です。特に、部屋を歩き回りながらゆっくりと揺らすと、すぐに落ち着いてくれます。これは夜中の泣き声対策としても重宝しています」(2児のママ)
「娘をなだめるときは、抱っこしながら優しく背中をトントンします。リズミカルな動きが心地よいのか、徐々に泣き声が小さくなっていきます。この方法は特に夜間、周りに迷惑をかけすぎないように対応できるので助かっています」(4児のママ)
抱っこしてゆらゆら揺らすことは、多くの赤ちゃんにとって心地よい刺激となります。リズミカルな動きが赤ちゃんをリラックスさせ、泣き止む効果があります。
ベビーマッサージ
「ママ友に教わったベビーマッサージを始めてから、娘の機嫌が良くなりました。特に夕方のぐずり時に効果があります。優しくマッサージすると、赤ちゃんの体がリラックスして、泣き声も収まっていきます。親子のスキンシップにもなるので一石二鳥です」(1児のママ)
「息子が泣き止まないときは、ベビーマッサージを試しています。特に脚やおなかのマッサージが効果的で、ガスが出やすくなったり、体がリラックスしたりするようです。毎日の習慣にすることで、赤ちゃんも心地よさを覚えてくれました」(2児のママ)
ベビーマッサージは赤ちゃんをリラックスさせる効果的な方法です。優しい触れ合いを通じて、赤ちゃんの心身をほぐし、泣き声を和らげることができます。
場所を変える
「息子が泣き止まないときは、場所を変えるのが効果的です。特に外の空気に触れさせると、すぐに泣き止むことがあります。ベランダや庭に連れ出すだけでも、気分転換になるようです」(1児のママ)
「家の中で娘が泣いてしまうときは、部屋を移動するようにしています。リビングから寝室に移ったり、カーテンを開けて外の景色を見せたりすると、興味を持って泣き止むことがあります。環境の変化が気分転換につながるようです」(1児のママ)
場所を変えることは、赤ちゃんの気分転換に効果的です。新しい環境や刺激が、赤ちゃんの注意を引き、泣き止むきっかけになることがあります。
言葉でコミュニケーションをとる
「うちの子は6ヶ月を過ぎたころから、突然大きな声で叫んだり、ウーウーと声を出したりするようになりました。最初は驚きましたが、これが言葉を覚える前の練習だとママ友に教わって安心しました。声を出すのが楽しいみたいで、眠りたいのに眠れないときでも叫んでいることがあります」(1児のママ)
赤ちゃんがこのような声の練習をしているときは、優しく話しかけたり、同じような声や言葉で応答したりすることで、コミュニケーションの基礎を育むことができます。ただし、夜間など周囲に迷惑をかけすぎないよう配慮することも大切です。
保護者の気分転換・リラックス方法
「赤ちゃんの泣き声に対応し続けると、自分自身もストレスがたまります。そんなとき、ママ友と電話で話したり、メッセージをやり取りしたりすることで気分転換できます。同じ悩みを共有できる相手がいるだけで、心が軽くなります」(2児のママ)
「赤ちゃんが寝ている間に、自分の時間を作るようにしています。お風呂でゆっくりリラックスしたり、好きな本を読んだりします。たとえ短い時間でも、自分をホームケアでねぎらうと心にゆとりが生まれ、子どもと向き合う気持ちが楽になります」(2児のママ)
保護者自身のリラックスも重要です。ママ友との交流や自分時間の確保など、ストレス解消法を見つけることで、赤ちゃんのホームケアにも余裕を持って取り組めるようになるでしょう。
工夫しながら生後6ヶ月の赤ちゃんとの生活を送ろう
生後6ヶ月の赤ちゃんが夜中に泣き叫ぶ日が続いたり、外出中に大きな声を出すとき、ママやパパ自身が疲れてしまい、対応に困ることもあるかもしれません。ママ友や保育士さんなど身近な人に相談するのも一つの方法のようです。
赤ちゃんの泣き声に対応することは、時に心配事の種になることもあるでしょう。突然泣き叫ぶ原因や、泣きづめになる状況は赤ちゃんの成長の一過程であり、長くは続かないかもしれません。ホームケアの方法を工夫したり、必要に応じて専門家に相談したりすることで、この時期を乗り越えることができるはずです。
肌と肌の触れ合いや、優しい言葉をかけることが赤ちゃんのリラックスにつながります。保護者ができることは、赤ちゃんのしぐさや泣き方を注意深く観察し、適切に対応することかもしれません。また、保護者自身も心配事を軽減するために、自分のリラックス方法を見つけることが大切です。赤ちゃんとの日々を楽しみながら、大切な時期を乗り越えましょう。