こちらの記事も読まれています
授乳中に赤ちゃんが暴れる、うなる、怒る?ママの授乳の悩みなどを調査
授乳中に赤ちゃんが暴れる、うなる、怒る、噛む、バタバタするなど、落ち着いて授乳できずに悩んでしまうママもいるのではないでしょうか。授乳中に赤ちゃんがぐずる原因とその対処法について、周りのママに体験談を聞きました。
授乳中の赤ちゃんはおとなしい?
「母乳やミルクを飲んでいる間は静かでおとなしい」そう思っている方は多いかもしれません。実際に子育てをしてみると、必ずしも毎回そうではないようです。
ママたちに話を聞くと、授乳中に暴れる赤ちゃん・うなる赤ちゃん・乳首を噛む赤ちゃんなど、落ち着いて授乳ができない場合もあるようでした。どんなときに赤ちゃんはそのような行動をとるのでしょう。対処法も合わせママたちに話を聞きました。
授乳中どんなときに赤ちゃんが落ち着かないのか
授乳中に赤ちゃんが落ち着かない、暴れるなどの状態になるのはどのようなときなのでしょうか。ママたちの体験談を集めてみました。
授乳になれていない
「新生児期は赤ちゃんがうなることが多かったです。授乳の姿勢がお互い不安定で、落ち着かなかったからかもしれません」(20代1児のママ)
「ミルクで育てましたが、赤ちゃんに合う哺乳瓶の乳首を探すのが大変でした。合わないものを使うと飲まないし、暴れる時間も長かったと思います」(30代1児のママ)
1日に何度もある授乳ですが、授乳しやすい姿勢や方法を見つけるまで苦労するママは多いようです。母乳を嫌がる赤ちゃん、ミルクを嫌がる赤ちゃん、哺乳瓶やミルクの種類が変わると怒る赤ちゃんなど、授乳に慣れていないことが暴れる原因になる場合もあるようです。
授乳環境
「外出先で授乳ケープを使うと必ずジタバタとして体を反るので困ります」(30代1児のママ)
「テレビの音が大きすぎたり、人と話しながら授乳するとうなることが多いです。うるさいと思うのか、キョロキョロしながら飲むので胸をひっぱられるときもあります」(30代2児のママ)
授乳する場所や環境が変わると、落ち着いて授乳できない場合もあるようです。リラックスできる環境で授乳したいのは、ママも赤ちゃんも同じなのかもしれませんね。
ママの変化
「生理などで自分が体調がよくないと感じているときは赤ちゃんが胸を噛むことが多く、遊び飲みするときもあります」(20代1児のママ)
ママの体調の変化などによって、授乳が上手くいかない場合もあるようです。母乳で育てているママは、自身の体調管理も大切にしていきたいですね。
赤ちゃんの状態
「ミルクを飲みながらぐずるときがあり、そのときは大体本人が眠いときでした」(30代2児のママ)
「騒ぐので落ち着かせるために母乳をあげようとしたら、身体を反る姿勢になってもっと泣いてしまい、うまく授乳ができませんでした」(20代1児のママ)
赤ちゃん自身に理由がありぐずるなどの態度を見せるときもあるようです。「新生児の頃は寝ぐずりなのかお腹が空いているのかわからなかった」という声も多くありました。
【体験談】落ち着いて授乳するための対処法
心穏やかに授乳するにはどうしたらよいのでしょう。具体策をママたちに聞いてみました。
授乳環境を整える
「子どもにあったミルクと哺乳瓶を見つけてから、スムーズに授乳できるようになりました」(30代1児のママ)
「家のなかでも授乳ケープを何度か試しているうちに、外で暴れることも減りました」(30代1児のママ)
授乳する環境を整えたり、授乳ケープに慣れることで静かに授乳できるようになったというママは多いようです。「使いやすいクッションを見つけてから赤ちゃんがうなることもなくなった」という声もあり、授乳に困ったら環境を見直してみるのもよいかもしれませんね。
母乳・ミルクを見直す
「母乳で育てたい気持ちがあったのですが、上手く吸えないこともあり途中からミルクに切り替えました。それからぐずる機会も減り、落ち着いて授乳できるようになりました」(30代2児のママ)
「母乳とミルクで育てていましたが、途中からミルクを嫌がるように。母乳に移行してからは怒ることもなく静かに飲んでくれるようになりました」(20代1児のママ)
ミルクから母乳、母乳からミルク、切り替えて試してみるとスムーズに授乳ができたというママたちも居るようです。
赤ちゃんの様子を記録する
「産院ですすめられ授乳記録をつけています。睡眠時間や排せつ回数も記録しているのでぐずる理由を予想しやすく、便利です」(20代2児のママ)
「授乳回数を記録していました。授乳時間が大体わかったので、眠いだけなのかがはっきりわかりよかったです」(40代2児の母)
授乳や排せつ回数、睡眠時間を記録し対応しているママもいるようです。大まかに把握をしておくと、授乳中にうなる原因の予想がつきやすいのかもしれませんね。
専門家に相談する
「母乳外来で授乳中に噛むことを相談しました。授乳の姿勢が悪かったようで、姿勢を変えたら楽に授乳できるようになりました」(20代2児のママ)
「ジタバタ暴れて授乳がうまくできない日があり、小児科へ行きました。便秘が原因だったようで、先生に浣腸をしてもらったら無事解決できました」(30代1児のママ)
授乳のたびに泣いたりジタバタと嫌がる、いつもと違う様子がある場合、自己判断はせずにお医者さんや母乳外来へ行くのもよいかと思います。相談してみて「赤ちゃんもママも特に問題はないですよ」とわかるだけでも安心できますよね。場合によってはママと子どもにあった授乳方法などのアドバイスをもらえるかもしれません。
穏やかに授乳するために
すべてのママと赤ちゃんが、何の問題もなく授乳ができているわけではないようです。ママたちの話を聞くと、授乳したいのに赤ちゃんが暴れる、うなる、噛むなどの行動を起こす場合は多々あるようでした。赤ちゃんが怒る理由は?バタバタする理由は?と不安になるときもあるかもしれませんが、環境や方法を見直すことで解決できる場合もあるようです。赤ちゃんとママが穏やかに授乳できる方法をみつけてみてはいかがでしょうか。