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2歳児の食事に関するママの悩みと対処法。子どもが喜ぶメニュー
2歳頃は自我や好奇心が芽生えて、自己主張できるようになる時期。食事のシーンにおいても、ママやパパはさまざまなことで悩んでいるようです。今回は、食事のシーン別にみるママたちの悩みと対処法、2歳児が喜ぶメニュー、ママたちが食事に工夫していることについて、ご紹介します。
【シーン別】2歳児の食事に関するママたちの悩みと対処法
子どもが2歳頃になると、ご飯を食べない、食べむらがある、好き嫌いをするなど、食事に関して、ママたちはさまざまな悩みを抱えているようです。そういった悩みにどのように対処すればよいか知りたい方もいるでしょう。
ママたちに食事のときに意識したことについて聞いてみました。
ご飯を食べないとき
子どもが好きな味付けにして、メニューを工夫しているママがいました。子どもが好きなケチャップ味にすると、苦手な野菜も食べてくれたという声も。日頃から子どもがよく食べた味付けを覚えておくように意識するとよいかもしれません。
また、食材の大きさや硬さを食べやすいように変えてみてもよいでしょう。子どもの口に入りやすい形にすることで、スムーズに飲み込めるようです。
朝ごはんに時間がかかるとき
子どもの身支度やママ自身の準備も重なって、何かと忙しい朝。子どもが朝ごはんを食べるときに時間がかかって大変な思いをしている方もいるのではないでしょうか。
子どもの朝ごはんがなかなか進まない場合は、起きる時間や食べる時間を見直すとよいようです。子どもの様子を見守りながら、朝ごはんの時間を整えていくと、ママ自身の気持ちにもゆとりが生まれるかもしれません。
スプーンやフォークを使うとき
食事をするときに使うスプーンやフォークについて悩んでいるという声もありました。
手づかみ食べは上手だったのに、スプーンやフォークは使うのを嫌がって困っていたり、スプーンを持つときに上持ちになり、どうやって正しい持ち方を教えたらよいか分からないというママもいるようです。
子どもが使う食器を選ぶときは、握りやすくすくいやすい形状や素材のものを探してみましょう。子どもが好きそうなデザインのものを選ぶと、喜んで使ってくれるようになるかもしれません。
2歳児が喜ぶメニュー
2歳の子どもが喜ぶメニューにはどのようなものがあるのでしょうか。
ママたちの体験談をもとに、まとめました。
野菜のメニュー
食事にバランスよく野菜を取り入れて、体によい栄養をたくさんとってほしいというママやパパの声が多くありました。なかには、苦手な野菜を食べやすくするレシピが知りたい方もいるようです。
子どもが好きなカレーやオムライスなどのメニューに、野菜をたっぷり入れてみてはいかがでしょう。野菜の甘みを引き出すために、調理するときはしっかり炒めることがポイントのようです。
ほかにも、朝ごはんに野菜たっぷりのピザトーストを用意したというアイディアもありました。一品でたくさん野菜がとれるだけでなく、簡単に準備できるため、忙しい朝にぴったりですね。
お肉のメニュー
どんな料理にも使いやすい豚肉を取り入れると、メニューの幅も広がるようです。
カレーやシチューといった子どもに人気のメニューはもちろん、生姜焼きや餃子、しゅうまいなど、いろいろな味付けとレシピで豚肉を上手に使ってみましょう。
調理すると、豚肉がかたくなって子どもが食べにくい場合もあるようなので、ヨーグルトやおろした玉ねぎに浸けてやわらかくしたり、下ごしらえで切れ目を入れたりして、工夫をするとよいかもしれません。
おやつ
2歳児におやつを準備するときは、量や時間帯などに配慮し、補食としておにぎりやパンを与えるママもいるようです。
おやきや蒸しパン、ゼリー、プリンなどは、野菜や果物を使って簡単に手作りすることができるようなので、かぼちゃやさつまいも、にんじん、バナナ、りんごなど、甘みのある食材を組み合わせながらアレンジしてみましょう。
お弁当
保育園の遠足や運動会など、お弁当を作る機会もあるかもしれません。
子どもが食べきれるように量を調整し、一口サイズのおにぎりや持ちやすいロールサンドイッチなど食べやすい形を意識するとよいようです。子どもが好きなキャラクターでキャラ弁を作ったり、いろいろな食材を使って見た目をカラフルにしたりして、子どもが楽しく完食できるように工夫しているという声も聞かれました。
2歳児の食事にママたちが工夫していること
2歳の子どもに食事を準備するとき、ママたちはどのような工夫をしているのでしょうか。
盛りつけ方を変える
おかずを子どもの好きな形に型抜きして、かわいくアレンジしたり、ワンプレートに数種類のおかずを盛りつけてデコレーションすると、子どもも喜ぶでしょう。お子様ランチ風に盛りつけるときは、おかずの彩りを意識することがきれいな見た目にするポイントのようです。
誕生日には、特別なメニューとケーキを用意して、デコレーションや盛りつけを工夫してみましょう。チキンライスやカレー、ハンバーグなど、子どもにとって馴染みのあるメニューでも、盛りつけを工夫するだけでお祝いの雰囲気が出せそうです。
季節感を出す
一年の中で旬の食材や季節感を子どもの食事に取り入れると、いつもの食卓を華やかに彩れるかもしれません。
ひな祭りのメニューにカップ寿司や手まり寿司を作ったというママからは、「きれいでかわいい、ケーキみたい」と喜んでくれたという、ほほえましいエピソードも。
ご飯の作り方や使う食材を季節に合わせて少し工夫するだけで、食事中の会話も弾みそうですね。
いっしょに料理する
生地をいっしょに混ぜたり、食材をちぎったりと、簡単な作業を子どもにお願いして、お手伝いしてもらうようにしているという声がありました。
料理に関わることで食事に興味をもち、ご飯を食べることへも繋がるかもしれません。
2歳児が楽しめる食事にしよう
2歳の子どもがいるママやパパの中には、ご飯を食べない、時間がかかるなど、さまざまな悩みを抱えている方もいるようです。
子どもが好きな味付けにしたり、大きさや硬さを変えて、メニューをアレンジしてみるとよいかもしれません。また、子どもが喜ぶように、いろいろな食材を取り入れながら、盛りつけや彩りを意識するとよいようです。
食事の時間が親子の楽しい時間になるよう、ママやパパたちのアイディアを参考に、いろいろな工夫ができるとよいですね。