こちらの記事も読まれています
1歳や1歳半、2歳頃の幼児食の献立について。1週間の献立例を紹介
子どもの好き嫌いへの対応
1歳や1歳半、2歳頃の幼児食について知りたいママもいるのではないでしょうか。今回の記事は、幼児食の献立を考えるときのポイントや1週間の献立例、子どもの好き嫌いへの対応について、ママたちの体験談を交えてお伝えします。
幼児食の献立を考えるとき
1歳から1歳半、2歳頃の子どもをもつママは、毎日用意する幼児食の献立に悩むこともあるのではないでしょうか。ママたちに、幼児食の献立を考えるときに気になることを聞いてみました。
20代ママ
30代ママ
2歳の息子は食べ物の好き嫌いが多いので困っています。細かくしたり少しずつ出してみたりと工夫しているのですが、なかなか食べてくれません。偏食や好き嫌いにはどのように対応すればよいのでしょう。
ママたちからは、幼児食の献立の考え方や食べ物の好き嫌いへの対応が知りたいという声が聞かれました。
そこで、今回は1歳から1歳半、2歳頃の幼児食の献立についてご紹介します。
幼児食の献立を考えるときのポイント
1歳や1歳半、2歳の子どもをもつママたちは、普段どのようなことを意識して献立を考えているのでしょう。
1歳
20代ママ
1歳になったので、離乳食からそろそろ幼児食へ切り替えていこうかと考えています。幼児食になっても食材本来の味を感じてもらえるように、味つけは風味づけ程度と考えてごく薄味にするようにしました。
1歳の子どもに幼児食を用意するとき、離乳食から切り替わってもごく薄味に調理することを心がけているママがいるようです。
子どもが1歳をすぎた頃から自分で食べる楽しさを体験できるよう、手づかみメニューを献立のなかに入れているというママの声もありました。
1歳半
30代ママ
1歳半になった娘は、だいぶ手づかみ食べも上手になってきました。最近はスプーンやフォークにも興味があるようなので、手づかみがしやすくカトラリーで食べやすい大きさのメニューを作れるように献立を考えています。
1歳半頃になった子どもがスプーンやフォークを使いたがる場合は、カトラリーで刺しやすい大きさのメニューを用意してあげるとよさそうです。
他にも、1歳半の子どもが自分で食べたいという意欲が沸きやすいよう、彩りや食材のバランスを考えて献立を立てているという声も聞かれました。
2歳
20代ママ
2歳になって食べられる食材が増えてきたので、最近は大人と同じメニューで献立を考えるようになりました。大人の分といっしょに作り始めてから味つけをする前に別の鍋に取りわけて、子ども用に薄味のおかずを用意しています。
子どもが2歳になり食べられる食材が増えてきたら、取りわけメニューを取り入れるのもよいかもしれません。
ママのなかからは、子どもが大人と同じメニューを食べたがることが増えたため、取りわけメニューにしているという声も聞かれました。
幼児食の1週間の献立例
他のママは毎日どのような献立を考えているのか、気になる方もいるかもしれません。普段幼児食を作っているママたちに聞いた、1週間の献立例をご紹介します。
1日目
・食パン
・ホワイトシチュー
・野菜スティック
1日目は鶏肉と玉ねぎ、人参やじゃがいもなどを入れた具沢山のシチューとパンの献立です。野菜スティックは、子どもが噛み砕きやすいよう軽く茹でてから盛りつけてもよいかもしれません。
2日目
・軟飯
・タラのムニエル
・春雨サラダ
・玉ねぎの味噌汁
子どもがさまざまな食材を食べられるよう、魚を使ったメニューも上手に取り入れたいですね。タラはバターでソテーした後、身をほぐしてから骨を取って盛りつけているというママの声もありました。
3日目
・カレー
・コーンとツナ、茹でキャベツのサラダ
カレーは子どもが喜ぶメニューのひとつかもしれません。幼児食用のカレーのルーも市販されているようなので、大人の分から取りわけて作ることもできそうです。
4日目
・軟飯
・ハンバーグ
・ほうれん草の白和え
・ポトフ
ハンバーグは手づかみしやすい上に、空いた時間に作り置きもできるため、幼児食として出しやすいメニューのひとつかもしれません。ほうれん草の白あえは食材のバランスがよく、よい箸休めになりそうですね。
5日目
・ミートソーススパゲティ
・ブロッコリーの胡麻和え
・かぼちゃのポタージュ
麺類が好きな子どもには、ミートソーススパゲティも喜ばれるかもしれません。赤色のミートソーススパゲティに緑色の胡麻和え、黄色のかぼちゃのポタージュの組みあわせは彩りがよく、子どもの食欲も湧いてきそうですね。
6日目
・チャーハン (卵、青菜、人参、鰹節)
・ナムル
・豆腐のとろみ汁
中華風のチャーハンは、薄く味つけをした時点で取りわけることができそうですね。お汁は片栗粉でとろみをつけることで飲み込みやすくなり、体も温まりそうです。
7日目
・鶏そぼろご飯
・ツナ入りポテトサラダ
・大根とわかめの味噌汁
7日目は、鶏ひき肉や玉ねぎを甘辛く炒めたそぼろを乗せたご飯です。ポテトサラダは、手づかみしやすいような大きさに丸めてあげてもよいかもしれません。
子どもの好き嫌いへの対応
子どもに好き嫌いにはどのように対応しているのか、ママたちに聞いてみました。
大人もいっしょに食べる
20代ママ
我が家では、できるだけ大人もいっしょにご飯を食べることにしています。大人がおいしそうに食べる姿を見て、子どもも食べてみようかなと思ってくれるのではないかと考えました。
大人がいっしょに食事をすることで、子どもも苦手なおかずを食べてみたいと考えられるかもしれません。子どもにとって食事が楽しい時間になっていくよう、大人もいっしょに食べることを意識しているというママの声もありました。
食べられたときに褒める
20代ママ
娘が苦手なおかずを一口でも食べられたときは、よく褒めるようにしています。「よく食べられたね!」と褒めることで、苦手なおかずを食べられたという経験を増やしていってあげたいと思いました。
子どもが苦手な食材を食べられたときに、よく褒めることを意識しているママもいるようでうです。他にも、子どもが苦手な食材を最後まで食べられなくても、挑戦しようとしたことに対してよく褒めるようにしているという声も聞かれました。
子どもが喜ぶ幼児食を作ろう
1歳から1歳半、2歳頃の子どものいるママたちは、毎日さまざまに工夫して幼児食の献立を考えているようです。大人と同じメニューが食べられるよう、味つけ前に取りわけてから幼児食用に調理しているというママの声もありました。
子どもに好き嫌いがある場合は、大人がおいしそうに食べる様子を見せるのもよいかもしれません。子どもが喜ぶような幼児食の献立を考えられるとよいですね。
娘は1歳半になり離乳食から幼児食へと移行したのですが、毎日の食事のメニューに悩んでいます。1歳半の子どもには、どのようなことに気をつけて献立を立てたらよいのか知りたいです。