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1歳から2歳の子どもが喜ぶ保育園のお弁当。遠足のときの工夫や簡単レシピ
子どもが保育園に通い始めると、遠足などでお弁当を作る機会もあるでしょう。「どんなおかずが食べやすいの?」「遠足の日の簡単なレシピは?」と悩むママもいるかもしれません。1歳から2歳の子どものお弁当作りに、ママたちが気をつけていることや、食べやすいメニューなどを体験談と共にご紹介します。
1歳から2歳の保育園のお弁当事情
1歳から2歳の子どもを保育園に通わせた経験のあるママたちに、保育園のお弁当事情について聞きました。
お弁当の頻度
「月に1回、『お弁当の日』といのがある保育園でした」
「基本的に毎日給食で、運動会や遠足などイベントのときだけお弁当でした」
お弁当の頻度は保育園ごとに違いがあるようです。毎日お弁当を持っていく保育園は少ないようですが、たまに作るお弁当だからこそ何を入れようか迷うママもいるようです。
お弁当の日の持ち物
「1歳から2歳は手づかみで食べることが多かったですが、フォークとスプーンを持たせていました」
「おしぼりの代わりに園の指示で、乾いたハンドタオルを持たせていました。タオルにゴムを通して作る簡単なもので、10枚ほど用意しておき、毎回使っています」
お弁当の日の持ち物は、保育園で指定されることが多いようです。持ち物に迷う場合は、先生や周りのママに聞いてみるのもよさそうです。
1歳から2歳の子どもが食べやすいお弁当
ママたちが保育園のお弁当に入れているメニューをご紹介します。
一口サイズの簡単おにぎり
「一口サイズのおにぎりを入れています。ふりかけやほぐした鮭などでご飯を味付けし、ラップに包んで細長く握り、一口サイズになるように先端からラップをくるくるねじると簡単に作れます。お弁当箱には、ラップを外したおにぎりを入れています」
一口サイズの簡単おにぎりの作り方
1.ご飯は子ども茶碗半分程度の量を使う。
2.細長く握ったおにぎりの片側部分のラップを10cmほど余分に長くしておく。
3.ねじる部分を指でくぼませ、きつめにねじるとおにぎりが崩れにくい。
直径2cmほどの大きさのおにぎりを5~6個作る。
1歳から2歳児のお弁当作りでは、ぽろぽろと崩れて、食べこぼしにくいように工夫をしているママが多いようです。おやきや一口おにぎりは、混ぜる食材を変えるとバリエーションも増えそうです。
おかず
「1歳のお弁当のおかずですが、ふかしたさつまいもたかぼちゃ、茹でた枝豆やブロッコリーを味付けせずに入れています」
「冷凍ストックしている肉団子やハンバーグをおかずにしています。肉団子はコンソメスープの中で茹でると薄味がつきます。ハンバーグはチーズを乗せることもあります」
1歳から2歳のおかずは食材そのものの味や、薄味を意識して作っているママが多いようです。普段から食べ慣れた味をお弁当に入れるのがよさそうです。
遠足の日の簡単お弁当レシピ
「遠足の日は、手づかみでも食べやすいようにご飯をおやきにしています。卵かけご飯にしらすやわかめを混ぜ、フライパンで焼きます。片栗粉を使わなくても卵で固まるので、簡単に食べれるようです」
「遠足は移動時間が長く、動くことも多いので、汁漏れしないようなおかずにしています。はんぺんは、すりつぶしてカニカマとあえたものを丸めて焼いたり、ツナマヨをはさんだりして、簡単なのでよく作っています」
遠足のときは子どもが喜ぶお弁当のレシピを考えつつ、食べやすさや衛生面を心がけるママが多いようです。
お弁当作りで工夫していること
食べやすさ
「フォークで刺しやすいように、丸い形のミニトマトや肉団子は半分に切って入れるなど、形に気をつけています」
「ソースやかけたハンバーグは手づかみ食べすると手が汚れてしまうので、焼く前にコンソメの粉末を混ぜて軽く味付けをしたハンバーグを入れています」
1歳から2歳児の食べ方に合わせて、大きさや形、味付け方法を工夫するとよさそうです。
味や量
「離乳食の間は極力薄味を意識しましたが、2歳頃から大人と同じような味付けのものを家でも食べ始めていたので、年齢や離乳食の進み具合に応じて、普段から食べ慣れている味でお弁当も作っています」
「お弁当の時間内に無理なく完食できるように、最初のうちは少なめの量にし、少しずつ量を調整していました」
家で食べている味や量がお弁当の基準にすると、1歳から2歳児でもママのお弁当を一生懸命食べてくれそうですね。
いろいろな食材を使う
「食べにくい食材は、おにぎりや卵焼きに混ぜています。ほぐした鮭やひき肉や刻んだほうれん草などは、よく混ぜる定番食材です」
「ホットケーキが大好きなので、そのなかにすりおろしたにんじんや刻んだ小松菜など、少し苦手な食材を混ぜています。苦手な食材も好きなものとまぜると食べてくれます」
お弁当にはなるべく好きなものを入れてあげたいけれど、栄養面が気になるママもいるかもしれません。食べにくいものや苦手なものは、子どもの好きなものに混ぜると食べやすいようです。
お弁当作りで気をつけていること
「ピックやつまようじなど、先が尖った小物は、お弁当に使わないようにしています」
「おにぎりをラップで包んでいたら、子どもには上手く開けられずそのまま食べようとしていたようでした。間違って食べてしまうと危ないので、ラップは使っていません」
「お弁当箱は、子どもが自分で開けやすいシンプルなものにしています。食べ忘れや蓋を開ける手間を増やさないように、フルーツなども1つのお弁当箱に全部入れるようにしています」
「衛生面を考えて、野菜や果物の水気はよく切り、おかずは箸を使って詰めています」
1歳から2歳の子どもが1人で使うと危ないお弁当小物は、控えているというママが多いようです。保育園で食べるお弁当は、安全面や衛生面にも気をつけて作っているという気遣いも多く見られました。
1歳から2歳の保育園のお弁当は食べやすさを意識して
保育園で食べるお弁当は、1歳から2歳の子どもにとって、特別なものだと思います。特に遠足のときのママの愛情がこもったおにぎりやおかずは、大切な思い出となるでしょう。
安全面や衛生面にも気をつけながら、子どもが自分で簡単に食べられるように、食べやすさを意識したお弁当のレシピを考えてみてはいかがでしょうか。