こちらの記事も読まれています
2歳児がご飯を食べないときの工夫。子どもが喜ぶメニューとレシピ
食事に興味を持つように意識したこと
2歳の子どもがご飯を食べないでお菓子や母乳を欲しがる、遊ぶことに夢中でご飯に興味を持たないという悩みを持つママもいるかもしれません。今回の記事では、2歳児のご飯に関する悩み、ご飯を食べないときの対策、2歳児に食べさせたいメニューとレシピ、食事に興味をもつように意識したことなどママたちの体験談をご紹介します。
2歳児がご飯を食べないときの工夫
ご飯を食べないときや、少量しか食べないときはどうすればよいのでしょうか。2歳児がご飯を食べないときの対策をママたちに聞いてみました。
完食できる量にする
iStock.com/yukibockle
30代ママ
20代ママ
ご飯を食べないときはおにぎりやおかずを一口サイズにして、一個ずつお皿に出してみるようにしています。食べきるとおかわりしたくなるのか、もっとちょうだいアピールをします。
ご飯を完食できるよう少なめの量にしてあげたというママの声がありました。全部食べられたという自信がもっと食べたいという気持ちに繋がるのかもしれませんね。
形や大きさを変えてみる
20代ママ
普段から丸い形のおにぎりにしていますが、あまり口に運ばないときがあります。たまには違う形にしてみようと思い、細長い形にしてみたら手にとって食べてくれました。
30代ママ
ハンバーグなどはそのままだとあまり食べてくれないのですが、小さく切ってお皿に盛ると食べてくれます。食べやすい大きさにするとたべてくれるようです。
20代ママ
ほうれん草や人参など子どもが苦手な野菜は、フードプロセッサーでみじん切りにしてハンバーグや肉団子に混ぜて食べさせています。
食材の形や大きさを変えて工夫してみたママもいるようです。手づかみするときの形を変えたり、食材を薄切りやみじん切りにしたというママの声がありました。子どもが飽きさせないようにさまざまな形や大きさで試してみるのもよいかもしれません。
料理・盛り付けの方法を変えてみる
20代ママ
豆腐や野菜などを入れたスープをいつも残すので、とろみをつけて出してみました。いつもと口当たりが違って食べやすいのか、完食していました。
40代ママ
大人用のご飯と同じものを出すと、香りが苦手なものがあるのか食べてくれないことがあります。子ども用に取り分けて香りや調味料に注意しています。
20代ママ
子どもの好きなキャラクターのお皿に盛り付けて、「食べ終わるとキャラクターが出てくるよ」と声掛けをして食べさせています。スプーンとフォークも子どものお気に入りを持たせてご飯が楽しい時間になるようにしています。
2歳の子どもが食べやすいよう、とろみをつけたり、調味料を工夫しているママもいるようです。料理の方法を変えると、口当たりが変わって食べてくれることもあるかもしれません。また、盛り付けを工夫することで食事が楽しい時間となり、食べる子どももいるようです。お皿やスプーン・フォークなどを子どものお気に入りにするのもいいかもしれませんね。
ご飯とおやつの時間をしっかり決める
30代ママ
大人のスケジュールにあわせると、食事の時間がバラバラになることがあります。食事とおやつの時間をしっかり決めることで、適度にお腹を空かせて食事をむかえることができるよう意識しました。
20代ママ
休みの日は家族みんなでおやつを食べるため、おやつの時間がいつもより違ったり、量が多かったりすることがあります。なるべくおやつの時間を守り、量を見極めてあげるようにしています。
お腹が空いてから食事をとれるように、ご飯とおやつの時間をしっかり決めたというママもいるようです。子どもが母乳をほしがるときも、食後にあげるようにするなど、タイミングを意識したというママの声もありました。
2歳児のご飯に関する悩み
2歳の子どもがいるママの中には、子どもの食事に関してさまざまな困り事や悩みを感じているという方もいるようです。ご飯に関する悩みをママたちに聞いてみました。
30代ママ
子どもにご飯をしっかり食べてほしいと思い、主食から副菜までバランスよく作るよう意識して料理していますが、機嫌が悪いときなどは一口しか食べないことがあり、どうすれば食べてもらえるのか知りたいです。
20代ママ
お菓子の味を知ってしまったのか、ご飯ではなくお菓子を食べたがるようになってしまいました。ご飯を食べずにお菓子を食べようとするので、どうすればご飯に興味を持ってもらえるのか困っています。
40代ママ
食べムラがあり困っています。ハンバーグなど好きなものはたくさん食べますが、ほうれん草など苦手な野菜は食べてくれないことが多いです。
30代ママ
2歳になりましたがまだ卒乳しておらず、たまにご飯を食べずに母乳をほしがることもあります。ご飯をあげても少量しか食べず、どうしたらもっとたくさん食べてくれるようになるのか気になります。
ご飯を食べない、ご飯よりお菓子や母乳をほしがるなど、ママたちにはさまざまな悩みがあるようです。食事に興味がないためか、ご飯を食べずにおもちゃで遊ぶことがあるので、ご飯を食べ終わる時間が遅くなるというママの声もありました。
2歳児に食べさせたいレシピ
2歳の子どもがたくさん食べたいと思うようなレシピはどのようなものがあるのでしょうか。ママたちが子ども用のメニューを作るときに意識したポイントやアレンジレシピなどもいっしょにご紹介します。
三色そぼろ丼
© gontabunta - Fotolia
30代ママ
2歳の娘には一食でバランスよく食材がとれる三色そぼろ丼をよく作ります。鶏ひき肉とコーン、細かくみじん切りにした小松菜をそれぞれ炒めて軽く味つけをし、ご飯の上に3つに分かれるようにきれいに盛ります。彩りが食欲を誘うのか、子どもも喜んで毎回完食してくれます。
簡単に調理できる三色そぼろ丼を作ったというママの声がありました。鶏ひき肉は豚や牛、小松菜はほうれん草やキャベツなどに変えたりと、アレンジ次第でいろいろな三食丼が作れそうです。
カレー風味の野菜スープ
20代ママ
野菜がたくさんとれるスープをよく作るのですが、食べないときはカレー風味にして食欲が出るよう工夫します。キャベツや玉ねぎなど家にある野菜を煮込んで、最後に子ども用のカレー粉を少量入れます。食欲がないときはスープご飯にして食べることもあります。
30代ママ
食べムラがあって、あまり食べないときはカレー粉を使った野菜スープにしています。カレー味ならどんな食材を入れても食べやすいようで、さまざまなアレンジができます。お肉を食べてほしいときは、薄切りの豚肉を細かく切って入れています。
淡白になりがちな野菜スープもスパイスの効いたカレー粉を少量入れると、食欲がわいてくるかもしれません。母乳やミルクの味に近くなるよう、ミルク味の野菜スープを作ったママの声もあり、他にもトマト味やコンソメ味などさまざまな味の野菜スープにアレンジすることができそうです。
チキンナゲット
20代ママ
食事の途中で遊ぶことがある息子のために、ひとくちで簡単に食べられるチキンナゲットを作りました。細かくした鶏むね肉に小麦粉や豆腐などを混ぜて油で揚げます。パクパク食べられるので、短い食事の時間でもしっかり食べることができています。
ひとくちで食べられるチキンナゲットは、子どもが食べやすいメニューかもしれません。大きさや形を変えて作ってあげると飽きることなく食べてくれそうです。お肉の口当たりが苦手な子どもには、豆腐を混ぜると食べやすいというママの声もありました。
2歳児が食事に興味をもつよう意識したこと
ご飯にあまり興味をもっていなかったり、お菓子や母乳の方が気になるという場合、どのようにしたら食事に興味をもってくれるのでしょうか。意識したことをママたちに聞いてみました。
料理をいっしょに作る
30代ママ
生地をいっしょに混ぜたり、のりをちぎったりと、簡単な作業は子どもにお願いすることがあります。お手伝いをするようになってからは料理に興味をもち、以前より食べる量が増えた気がします。
料理を子どもといっしょに作ることを意識したママの声がありました。料理に関わることで食事に興味をもち、ご飯を食べることへも繋がるかもしれません。
食事に関する絵本を読む
30代ママ
食事や料理に興味をもってもらいたいと思い、食事に関する絵本を読むようにしました。いっしょに食べる真似をしたり、食材の名前を読んだりして、食事の楽しさを少しずつ伝えられるとよいなと思っています。
食事に関する絵本を読むようにしたママもいるようです。絵本にのっていた食材を実際に見せて料理をしてみたら、積極的に食べるようになったというママの声もありました。
2歳児が食べたくなるように工夫しよう
iStock.com/monzenmachi
今回の記事では、2歳児のご飯に関する悩み、ご飯を食べないときの対策、2歳児に食べさせたいメニューとレシピ、食事に興味をもつように意識したことなどママたちの体験談をご紹介しました。
2歳の子どもがいるママの中には、ご飯の途中で遊ぶ、お菓子や母乳をほしがるなど、食事に関してさまざまな悩みをもつ方もいるようです。ご飯を食べないときは完食できる量にしたり形を変えたりと工夫できるかもしれません。子どもが喜ぶようなメニューとレシピを考えて、食事の時間を親子で楽しめるとよいですね。
ご飯を残してしまう時期が続いたので、少なめの半量にして完食できるようにしてみました。完食したことに自信が持てたのか、それからはたくさん食べてくれるようになりました。