2歳児がご飯を食べないときの工夫。子どもが喜ぶメニューとレシピ

2歳児がご飯を食べないときの工夫。子どもが喜ぶメニューとレシピ

食事に興味を持つように意識したこと

2018.12.23

2歳の子どもがご飯を食べないでお菓子や母乳を欲しがる、遊ぶことに夢中で食べることに興味を持たないという悩みを持つママもいるかもしれません。今回の記事では、2歳児のご飯に関する悩み、ご飯を食べないときの対策、2歳児に食べさせたいメニューとレシピ、食事に興味をもつように意識したことなどママたちの体験談を解説します。

※この記事は、2025年11月12日に更新されたものです。

2歳児がご飯を食べないときの工夫

ご飯を食べないときや、少量しか食べないときはどうすればよいのでしょうか。2歳児がご飯を食べないときの対応をママたちに聞いてみました。

完食できる量にする

ご飯一膳
iStock.com/yukibockle
30代ママ
30代ママ

ご飯を残してしまう時期が続いたので、保育士さんに相談し、少なめの半量にして完食できるようにしてみました。完食したことに自信が持てたのか、それからはたくさん食べてくれるようになりました。私もストレスが減り、成功でした。

20代ママ
20代ママ

ご飯を食べないときはおにぎりやおかずを一口サイズにして、一個ずつお皿に出してみるようにしています。食べきるとおかわりしたくなるのか、急にもっとちょうだいアピールをします。子育てって大変だなぁと思いました。

ご飯を完食できるよう少なめの量にしてあげたというママの声がありました。全部食べられたという自信がもっと食べたいという気持ちに繋がるのかもしれませんね。

形や大きさを変えてみる

20代ママ
20代ママ

普段から丸い形のおにぎりにしていますが、あまり口に運ばないときがあります。たまには違う形にしてみようと思い、細長い形にしてみたら驚くくらい食べてくれました。保育園に行く前の朝ごはんは、時間がないので全然食べてくれないとイライラししまいます。

 

30代ママ
30代ママ

夜ごはんのハンバーグなどはそのままだとあまり食べてくれないのですが、小さく切ってお皿に盛ると食べてくれます。食べやすい大きさにするとたべてくれるようです。食べにくいとめんどくさく感じるのが、食べない原因なのかなと思います。

20代ママ
20代ママ

ほうれん草や人参など栄養豊富ですが、子どもが苦手なので、フードプロセッサーでみじん切りにしてハンバーグや肉団子に混ぜています。そうすると大丈夫なようで、食べてくれます。見える形にはしないのがいいと思います。管理栄養士監修のレシピ本にいろいろな裏技が載っていて、おすすめです。

食材の形や大きさを変えて工夫してみたママもいるようです。自分で手づかみするときの形を変えたり、食材を薄切りやみじん切りにしたというママの声がありました。子どもが飽きさせないようにさまざまな形や大きさで試してみるのもよいかもしれません。

料理・盛り付けの方法を変えてみる

20代ママ
20代ママ

豆腐や野菜などを入れたスープをいつも残して遊び食べが始まります。ためしに、とろみをつけて出してみたところ、いつもと口当たりが違って食べやすいのが理由なのか、完食していました。

40代ママ
40代ママ

大人用のご飯と同じものを出すと、香りが苦手なものがあるのか嫌がることがあります。幼児用に取り分けて香りや調味料に注意しています。

20代ママ
20代ママ

夏は食欲がないのか、いつも以上に食べないので、子供の好きなキャラクターのお皿に盛り付けて、「食べ終わるとキャラクターが出てくるよ」と声掛けをして食べさせています。怒ると逆効果なので、スプーンとフォークも子どものお気に入りを持たせてご飯が楽しい時間になるようにしています。

2歳の子どもが食べやすいよう、とろみをつけたり、調味料を工夫しているママもいるようです。料理の方法を変えると、口当たりが変わって食べてくれることもあるかもしれません。また、盛り付けを工夫することで食事が楽しい時間となり、食べる子どももいるようです。お皿やスプーン・フォークなどを子どものお気に入りにするのもいいかもしれませんね。

ご飯とおやつの時間をしっかり決める

30代ママ
30代ママ

大人のスケジュールにあわせると、食事の時間がバラバラになることがあります。食事とおやつの時間をしっかり決めることで、適度にお腹を空かせて食事をむかえることができるよう意識しました。

20代ママ
20代ママ

休みの日は家族みんなでおやつを食べるため、おやつの時間がいつもより違ったり、量が多かったりすることがあります。なるべくおやつの時間を守り、量を見極めてあげるようにしています。

お腹が空いてから食事をとれるように、ご飯とおやつの時間をしっかり決めたというママもいるようです。子どもが母乳をほしがるときも、食後にあげるようにするなど、タイミングを意識したというママの声もありました。

2歳の子どもがごはんを食べないときの失敗談

ご飯を食べないわが子を前にすると、つい感情的になってしまったり、焦りからよくない対応をしてしまったりすることもあります。ここでは、ママたちが経験した「これは失敗だった」と感じる対応やエピソードをご紹介します。

食べないからといって叱るのは逆効果

30代ママ
30代ママ

ご飯をあまり食べない日が続き、どうすればいいかわからず、つい「ちゃんと食べなさい!」と強く叱ってしまいました。そうしたら子どもは泣いてしまい、ますますご飯を拒否するように。食事の時間が楽しいものではなくなり、子どもも私もつらい状況になってしまいました。

20代ママ
20代ママ

せっかく作ったのにとイライラし、子どもが少しでも口を開けたら急いでスプーンで押し込んでしまったことがあります。そのせいで食べること自体を嫌がるようになり、しばらくは私がスプーンで食べさせようとすると、顔を背けるようになってしまいました。

叱ったり無理に食べさせたりすることは、食事への苦手意識や嫌悪感を育ててしまう可能性があります。食事の時間が「怖い」「楽しくない」といったネガティブな経験になってしまうと、余計に食欲が落ちてしまう悪循環に陥りかねません。食事は楽しい時間であることを意識し、大人が過度にプレッシャーをかけないことが大切です。

いつまでも食卓に置いておくのはNG

30代ママ
30代ママ

「もしかしたら後で食べるかも」と期待して、ご飯を食べてくれないとき30分以上も食卓に置きっぱなしにしていました。しかし、結局食べず、食事と食事の間が短くなってしまうため、次の食事にひびいてしまうという悪循環に気づきました。

食事の時間はダラダラと長くせず、30分程度で切り上げるのが望ましいとされています。食べ終わらなくても、一定の時間が来たら片付けて、次の食事やおやつまで何も与えないようにすることで、「食事の時間に食べないと次はない」という区切りを子どもに学んでもらうことが大切です。長時間放置された食事は衛生面でも良くありません。

2歳児のご飯に関する悩み

2歳の子どもがいるママの中には、子どもの食事に関してさまざまな困り事や悩みを感じているという方もいるようです。ご飯に関する悩みをママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

子どもにご飯をしっかり食べてほしいと思い、主食から副菜までバランスよく作るよう意識して料理していますが、機嫌が悪いときは一口しか食べないことがあり、どうすれば食べてもらえるのか知りたいです。

30代ママ
30代ママ

お菓子の味を知ってしまったのか、ご飯ではなくお菓子を食べたがるようになってしまいました。ご飯を食べずにお菓子を食べようとするので、どうすればご飯に興味を持ってもらえるのか困っています。

30代ママ
30代ママ

食べムラがあり困っています。ハンバーグなど好きなものはたくさん食べますが、ほうれん草など苦手な野菜は食べてくれないことが多いです。また、風邪気味のときや熱があるときは、ほぼ何も食べません。

20代ママ
20代ママ

2歳になりましたがまだ卒乳しておらず、たまにご飯を食べずに母乳をほしがることもあります。ご飯をあげても少量しか食べず、どうしたらもっとたくさん食べてくれるようになるのか気になります。

ご飯を食べない、ご飯よりお菓子や母乳をほしがるなど、ママたちにはさまざまな悩みがあるようです。食事に興味がないためか、ご飯を食べずにおもちゃで遊ぶことがあるので、ご飯を食べ終わる時間が遅くなるというママの声もありました。

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2歳児に食べさせたいレシピ

2歳の子どもがたくさん食べたいと思うようなレシピはどのようなものがあるのでしょうか。ママたちが子ども用のメニューを作るときに意識したポイントやアレンジレシピなどもいっしょにご紹介します。

三色そぼろ丼

三食そぼろ丼
© gontabunta - Fotolia
30代ママ
30代ママ

2歳の娘には一食でバランスよく食材がとれる三色そぼろ丼をよく作ります。鶏ひき肉とコーン、細かくみじん切りにした小松菜をそれぞれ炒めて軽く味つけをし、ご飯の上に3つに分かれるようにきれいに盛ります。彩りが食欲を誘うのか、子どもも喜んで毎回完食してくれます。

簡単に調理できる三色そぼろ丼を作ったというママの声がありました。鶏ひき肉は豚や牛、小松菜はほうれん草やキャベツなどに変えたりと、アレンジ次第でいろいろな三食丼が作れそうです。

カレー風味の野菜スープ

20代ママ
20代ママ

野菜がたくさんとれるスープをよく作るのですが、食べないときはカレー風味にして食欲が出るよう工夫します。キャベツや玉ねぎなど家にある野菜を煮込んで、最後に子ども用のカレー粉を少量入れます。食欲がないときはスープご飯にして食べることもあります。

30代ママ
30代ママ

食べムラがあって、あまり食べないときはカレー粉を使った野菜スープにしています。カレー味ならどんな食材を入れても食べやすいようで、さまざまなアレンジができます。お肉を食べてほしいときは、薄切りの豚肉を細かく切って入れています。

淡白になりがちな野菜スープもスパイスの効いたカレー粉を少量入れると、食欲がわいてくるかもしれません。母乳やミルクの味に近くなるよう、ミルク味の野菜スープを作ったママの声もあり、他にもトマト味やコンソメ味などさまざまな味の野菜スープにアレンジすることができそうです。

チキンナゲット

20代ママ
20代ママ

食事の途中で遊ぶことがある息子のために、ひとくちで簡単に食べられるチキンナゲットを作りました。細かくした鶏むね肉に小麦粉や豆腐などを混ぜて油で揚げます。パクパク食べられるので、短い食事の時間でもしっかり食べることができています。

ひとくちで食べられるチキンナゲットは、子どもが食べやすいメニューかもしれません。大きさや形を変えて作ってあげると飽きることなく食べてくれそうです。お肉の口当たりが苦手な子どもには、豆腐を混ぜると食べやすいというママの声もありました。

2歳児が食事に興味をもつよう意識したこと

ご飯にあまり興味をもっていなかったり、お菓子や母乳の方が気になるという場合、どのようにしたら食事に興味をもってくれるのでしょうか。意識したことをママたちに聞いてみました。

料理をいっしょに作る

30代ママ
30代ママ

生地をいっしょに混ぜたり、のりをちぎったりと、簡単な作業は子どもにお願いすることがあります。お手伝いをするようになってからは料理に興味をもち、以前より食べる量が増えた気がします。

料理を子どもといっしょに作ることを意識したママの声がありました。料理に関わることで食事に興味をもち、ご飯を食べることへも繋がるかもしれません。

食事に関する絵本を読む

30代ママ
30代ママ

食事や料理に興味をもってもらいたいと思い、食事に関する絵本を読むようにしました。いっしょに食べる真似をしたり、食材の名前を読んだりして、食事の楽しさを少しずつ伝えられるとよいなと思っています。

食事に関する絵本を読むようにしたママもいるようです。絵本にのっていた食材を実際に見せて料理をしてみたら、積極的に食べるようになったというママの声もありました。

2歳児が食べたくなるように工夫しよう

子どもと食事するママ
iStock.com/monzenmachi

今回の記事では、2歳児のご飯に関する悩み、ご飯を食べないときの対策、2歳児に食べさせたいメニューとレシピ、食事に興味をもつように意識したことなどママたちの体験談をご紹介しました。

2歳の子どもがいるママの中には、ご飯の途中で遊ぶ、お菓子や母乳をほしがるなど、食事に関してさまざまな悩みをもつ方もいるようです。ご飯を食べないときは完食できる量にしたり形を変えたりと工夫できるかもしれません。子どもが喜ぶようなメニューとレシピを考えて、食事の時間を親子で楽しめるとよいですね。

2歳児の食事のしつけ。マナーや声かけの工夫などポイント

二歳児の食事のしつけ。2歳の子どもへの声がけや工夫など

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2018.12.23

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【天才の育て方】#25 古里愛~夢はグラミー賞。名門バークリー音楽大学に合格した、13歳のジャズピアニスト

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メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。
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