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子どもの目の健康、意識してる?ママたちの関心とリアルな声を調査
子どもの目の健康に「早期発見が大切」と分かっていても、「具体的に何をすればいいの?」と悩んでいませんか?今回の調査では、そんな子育て世代のママたちにアンケートを実施。ふだんの対策や、視力矯正を始めたきっかけなど、リアルな声から見えてきた「子どもの目の健康」の実態をお届けします。
子どもの目の健康について
子どもの目の健康について気になっていることや気をつけていることを聞いてみました。
Q1.子どもの目の健康に関心がありますか?
KIDSNA STYLE読者に、子どもの目の健康に関心があるかを聞いたところ「関心がある」74.7%が圧倒的に多い結果になりました。「やや関心がある」も含むと96.2%とほぼ全員のママが子どもの目の健康に関心があると感じているようです。
Q2.子どもの目の健康で悩んでいることや心配なことを教えてください。
子どもの目の健康で悩んでいることについて「視力の低下」を選んだ人が約6割でした。その他「はやり目・プール熱」「斜視」「ものもらい」など目の病気について気になる人が多いようです。
一方で「特にない」と答えた人も3割程度おり、現状悩みがない人も一定数いることがわかります。
Q3.子どもの目の健康のために気をつけていることを教えてください。
子どもの目の健康のために気をつけていることとして「部屋の明るさに注意する」「デジタルデバイスを使う時間を決める」「外遊びする」「睡眠をとる」が上位でした。
また、1割程度のママが「何もしていない」と回答しました。
Q4.子どもの視力低下について気になっていますか。
子どもの視力低下について聞くと、63.3%のママが「気になっている」と回答しました。なかでも、現時点では視力に問題がないにもかかわらず「気になっている」と答えた人が最も多い結果となっており、多くのママが子どもの目の健康に対して、予防的な関心を抱いていることがうかがえます。
子どもの視力矯正について
子どもの視力矯正について聞いてみました。
Q5.現在子どもの視力矯正をしていますか。
子どもが視力矯正をしているかを聞いたところ「していない」92.7%が優勢でした。
Q6.子どもの視力矯正を始めたきっかけを教えてください。
子どもの視力矯正を始めたきっかけを聞いたところ、「幼稚園や学校などの定期健診で指摘されたから」を選択した人が9割以上を占めました。
そのほかも「市区町村の定期健診にて指摘されたから」「眼科を受診した際に指摘されたから」など専門機関からの指摘がきっかけとなっているケースが多く、親や子ども自身が気づいたケースはあまり多くないことがわかります。
Q7.子ども用の眼鏡の予算を教えてください
子ども用眼鏡の予算を聞くと「5,000円~1万円未満」を選択した人が半数以上を占め、次に「1万円~1万5,000円未満」が続きました。
Q8.子どもの眼鏡を購入する際に重視していることは何ですか。
子どもの眼鏡を購入する際に重視していることは「品質保証(無料交換・修理)」「価格」「レンズの強度保障(度数交換)「フィット感」「子ども用のフレームのデザインが豊富か」が上位に挙がりました。
子どもは不注意により眼鏡を壊してしまうことも多いため、壊れてしまってもあまりコストがかからないように工夫しているママが多いのかもしれません。また矯正用眼鏡は子どもが積極的に装着してくれないと効果が発揮できないため、「きちんとつけてくれるように」という視点でフィット感やデザイン性を重視しているママが多いことがうかがえます。
Q9.現在子どもが使用してる眼鏡の購入店を教えてください。
子どもが使用している眼鏡の購入店では「Zoff」「JINS」を選択した人が圧倒的に多い結果でした。
Q10.過去に子どもの眼鏡を購入した際、満足度が高かった眼鏡店とその理由を教えてください。
視力矯正のきっかけは「定期健診」が圧倒的。定期的に専門機関を受診して
今回の調査から、多くのママが子どもの目の健康に関心を持っている一方で、具体的な対策は行っていないという方も少なくないことがわかりました。
子どもの目の異常は、保護者や子ども自身ではなかなか気づきにくいものです。だからこそ、学校や自治体の定期健診は欠かさずに受け、早期発見につなげることが重要です。子どもの弱視は、早期発見・早期対応が改善への近道となります。ぜひ、この機会に改めてお子様の目の健康について考えてみませんか。
【調査概要】
調査対象者:KIDSNAユーザー
調査期間:2024年5月31日〜6月10日
調査方法:インターネット調査
回答件数:289件