【調査】未就学児のママはおもちゃをどう選ぶ?重視するポイントや金額感

【調査】未就学児のママはおもちゃをどう選ぶ?重視するポイントや金額感

2025.09.01

せっかくおもちゃを購入するなら、子どものためになるおもちゃを選びたい!そんなふうに感じているママは多いはずです。この調査では、未就学児のママ340人におもちゃの購入意識についてアンケートを行いました。おもちゃ選びで重視するポイントや年間の購入金額など、ママたちのリアルな声をお届けします。

おもちゃ選びで重視するポイント

まずはおもちゃを選ぶ際に何を重視しているかを聞いてみました。

Q.おもちゃを選ぶときはどういった点を重視していますか?

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おもちゃ選びで重視するポイントでは「子どもの成長に寄与するか」が79.4%を占め、次いで「おもちゃのデザイン」が70.0%となりました。

子どもの成長を後押ししつつも、見た目や安全性についても重視して選んでいることがわかりました。

おもちゃに求めること

では、ママたちはおもちゃに何を求めているのでしょうか?

Q.おもちゃにはどういった点を求めていますか?

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「子どもが熱中して遊べる」が83.5%となり、続いて「脳の発達や教育に良さそう」が78.5%、「子どもが安全に遊べる」も65.3%でした。

保護者のサポートがなくても、子どもがみずから遊びたいと思えるおもちゃを求めていることがわかります。

年間のおもちゃ購入額

実際におもちゃにかけている金額について聞いてみました。

Q.年間でおもちゃを購入する金額はどのくらいですか?

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年間のおもちゃ購入額を聞いてみると、「10,000~15,000円」36.8%がもっとも多い結果となり、10,000円以上と答えた割合は88.8%でした。

総務省統計局の「家計調査」令和2年(西暦2020年)によると、おもちゃの年間購入額の全国平均は6,934円ですので、KIDSNA STYLEユーザーのおもちゃの購入金額は比較的高い傾向にあることがわかります。

出典:総務省統計局「家計調査」

おもちゃの情報収集について

子どもの成長をサポートするものやデザイン性、安全性など、様々な観点からおもちゃを選んでいることがわかりました。では、よりよいおもちゃを入手するためにママたちが行っている情報収集について聞いてみました。

Q.おもちゃを探す際に情報収集はどこでしていますか?

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おもちゃの情報収集先は「Instagram」が90.3%と圧倒的に多い結果となりました。「#おもちゃ」のハッシュタグがついた投稿は152万件、「#知育玩具」は31万件となっており、おもちゃに関する情報は非常に多いことがわかります。

一方で店頭で直接おもちゃを見る、ママ友の口コミなどオフラインでの情報取集もメインとなっているようです。

Q.ママ友同士でおもちゃに関する会話はありますか?

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ママ友同士でおもちゃに関する会話があるかについては86.8%が「YES」と回答しました。おもちゃのおすすめや使用感などについて他のママの意見を聞きながら購入を検討することも多いようです。

Q.どんな人がおすすめしていたら購入したいと思いますか?

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おもちゃを購入する際、誰のおすすめが参考になるかを聞いたところ「保育士」が77.4%でもっとも高く、次いで先輩ママやママ友という結果でした。

情報収集ツールとしてはInstagramが主流であるものの、実際におもちゃを購入するかどうかに関しては身近な人の意見を参考にしていることがわかります。

Q.専門家のおすすめやお墨付きのおもちゃは購入したいと思いますか?

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一方で、専門家のおすすめやお墨付きのおもちゃを購入したいかという質問に「YES」と答えたママも94.1%と多数派でした。子どもの発達や成長に詳しい専門家の意見がおもちゃの購入を後押しすることもありそうです。

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おもちゃ選びに関する希望

続いて、おもちゃを選ぶ際にママが感じていることについて聞いてみました。

Q.おもちゃ購入前に試せる機会があるといいと感じますか?

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購入前におもちゃを試せる場が欲しいと感じているママは97.4%でした。

先ほどの質問でも、店頭で直接おもちゃを見に行く人が多い結果となったことからも、実際におもちゃを見て、試したいと感じている保護者は多いことが予想できます。

購入したおもちゃについて

これまでどんなおもちゃを購入したのか聞いてみました。

Q.今までどんなおもちゃを購入しましたか?

 
 

子供の発達に良さそうなボーネルンド、Peopleを中心に集めています。自分の好みで木のおもちゃやコンゲススロイドなどおしゃれな物も少し買っています。

 
 

ベビージム、マグネットのブロック、指先を使う知育玩具、リモコンやスマホのおもちゃ、音が鳴る絵本

 
 

音楽が鳴るものや楽器のおもちゃ、アンパンマンのレジスターや歯磨きのような実生活に直結するようなおもちゃ

 
 

シュライヒのフィギュア、プラレール、トミカ、パズル、カードゲーム、剣、ピストル、粘土

 
 

大きいものだと、プーさんのメリー、アンパンマンのクルコロタワー、アンパンマンのよくばりボックス、ジャンパルー、フィッシャープライスの椅子、フィッシャープライスの押し車、スリコのボールプール、おままごとカートの押し車、アンパンマンの乗れる車、海外製品のハンドルおもちゃ(←大好き)、Dバイク 等

 
 

ボーネルンドのおもちゃ、ニューブロック、レゴ、プラレールなど

 
 

ママ達が使っている物を欲しがるので、リモコンや携帯、車のハンドルなどを購入しました!

 
 

年齢に応じた物を選んでいましたが、今は本人が欲しい(トミカ、siku 、プラレール、LEGOなど)を購入しています。

 
 

マグビルド、キッチンのおもちゃ、室内バイク、トミカ、プラレール、粘土、小さいジャングルジムとブランコ

 
 

脳科学の方が推薦したパズル、英語で音声が流れる絵本、マグネットでくっつく図形のおもちゃ、アンパンマンのレゴデュプロ

 
 

おままごとキッチン、形を落とすおもちゃ、つみき、木のコマ

 
 

つみき、ボリーボール、ぱりぱり絵本、ラトル系、フラッシュカード、バイクなど

メリー、ベビージムやおままごと、パズルなど子どもの年齢に応じてさまざまなおもちゃを購入していることがわかりました。

特定のメーカーのおもちゃをすすんで購入しているママもいるようです。

Q.おもちゃを購入するタイミングはどんな時ですか?

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子どものおもちゃを購入するタイミングは「誕生日」「クリスマス」が圧倒的に高い結果になりました。

フリー回答のコメントでは「魅力的なおもちゃが見つかったとき」や「子どもの成長に応じたタイミング」など、それぞれの家庭ごとにタイミングがあることがわかりました。

ママたちは知育玩具に熱視線。SNSとリアルな口コミから情報収集する傾向に

ママたちが子どものおもちゃを購入する際、子どもの成長を後押しするような「知育玩具」に魅力を感じる傾向があることがわかりました。またおもちゃに関する主な情報収集ツールとしてはInstagramが主流であるものの、実際に購入を後押しする要素としてはママ友や保育士、専門家の意見も含まれるようです。

「遊びながら子どもの能力を育てたい」「何かに熱中する経験をさせてあげたい」など、おもちゃ選びにはママたちの愛情がたっぷり詰まっているようです。子どもの成長に応じてできることや好きなことは変わっていくため、わが子にとってのベストタイミングでよりよいおもちゃに出会えるといいですね。

【調査概要】

調査対象者:KIDSNAアンバサダーにご登録のママ

調査期間:2023年3月13日〜3月21日

調査方法:インターネット調査

回答件数:340件

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