赤ちゃんがベビーベッドで寝ない理由は?添い寝など、ママたちが実践した解決法【体験談】

赤ちゃんがベビーベッドで寝ない理由は?添い寝など、ママたちが実践した解決法【体験談】

赤ちゃん用品として定着しているベビーベッド、実際使ってみると子どもが寝ないと悩んでいるママもいるのではないでしょうか。布団に添い寝もよいですが、せっかく用意したならできればベビーベッドを使いたいですよね。赤ちゃんがベビーベッドで寝ない理由や、生後1ヶ月までの新生児がベッドで寝ないときの対策、どうすれば寝てくれるのかについて、ママたちの声を参考に調査しました。

ベビーベッドで寝てくれる?

子どもはベビーベッドで寝て欲しいと思い購入しても、実際子育てしてみると「ベビーベッドでは寝ない」と悩んでいるママはいるかもしれません。寝ない理由は何なのか、解決策とあわせて周りのママに話を聞きました。

ママたちが考える、ベビーベッドで寝ない理由

ベビーベッドで赤ちゃんや子どもが寝ない理由はなぜでしょう。ママたちが思う寝ない理由について調査しました。


ママから離れるとき

ママに抱っこされる赤ちゃん
MISS TREECHADA YOKSAN/Shutterstock.com

「添い乳で寝かしつけていましたが、私から離した途端泣き出してしまいました。生後4カ月ごろまでは子どもが熟睡してるかどうか見極められず、なかなかベビーベッドへ移せませんでした」(20代ママ)

「生後半年ほどまで、ベビーベッドに移した途端起きてしまいました。周りのママから『赤ちゃんには背中スイッチがある』と聞いてはいましたが、まさにその現象でした」(30代ママ)

寝ていたのにベビーベッドや布団に移すと赤ちゃんが起きてしまう様子から、「背中スイッチがついている」なんて表現される場合もありますよね。低月齢の赤ちゃんは些細な音や動きで目覚めてしまうこともあるようので、ベビーベッドでは寝かせにくいと感じるママもいるようです。


ベビーベッドの中が冷たい

「子どもが0歳の寒い時期はベビーベッドでの寝かしつけが大変でした。春や夏の時期は比較的寝てくれたので、ベッドの中が冷えていたからかもしれません」(20代ママ)

「新生児の時期はベッドに寝かせようと思っても起きてしまうことが多かったです。今おもえば寝かしつけの抱っこをされている状態と比べ、ベビーベッドの中は冷たくて嫌だったのかなと思います」(30代ママ)

ベビーベッドの中が冷たいために、ベッドへ移すと起きてしまう赤ちゃんもいるようです。気温が低い時期は特に気になるママもいるでしょう。湯たんぽなどを上手に使いながらベビーベッドを温めてみてもよさそうですね。布団の中が暑くなりすぎないかや赤ちゃんが火傷をしないか等注意できるとよいですね。


日中の過ごし方

「予防接種を受けた日はベビーベッドでの寝かしつけが難しかったです。母乳をあげつつ子どもが寝たらベッドに移していましたが、些細な音や小さな動きで起きてしまう場合が多かったように思います」(30代ママ)

「雨が続き外出しない日が続くと、ベビーベッドでは寝ない日がありました。私も子どもも、うまく気分転換できなかったからかもしれません」(20代ママ)

日中の過ごし方によってはうまく寝つけない場合もあるようです。子どもが落ち着くまで抱っこをしたり、適度に外へ出て親子で気分転換したり、ママと子どもにあった過ごし方を見つけられるとよいですね。

こちらの記事も読まれています

【体験談】子どもがベビーベッドで寝ないときの対策

ベビーベッドで寝ない問題を抱えたママたちは、どのように乗り越えていったのでしょう。具体的な解決策を聞きました。


おくるみをした状態で寝かしつけ

おくるみでくるんだ赤ちゃん
iStock.com/phonprom

「新生児の後半時期から寝かしつけのときはあらかじめダブルガーゼのおくるみに包んでから抱っこしていました。そのままベビーベッドに移すと、寝続ける時間も増えました」(30代ママ)

「生後3カ月ごろはお昼寝はおくるみ、夜は添い乳で寝かしつけてました。おひなまきに慣れるまで苦労しましたが、慣れると抱っこもしやすくベビーベッドにも移しやすかったです」(20代ママ)

おくるみで赤ちゃんを包んで寝かしつけ、そのままベビーベッドに移す方法もあるようです。包まれていることに安心する赤ちゃんもいるのかもしれません。寝ついたらおくるみを外すなど、安全面を気にかけながら利用してみもよさそうですね。


添い寝の後にベビーベッドへ移動

「母乳量が安定してきた生後5カ月ごろから、大人用のベッドで添い乳や添い寝をし子どもが熟睡したころにパパがベビーベッドに移していました。たまに目覚めてしまいますが、その後抱っこするとすぐ泣きやんで、しばらくするとベビーベッドで寝てくれました」(30代ママ)
「パパが寝かしつけてくれるときは、畳の上にクッションを敷いて添い寝しています。ひたすら話しかけてると寝てくれるので、その後ベビーベッドに移しています」(30代ママ)

「0歳のころから、布団で添い寝しその後ベビーベッドに移す、を繰り返していたら、1歳半ごろからベビーベッドへ移すだけで静かに寝てくれるようになりました」(20代ママ)

ベビーベッドとは別の場所で添い寝をし、赤ちゃんが熟睡したころにベッドへ移していたママやパパもいるようです。抱っこと違いママたちも身体を休ませながら寝かしつけができるのは嬉しいですよね。ベビーベッドへの前段階として、添い寝で寝かしつけている声もありました。


ぬいぐるみやおもちゃを用意

「何かをつかんでいると落ち着くのか、生後半年から1歳くらいまではベビーベッドにぬいぐるみを置いて寝かしつけしていました。寝かしつけた後に起きそうになったらぬいぐるみを手に持っていくと、起きないことも多かったです」(30代ママ)

「まだ遊び足りないのか、2歳ごろからベビーベッドに行くのを嫌がるようになりました。お気に入りのおもちゃを一つベッドに持っていくと満足するようなので、おもちゃを持たせながら寝かしつけをするとスムーズに寝てくれます」(30代ママ)

子どもがお気に入りのぬいぐるみやおもちゃを使い、ベビーベッドで寝かしつけている場合もあるようです。近くに安心できるものがあると、子どもも寝つきやすいのかもしれませんね。子どもが寝ついたらぬいぐるなどをそっと下げるなど、安全面に気をつけながら使ってみてはいかがでしょうか。

ベビーベッドを活用し続けるために

ベビーベッドで眠る赤ちゃん
iStock.com/yaoinlove

ベビーベッドで子どもが寝ない、という悩みをもつママやパパは多いようです。その理由はさまざまですが、ママたちの声を集めると、子どもに合った解決策を見つけ、ベッドを使い続けているご家庭もあることがわかりました。ベッドの前に一度添い寝をするなどし、子どもが少しずつベビーベッドに慣れていけるとよさそうですね。

この記事を読んだあなたにおススメ

【漫画家・ツルリンゴスターインタビュー】妻・母、漫画家、どの自分も大切にするために<前編>

ママの睡眠不足解消にもつながる? 赤ちゃんの睡眠を独自の方法で見守る 日本発の「ベビーセンサー」製品に注目!

2018.09.22

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。