フォローアップミルクをいつからあげたらよいのか気になるママもいるかもしれません。今回は、フォローアップミルクはどのようなミルクなのか、完母や混合、完ミで育てているママがフォローアップミルクをあげ始めた時期やどのように飲ませていたか、あげるときに意識したことについて体験談を交えてご紹介します。
フォローアップミルクとは、離乳食で不足しがちな栄養素を補うために赤ちゃんが飲むのミルクのひとつのようです。
厚生労働省の資料には、次のように書かれています。
資料によると、フォローアップミルクを取り入れる際は医師に相談することが推奨されていますが、離乳食の進み具合に合わせて、自身で判断して取り入れているママもいるようです。実際に、ママたちはいつからフォローアップミルクをあげているのでしょうか。
完母や混合、完ミそれぞれのママたちに、いつからフォローアップミルクをあげていたのか聞いてみました。
「フォローアップミルクをいつからあげたらよいのか迷いましたが、離乳食をよく食べられるようになり粉ミルクの買い置きもなくなっていたので、9カ月頃に切り替えました。牛乳に慣れるまで時間がかかったのもあり、1歳半頃まであげていました」(30代ママ)
完ミ育児の場合、離乳食がしっかり食べられるようになったタイミングで9カ月頃フォローアップミルクへ移行したママがいるようです。他にも、卒乳に向けて育児用ミルク以外のものをあげたいと考えたため、1歳未満でも飲めるフォローアップミルクを10カ月頃から取り入れたというママの声もありました。
「離乳食が3回食になると、授乳間隔が空くようになったことでそれまでよりも母乳が出にくくなったように感じました。順調に離乳食も進んでいたので、フォローアップミルクの缶の表示を確認して9カ月からミルクの代わりとしてフォローアップミルクをあげるようになりました」(20代ママ)
混合育児の場合も、離乳食の進み具合を加味しながら9カ月頃フォローアップミルクをあげるようになったママもいるようです。他にも、今まで母乳や育児用ミルクを飲んでいた赤ちゃんがフォローアップミルクの味に戸惑うことがないよう、10カ月頃から育児用ミルクや母乳と併用しながら移行していったというママの声も聞かれました。
「うちの子は、母乳は飲んでいても食が細く離乳食が思うように進みませんでした。市の保健師さんからのアドバイスもあり、10カ月頃から離乳食やおやつの時間にフォローアップミルクをあげるようにしました」(30代ママ)
完母育児をしていたママからは、赤ちゃんの食が細く離乳食が進まなかったため10カ月頃フォローアップミルクを取り入れたという声が聞かれました。他にも、赤ちゃんが11カ月頃に母乳を飲まなくなってしまったため、牛乳を飲めるまでフォローアップミルクをあげていたという声も聞かれました。
赤ちゃんにフォローアップミルクをあげるときは、どのようにあげたらよいのでしょう。実際に、ママたちは何を使ってあげているのかを聞いてみました。
「完ミで育ってきた娘が飲みやすいよう、哺乳瓶を使ってあげていました。飲む道具とミルクの味が両方変わることで娘が戸惑ってしまわないよう、ミルクの味に慣れてから徐々にストローやコップであげるようにしました」(20代ママ)
完ミ育児で育ってきた赤ちゃんの飲みやすさを考え、哺乳瓶を使ってフォローアップミルクをあげているママがいるようです。ママのなかには、フォローアップミルクをストローであげてみたところ赤ちゃんが嫌がってしまったため、慣れている哺乳瓶を使ってあげているという声も聞かれました。
「うちの子は完母で育てていたので、哺乳瓶を嫌がってしまい飲もうとしませんでした。そこで、よい機会だと思い練習も兼ねてストローマグでフォローアップミルクをあげてみたところ、失敗しながらも少しずつ飲めるようになりました」(30代ママ)
母乳で育った赤ちゃんの場合、哺乳瓶自体を嫌がることもあるかもしれません。その際は、ストローマグを使ってみるとよいかもしれませんね。白湯やお茶をストローマグを使って飲めるようになっていたので、ストローマグでフォローアップミルクを飲んだという声も聞かれました。
「今息子は10カ月ですが、フォローアップミルクはコップを使ってあげています。1歳から保育園に入園することになっているので、おやつの時間などに牛乳を飲めるよう今から練習しています」(30代ママ)
赤ちゃんが保育園の入園を控えているときなどに、練習も兼ねてコップでフォローアップミルクをあげているママもいるようです。コップを使う練習をするときは、最初のうちはこぼしてしまうことも考えて中身を少量にすると、後片づけがしやすかったというママの声もありました。
ママたちに、赤ちゃんにフォローアップミルクをあげるときに意識したことを聞いてみました。
「フォローアップミルクは量を意識してあげています。もっと飲みたいと欲しがるときもありますが、缶に表示されている1日あたりの量を目安にして、確認しながら調節するようにしています」(20代ママ)
1回あたりの量を意識してフォローアップミルクをあげているママがいるようです。飲み切れずにフォローアップミルクが余ってしまったときは、ホットケーキの生地に入れたり離乳食に混ぜてあげたというママの声もありました。
「子どもの虫歯予防のために、寝る前にフォローアップミルクをあげないよう意識しています。どうしても子どもが欲しがるときなどは、飲んだ後に歯磨きをして口のなかをすっきりさせてから寝かしつけをするようにしています」(30代ママ)
虫歯予防としてフォローアップミルクを寝る前にあげないようにするなど、飲むタイミングを意識しているママもいるようです。ママのなかには、フォローアップミルクを寝る前に飲んだとき赤ちゃんが歯磨きを嫌がったため、口のなかをゆすいだり指に巻いたガーゼで歯を優しくぬぐってあげたという声も聞かれました。
厚生労働省の資料によると、離乳が順調に進んでいる場合はフォローアップミルクを取り入れる必要はありませんが、ママたちは、赤ちゃんが9ヶ月~10ヶ月の頃から与えることが多いようです。
赤ちゃんが1歳になる前に母乳を飲まなくなってしまったため、牛乳を飲めるようになるまでフォローアップミルクをあげていたという完母のママもいました。
1回あたりの量やあげるタイミングなども意識しながら、フォローアップミルクを取り入れられるとよいですね。
2019年04月14日
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