遊びながら創造力、友達と協力しあう気持ちが育つBRIO(ブリオ)のおもちゃ
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3歳くらいになり自我が芽生えてくると、子どもが欲しがるものとママが買ってあげたいと思うおもちゃがマッチしないこともありますよね。そこで幼児期の子どもを持つママに集まってもらい、おもちゃのスペシャリストにこの時期のおもちゃの遊び方と、ママと子どもどちらにも満足するおもちゃについて聞いてみました。
座談会の参加メンバー
右:筧沙奈恵さん @sanaekakei(5歳9ヶ月女の子の女の子と2歳6ヶ月の男の子のママ)
中央:鈴木優美さん @suzukiyumi(2歳8ヶ月の男の子と11カ月の女の子を持つママ)
左:宮崎真梨子さん @miyamari92(3歳0ヶ月の男の子)
子どものおもちゃ、他のママはどうやって選んでいる?
まだ自分の意志がはっきりしない赤ちゃんの時は、ママやパパの希望でおもちゃを選んでいた方も多いと思います。
でも、成長するにつれ、子どもの自我が芽生えてくると、おもちゃの選び方が変わってきたという家庭も多いのではないでしょうか。
今回、座談会に参加していただいた読者の鈴木さんは、子どもの意見を尊重したおもちゃ選びをしている、と教えてくれました。
他のママも知育のおもちゃは気になるものの、子どもの意見を優先するという意見があがりました。
我が家では本人が欲しがっていなくても『成長のサポートになるな』、『将来、役立ちそうだな』と私や夫が感じたものは、買っておいてさりげなくおもちゃスペースに置いています(笑)。
筧さんいわく、最初は興味を示さなくても、時間が経ったとき、面白さに気づいて遊び始めることもあるそうです。
ママがいいなと思うおもちゃがあったら、「遊べる環境」を用意しておくとよいかもしれません。
また、ママたちはおもちゃを選ぶ際に”素材”をチェックしていました。
木やプラスチック、スポンジ製など、さまざまな素材がある中で、3人とも木のおもちゃを選ぶことが多いそうです。
万一なめてしまったときのことを考えて、木のものを選ぶようにしていました。
木のおもちゃは、自然のぬくもりや触ったときの感覚的な心地よさもありますよね。
また、”長く遊べるか”を考えて選んでいるという声もあがりました。
「例えば、パーツなどを買い足すことで年齢があがっても遊べるおもちゃなど、飽きずに長く楽しめることをポイントにおもちゃ選びをしています。
幼児期になると本人の希望を尊重しつつ、おもちゃの素材や知的要素があるかなどをチェックして選んでいるママが多いようです。
幼児期のおもちゃ選び
おもちゃの選択肢がたくさんある中で、どうやっておもちゃを選ぶのが正解か迷ってしまうママも多いのではないでしょうか。
そこで、スウェーデン発の老舗トイメーカーBRIO(ブリオ)で長年に渡りおもちゃの分野で活躍する岡安さんに、幼児期のおもちゃの選び方とおすすめのおもちゃについてを聞いてみました。
本人が気に入ったおもちゃを選んでOK
みなさんおっしゃっていたように、この時期は基本的に子どもの意見を尊重して選んでOKです。
自分で選んだおもちゃなら、すすんで遊び方を覚えたり、積極的に「どうしたらいいだろう?」と考えたりするでしょう。
そうやっていろいろと考えること、あれこれ試すことが、創造力や想像力を伸ばすことにつながると、BRIOでは考えられているそうです。
素材を限定しないことでおもちゃの自由度が広がる
頭を振ったり尻尾や耳が動く様子が愛らしいプルトーイ、ダッチー。本体と脚は木製、耳はプラスチック製です。
木製のおもちゃは、自然素材のあたたかみや安心感など、魅力がたくさんありますよね。実際にBRIOにも木製のおもちゃがたくさんあります。
ただ一方で、『木製』だけにこだわると、遊びの自由度が狭くなってしまう場合もあるのです。
BRIOでは、木製だけにこだわらず「子どもの遊びやすさ」を考えて素材をセレクトしています。
例えば、鉄道のおもちゃも本体部分は木製を使い、動く部分には丈夫でこわれにくいプラスティックを使うなど、部分ごとにふさわしい素材を使っているそうです。
子どもが『遊びづらい』と感じる、また遊んでいてもすぐ壊れてしまうおもちゃだと愛着をもって長く遊べないですよね。
選ぶ際は木製にこだわりすぎず『子どもが安全に楽しめるか』というポイントから素材をチェックしてみるといいでしょう
つみきやブロックは幼児期の親子から人気の高いおもちゃ
「子どもの意見を尊重」とはいっても、「う~んこれは…」と、買うのに二の足を踏んでしまうママもすくなくないでしょう。なかなか子どもがほしいおもちゃとママが買ってあげたいと思うものが一致するとは限りませんよね。
自由な発想でさまざまな作品を作ることができ、創造や想像力を鍛えてくれるつみきやブロックは、子どもだけでなく親も「いいな」、「買ってあげたい」と感じやすいおもちゃの1つです。
そうはいっても「なかなか積む以外に遊びが広がらない…」という、読者のママも多いのではないでしょうか。
BRIOにはどんなおもちゃがあるのか、さっそく見ていきましょう。
BRIOは130年以上子どものおもちゃ作り一筋のスウェーデン発のトイメーカー
BRIOは1884年スウェーデンで誕生したトイメーカー。130年以上にわたり、「子どもの発達をサポートするにはどんな方法がいいか」を研究し、安全に長く遊べ、子どもの創造や想像力をかきたてるおもちゃ作りを真摯に行っているメーカーです。
安全面にもとことんこだわり、素材を限定せず、部分によってふさわしい素材を選び、「子どもが安全に長く楽しめる」おもちゃ作りを行っています。
また、遊びの質にもこだわり、「子どもの想像力や創造力をかきたてる」デザインやしかけなど、さまざまな工夫が施され、子どもの成長とともに遊び方も進化できるよう工夫が施されています。
その信頼性の高さは、現在のスウェーデン国王が子どもの頃にBRIOのおもちゃで頻繁に遊んでいたことからもわかります。
BRIOのおもちゃは、プルトイから乗り物、ボードゲームまで約300種類ものラインナップがあり、乳幼児から大人まで幅広く楽しめるのが魅力です。
たくさんあるBRIOのおもちゃですが、なかでも子ども、親の両方から支持されているのがレールウェイシリーズです。
つみきやブロック遊びの楽しさを感じ始めた幼児期の子どもと、想像力や手指の力など、より発達面を伸ばしたいと考えるママのどちらの願いもかなえてくれるというレールウェイシリーズの特長について解説します。
「レールウェイシリーズ」は幼児期の親子に根強い人気で長く遊べる
幼児期の子どもとママから支持されているレールウェイシリーズ。木製の線路と木製の電車や人形、情景部品などがセットになったおもちゃです。
子どもも私も気に入って親子でハマっています。
その魅力について岡安さんに聞いてみました。
手先の運動能力が鍛えられ、手と目の連動のトレーニングに
木製の線路は、小さな子どもでもつなぎやすいのが特徴。また、電車や人形が子どもの小さな手でも握りやすいサイズなのもポイントです。
つける、はずす、握るという動きをくりかえすうちに、手指の力がつき、目で見たものを自分の手でしっかりと触れるという《手と目の連動》を促してくれるんです。
BRIOは遊びを通して、成長する上で必要な良い刺激をたっぷり与えてくれるようです。
シンプルなつくりなので想像力や創造力をかきたてる
レールウェイシリーズの線路や電車の大部分は木製でできており、シンプルなつくりになっているのがポイントです。
BRIOのおもちゃ作りの理念の1つに、直感的に遊び方が理解でき、創造力や想像力を育むシンプルなデザインを心がけるというものがあります。
リアルすぎても創造する余地がなくなりますし、あまりにもリアリティがないと、子どもたちの想像力がかきたてられず楽しめないので、ほどよく子どもたちの想像力スイッチが入るようなデザイン、つくりになっているんです。
シンプルなので、飽きが来ず長く楽しめるのもポイント。
また、ベースの素材が木製なので、遊ばなくなったらお部屋のインテリアアイテムとして飾って楽しむことができます。
子どもの成長とともに遊び方も進化できる
レールウェイシリーズをはじめ、BRIOのおもちゃ全般にいえますが、子どもの成長とともに、遊び方を「進化」させることができるのも大きなポイントです。
「レールウェイセット」の例でいくと、
1)最初は線路をひたすらまっすぐつなげて電車をはしらせる
2)まわりに駅やトンネルをおいて情景を作り、ごっこ遊び感覚で楽しむ
3)まっすぐだけでなく線路を丸くつなげる、アップダウン型にするなどレイアウトを考えて楽しむ
という風に子どもの成長に応じて遊び方を進化させることができるので、愛着をもって長く楽しめます。
さらに、レールウェイシリーズは、パーツや他のセットを買い足すことで、もっと世界観を楽しめたり、さまざまな線路のレイアウトを考えることもできます。
これだと兄妹それぞれにおもちゃを買わなくても、11カ月の娘、3歳半の息子、それぞれの遊び方が楽しめるのでいいですね。
線路やパーツの貸し借りからコミュニケーション能力が育まれる
「つみきやブロック遊び=ひとりで集中してやる遊び」というイメージを持っているママもいるのではないでしょうか。
ブロックやつみき遊びの特長の1つに集中力を養えるというものがあります。BRIOのレールウェイシリーズもブロックやつみきの要素が入っているので、集中力をつけるトレーニングができます。
ただそれだけではなく、実はコミュニケーション能力を育む要素もあるのです。
2~3歳ぐらいのときは、その場に複数人いてもそれぞれの遊びを楽しむだけですが、もう少し大きくなるとお友達と電車や線路の貸し借りを通じて「貸して」と気持ちを言葉にすることや、貸してくれなかった時の葛藤、「どーぞ」と友達に譲りあう心や、「ありがとう」の気持ちなど、コミュニケーション能力を育むことにつながっていきます。
実際に撮影当日も、子ども同士で「車を走らせてみたいな」、「じゃあ人を乗せてみようか」とコミュニケーションが生まれていました。
つみきやブロック遊びは、ひとりか私と遊ぶイメージが強かったので、お友達とかかわっている姿は、本当に新鮮で、感動しました。
マイファーストレールウェイセット
レールウェイセットで初めて遊ぶキッズにおすすめのアイテムが、マイファーストレールウェイセットです。
小さな子どもでも線路と線路をつなぎやすいのが特徴。電車の連結部分は、NS極識別のマグネットを採用しているので、連結する、はずすが簡単にできます。
あとから線路や駅、電車などを買い足せるので、線路のレイアウトやごっこ遊びの世界を自由に広げて楽しめます。
使われている木材は、環境のことを考え適切に管理された森林から伐採されたFSC認定木材を使用。安心して遊ばせられます。
ママ3人とも新しい気づきや発見が!
今回の体験を通して、参加したママたちにもさまざまな気づきや新たな発見があったようです。
BRIOのおもちゃは、『遊びが子どもとともに進化する』というのがとてもいいなと感じました。今まで子育て広場では遊んだことがありましたが、こんなに夢中になって遊んでいる姿を見たのは初めて!
今までパパがいないときは、私が代わりに一緒にレールをつなげていたのですが、なかなかうまくできずに悪戦苦闘していました(笑)。
今日、岡安さんからコツを教えてもらったので、ぜひ実践したいです。
私も『成長に合わせて遊びを進化させながら楽しめる』というところにひかれました。
また、友達と貸し借りのやり取り風なことをしている姿には驚きました!
妹も電車をさわって楽しそうに動かしていたので、兄妹で一緒に遊べそうなのも魅力ですね。
前からBRIOが好きで集中して遊んでいましたが、線路は今までパパが組み立てていたんです。
でも今日遊んでいる様子をみて、自分でレールのレイアウトや情景を組み立てられることがわかったので、もっと自由に遊ばせてみようと思いました。
BRIOなら遊びながら集中力、コミュニケーション力をも育める
ブロックやつみきあそびの「集中力を育む」要素もあり、さらに発展した遊びから「コミュニケーション能力や協調性を育む」ことが期待できるBRIOのレールウェイシリーズ。今回参加してくれた2~3歳の子どもたちも、自分の世界の中で集中して遊んだり、友達と「かして」「どーぞ」のやり取りをしたりと、楽しんでいました。ぜひ、BRIOの魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
レールウェイ遊びがさらに進化!「スマートテックサウンドシリーズ」
BRIOのレールウェイ遊びには他にも楽しみながら学べるおもちゃがたくさん!
なかでも注目は、木製レールの世界にSTEM教育やプログラミング的思考を育む要素を取り込んだ「スマートテックサウンドシリーズ」。
スマートテクノロジーにサウンド機能を追加したおもちゃでレール遊びをより楽しく、エキサイティングにします。
車体本体に音声を録音することができ無線通信により各トンネルからの信号を読み取り、様々なアクションを行います。スマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードして車両の操作や音声の録音、フロントライトの色の変更も可能です。
想像力で無限に広がるレール遊びの世界。ぜひ体験してみてくださいね。
私としては、想像力や手の器用さなど、発達を促すようなおもちゃを選びたいと思っています。ただ、今は子ども本人の好みや希望を尊重して選んでいます。