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育児ストレスへの対策。ママの体験談やストレス解消法とは
可愛い子どものいる生活に幸せを感じていても、育児ストレスが全くないという人は少ないかもしれません。実際に子育てをするママは、どのようなときに育児ストレスを感じ、どのように解消してきているのでしょうか。また育児ストレスを溜めないようにするにはどのような対策があるのか、体験談をふまえて紹介します。
育児ストレスを抱えるママたち
子どもは可愛いけれど、育児中はストレスが溜まってしまう、というママは多いかもしれません。家事・育児の疲れが溜まってしまったり、思うようにいかなかったり、自分の感情をコントロールすることが難しいときもあるでしょう。
しかし、だからといって育児ストレスを仕方ないものだと諦めてしまっては、本来楽しいはずの子育てを楽しむことができなくなり、つらいだけに感じてしまうのではないでしょうか。
育児ストレスの原因
育児ストレスの主な原因は、子どもに対して、夫や家族に対して、の2種類があるようです。
子どもに対しては、下記のようなことにストレスを感じてしまう人が多いかもしれません。
- 子どもがなかなか寝ないので、自分の時間を持てない
- 朝の支度や出かけるときなど、予定通りに進まない
- 何に対しても「イヤイヤ」する
- 保育園に預けることへの罪悪感や、成長を見守れない
夫や家族に対しては、このようなことに不満を感じるようです。
- 育児や家事の役割分担が不平等
- 実母や義母から子育てに関して指摘をされる
- ワンオペ育児で疲れがとれない
育児ストレス解消法
では、実際に子育て中のママたちはどのように育児ストレスを解消しているのでしょうか。
とにかく寝る
育児ストレスの根本には、睡眠不足が影響しているケースが少なくないのかもしれません。
特に子どもが小さいうちは、夜中に子どもが起きてしまったり、授乳の頻度が高かったりするので、思いきり寝てみたいと思うこともあるでしょう。
30代ママ
睡眠不足解消のために、訪問型の産後ケアを利用したママもいるようです。
自分にご褒美を
たまに好きな食べ物をひとりで食べたり、ショッピングでちょっとした贅沢を楽しむことで、育児を頑張るモチベーションにしているという声もありました。
20代ママ
アイスやケーキなど好きなデザートを買っておき、子どもが寝たあとで自分のご褒美として、ひとりで楽しむ時間をつくっていました。プチ贅沢をすることで、また頑張ろうという気持ちになれました
優先順位を考える
子どものことは第一に考えるママが多いと思いますが、家事や仕事の優先順位はあらためて検討してみるとよいかもしれません。
20代ママ
家事を完璧にやらないといけないと思い込んでしまい、それができない環境や、自分自身にもストレスを感じていました。ですが、何が大事なことなのかをあらためて考えてみると、家事は少しくらい手を抜いていても、私が笑顔でいることのほうが大切だと思えるようになり、気持ちがラクになりました。
趣味に没頭する時間をつくる
育児のことを忘れて、自分の好きなことに没頭する時間をつくった、という意見もありました。
40代ママ
アートが好きなので定期的に美術館に行く時間をつくり、リフレッシュしています
話を聞いてもらう
誰かと話すとスッキリして、自分の気持ちを整理することもできるのかもしれません。
30代ママ
友人と電話をして話を聞いてもらったり、子育て支援センターの先生に相談することで、モヤモヤと溜まっていたストレスが解消されることが多いです。
SNSで気の合うママ友を見つけ、話題を共有することでストレスが和らいだ、という人もいるようです。
また、妊娠中からストレスとうまく付き合う方法があるようです。
育児ストレスへの対策
育児ストレスの解消方法を紹介しましたが、もとよりストレスを溜めないようにするために、事前に行える対策もありそうです。
周囲からのサポート体制を整える
子育てや家事をママがひとりで背負ってしまわないように、パパとの役割分担をしっかりと話し合うことが大切でしょう。パパが協力しやすいように、こまめに情報を共有したり、感謝の気持ちを伝えることも必要かもしれません。
また、ママの体調が悪いときや、どうしても子どものお世話ができないときのために、事前にファミリーサポートなどのサービスに登録しておくとよい、という意見がありました。実際には利用しないかもしれませんが、困ったときに頼れる先を確保しておくことで、気持ちがラクになるでしょう。
育児と仕事の両立のコツをおさえる
仕事をしながら子育てをするママであれば、時間の使い方や両立のコツをおさえることが、ストレス対策につながるかもしれません。例えば朝型のママは、早起きして子どもが起きる前にほとんどの家事を終わらせていたり、夜型のママは夜に洗濯機を回していたり、自分に合わせたスタイルを見つけているようです。
一日中子どもといっしょの生活も楽しいけれど、仕事をしている時には「ママではない自分」に戻れることで、ストレス対策になっているママも案外いるのかもしれません。
便利グッズを活用する
育児に関する便利グッズを上手に活用することで、ストレスを溜めないように対策をしているママも多いようです。例えば、コンセントカバーや引き出し防止ストッパーなどのグッズを使うことは、子どもの危険を防止するだけではなく、ママのストレス対策にもなるでしょう。
また子どもが小さいうちは、バウンサーや歩行器などを使うと、少しの間は機嫌よく過ごしてくれることも多いようです。その間に家事を済ませたり一息ついたりと、時間を有効に使えるのではないでしょうか。
育児ストレスと上手に付き合おう
子どもの年齢、専業主婦か仕事をしているか、家族のサポートはあるのか。そのときの環境によって、育児ストレスは異なるでしょう。状況に応じた対策をすることで、育児ストレスを軽減できるとよいのかもしれません。
うまく周りを頼れるようになると、気持ちが楽になることもあるでしょう。ひとりで頑張りすぎずに、自分に合った育児ストレス解消法を見つけ、子育てを楽しんでいけるとよいですね。
実家の母に子どもを見てもらい、3時間くらいひとりで寝させてもらいました。それだけで身体はスッキリして、気持ちも前向きになりました