1歳児はちくわをいつから食べられる?おすすめのちくわレシピや注意するポイント

1歳児はちくわをいつから食べられる?おすすめのちくわレシピや注意するポイント

煮物やうどんなど、離乳食完了期レシピの作り方

2020.03.20

1歳児の離乳食レシピを考えるママやパパのなかには、ちくわを子どもにいつから与えてよいのかや、子どもがよろこぶちくわを使ったレシピの作り方を知りたいという方もいるかもしれません。そこで今回の記事では、離乳食期の子どものレシピを考える方のために、ちくわをいつから食べられるか、おすすめレシピ、食物アレルギーなどの注意点などについて、ママたちの体験談を交えながらご紹介していきます。

ちくわは離乳食完了期から

1歳をすぎると、食べられる食材が増え、食べ物の好みが出てきたり食事への興味が増したりする子どももいるのではないでしょうか。毎日ごはんのレシピを考えるママたちのなかには、そんな子どものために、ちくわを取り入れてレシピのレパートリーを増やしたいと考えている方もいるでしょう。では、ちくわは子どもにいつから与えてもよいのでしょうか。ママたちに聞いてみました。

 30代ママ
30代ママ

離乳食完了期の1歳頃から1歳半頃にかけて使っていました。調理方法は少量を細かくみじん切り程度に刻んで、別のレシピに混ぜ合わせたりしていました。

 20代ママ
20代ママ

ちくわはいろいろなレシピに使えて便利で、手軽にタンパク質源を摂れるので、離乳食後期頃から使いたいなと思っていましたが、調べてみると離乳食完了期が終了してから与え始めるのでもよいと知りました。

 40代ママ
40代ママ

塩分や添加物が多いイメージだったので、離乳食完了期を終えてから少しずつ取り入れるようにしていました。塩分を減らすため、みじん切り程度に刻んだちくわを湯通ししてから食べさせました。

30代ママ
30代ママ

離乳食で白身魚をあまり食べないので、離乳食後期には魚加工品であるちくわを取り入れたいと思っていました。離乳食のレシピ本を見ると離乳食完了期以降と書かれていたため、離乳食完了期に少量を与えました。

ママたちの体験談によると、ちくわの練り物特有の弾力や添加物、食物アレルギー、塩分が気になったという声が聞かれました。そのため、ちくわを子どもに与える時期は、離乳食完了期以降の方が多いようでした。

厚生労働省の資料によると、離乳食完了期は1歳~1歳半頃とされています。なかには、子どもの離乳食の進み具合に合わせて、1歳半前後を目安に幼児食に移行する子どもも多いようです。

ちくわは、離乳食完了期から与えるとしても少量を目安に始めるのがよさそうです。また、塩分の多さや噛みづらさ、食物アレルギーの点から積極的に摂らなくてもよいといわれています。

子どもの離乳食や幼児食の進み具合や咀嚼機能の発達に合わせて、様子を見ながら少しずつ与え、不安な場合は離乳食完了期が終了してから与え始めるのがよいでしょう。


離乳食完了期はどんな時期?

生後12〜18カ月を目安に迎える離乳食完了期とはどのような時期なのでしょうか?

こども家庭庁の資料によると、離乳食完了期はパクパク期ともいわれ、咀嚼機能の発達が進み大人とほとんど同じものが食べられるようになります。咀嚼機能だけでなく、消化機能の発達も進むため、大豆たん白や乳製品などさまざまなタンパク質も摂ることができるようになります。

離乳食後期頃からはじめた手づかみ食べを積極的に行うようになり、自分で食事を摂ることができるようになっていきます。

出典:「授乳・離乳の支援ガイド」/厚生労働省
出典:「離乳食ざっくりスケジュール」/こども家庭庁

1歳児にちくわを与えるときのポイント

ちくわを使ったレシピを用意するときに、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。以下にまとめました。


食物アレルギーに注意する

ちくわ
nutria3000 - stock.adobe.com

ちくわは白身魚のすり身を原料とした魚加工品です。練り物であるちくわには食品添加物や卵、砂糖や塩などさまざまなものが含まれているようです。原料の白身魚や卵白などが食物アレルギーを引き起こす食材でもあるようなので、袋に記載されている食物アレルギーの表示である特定原材料をしっかり確認することも大切かもしれません。

卵が使われていないものや、食品添加物が少ないちくわもあるため、特定原材料の表示などをよく確認しながら選ぶとよいでしょう。

ちくわをはじめて食べさせるときにはほかの食材と同様、少量のみ与えて食物アレルギーの発症がないか様子を見ましょう。


やわらかいものを選ぶ

ちくわは魚加工品のひとつですが、使用される白身魚の種類によって味や弾力が違うようです。どのような種類のちくわを選ぶとよいか迷うこともあるでしょう。

離乳食完了期以降の1歳児にちくわを食べさせるときには、噛み切りやすいよう弾力が少なく柔らかいものを選ぶといいようです。

選び方としては、そのまま食べることができるちくわを選ぶとよいようです。煮込み用として売られている物は長時間煮込んでもかたさが残るため、避けた方がよいかもしれません。


塩抜きをして細かく刻む

ちくわには、塩分が多く含まれているものもあるようです。そのため、ちくわを子どもに与えるときは塩抜きをするとよいようです。鍋に水を入れて沸騰させ、切ったちくわを入れて数分茹でる湯通しの方法がいいようです。

弾力があるちくわは、子どもが噛みづらいかもしれないため、しっかり噛んで飲み込めるように、細かくみじん切り程度に刻むとよいでしょう。すり鉢などですりつぶすという調理方法もあるようです。


薄味を意識する

1歳の子どもが食べやすいように、薄味を意識しながら用意しているママやパパは多いでしょう。

ちくわを食材として取り入れる場合、ちくわにある塩気を考えて、調味料の量が少なめになるように意識しながら調理していたというママの体験談もありました。

出典:「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」/消費者庁

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1歳児が食べられるちくわを使ったアレンジレシピ

おでん
iStock.com/kaorinne

1歳児がおいしく食べられる、ちくわを使ったレシピをご紹介します。


ちくわと昆布の煮物

  1. 乾燥タイプの刻み昆布5gを洗って戻し、食べやすい大きさに切る
  2. ちくわ1/3本を細かくみじん切り程度に刻んで湯通しする
  3. にんじん5gを食べやすい大きさに切る
  4. 鍋にだし汁1/2カップと、1を入れて煮立てる
  5. 4に3を加えて煮る
  6. にんじんがやわらかくなったら、2としょうゆ少々を加えて、落とし蓋をして煮る
  7. 6を器に盛りつけて白すりごま少々をふりかける

ちくわと昆布のうまみを味わえる煮物は、炊き込みご飯などの和風のレシピと相性がよいかもしれませんね。

栄養を意識してじゃがいもや玉ねぎなどの野菜や、子どもが食べやすく舌ざわりもなめらかな豆腐などを取り入れてもおいしく食べられるでしょう。


ちくわと卵のおじや

  1. ほうれん草5gを茹でて水にさらし、水気を切って細かく刻む
  2. ねぎ5gを細かく刻む
  3. にんじん10gを5mm角に切る
  4. ちくわ1/3本を細かく刻んで塩抜きする
  5. 鍋にだし汁1カップと、1~4、ご飯50gを入れて煮る
  6. 5に溶き卵1/2個を回し入れて、火を通す
  7. 6にしょうゆ少々を加えて味つけする

ちくわやにんじん、ほうれん草の野菜などさまざまな食材が入って、栄養満点なおじやは、いろいろな食感を楽しみながら味わえるかもしれません。

だし汁を野菜スープに変えて洋風の味つけにしたり、ほかの野菜を入れてもおいしいでしょう。


みそうどん

  1. にんじんと大根、白菜と豆腐それぞれ10gを食べやすい大きさに切る
  2. ちくわ1/3本を細かく刻み、塩抜きする
  3. 鍋にだし汁1カップと、1と2を入れて煮る
  4. 茹でうどん80gを食べやすい長さに切る
  5. 3に4を加えて煮る
  6. 5にみそ小さじ2/3を加えて味つけする

1歳頃の子どもにうどんを与えるときは、2~3cmの長さに刻むと食べやすくなるでしょう。離乳食・幼児食の進みに合わせてうどんの長さを調節しましょう。

途中まで大人の食事と一緒に準備して、取り分けて調理すると時短につながるかもしれません。


ちくわとキャベツのチヂミ

  1. キャベツ20gをみじん切りにする
  2. 耐熱容器に1を入れて、ラップをかけて電子レンジで30秒ほど加熱する
  3. ちくわ1/2本を細かく刻み、塩抜きする
  4. 2に3と、小麦粉大さじ3、水大さじ1と1/2、かつお節少々を入れて混ぜ合わせる
  5. フライパンに油を熱して、4を入れて両面をこんがりと焼き、食べやすい大きさに切る

チヂミは野菜などの栄養を簡単に摂ることができ、手で掴んだり、フォークで刺して食べられるので、1歳の子どもも食べやすいかもしれません。普段はピーマンを食べない子どもが、みじん切りにしたピーマンをちくわといっしょにチヂミにするとおいしそうに食べてくれたという体験談もありました。

おやきのように形を丸く整えて焼くのもよいでしょう。しんなりとしたキャベツと弾力のあるちくわの食感を楽しみながら味わえそうです。


ちくわの磯辺揚げ風

  1. 子どもが持ちやすいようにちくわを細長く切る
  2. 切ったちくわに青のりを混ぜた片栗粉をからめる
  3. 油を少しひいたフライパンで焼く

子どもにも大人にも人気のちくわの磯辺揚げを、離乳食期用にアレンジしたレシピです。ひと口サイズにすると1歳頃の子どもでも手づかみ食べしやすいかもしれません。

ちくわを使ったレシピで1歳児と食事を楽しもう

食事をする赤ちゃん
iStock.com/Yue_

今回の記事では、離乳食期の子どものレシピを考える方のために、ちくわをいつから食べられるか、おすすめレシピ、食物アレルギーなどの注意点などについて、ママたちの体験談を交えながらご紹介しました。

ちくわは1歳~1歳半頃の離乳食完了期から取り入れられる食材のようです。子どもにちくわを与えるときは、原材料を確認しながら食品添加物の少ないもので、煮込み用ではなく、そのまま食べることができるやわらかいものを選ぶとよいでしょう。

また、ちくわを茹でて塩抜きをしたり、使う調味料の量を減らすなど、調理方法を工夫するとよいかもしれません。また、ちくわをそのままの状態で与えずに、細かく刻んで少しずつ与えることも大切なポイントのようです。

離乳食期の子どもに栄養たっぷりのごはんを毎日用意するのは、ママやパパにとって大変なときもあるでしょう。しかし、今回ご紹介したように、煮物やうどんなど、1歳の子どもが食べられるちくわを使ったレシピはさまざまあります。栄養たっぷりなレシピを用意して、ママやパパもいっしょに食事を楽しめるとよいですね。

※記事内で使用している参照内容は、2024年10月4日時点で作成し、2025年3月24に更新した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材や料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適切な食材・調理法を選びましょう。

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