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ちくわを使った離乳食レシピ。離乳食後期から完了期までのレシピ例
ちくわはいつ、どのように離乳食に取り入れるとよいのでしょう。今回の記事では、ちくわを離乳食に使ったのはいつからなのか、離乳食後期や完了期のちくわを使うレシピ、子どもがちくわを食べないときの対処法について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
ちくわを離乳食に使ったのはいつから?
ちくわはいつから離乳食に取り入れたらよいのか気になるママもいるかもしれません。実際に、ママたちがちくわをいつから離乳食に使ったのかを聞きました。
離乳食後期から
「ちくわは魚のすり身で作られていると聞いたので、食材のバランスを見ながら離乳食後期頃から取り入れました。最初はひと口から始め、子どもの様子を見ながら量の調節をしていきました」(生後10カ月赤ちゃんのママ)
「離乳食後期に魚の代わりにちくわを使ってみようと思いました。ちくわは弾力があるので、赤ちゃんが食べやすいように細かくして使いました」(生後11カ月赤ちゃんのママ)
ちくわの材料が魚のすり身であることから、離乳食後期頃から使い始めたママがいました。ちくわには塩分などが含まれているようなので、離乳食に使うときは湯通しして塩抜きをするといった下ごしらえをするとよさそうです。
離乳食完了期から
「ちくわの塩分が気になったので、使い始めたのは離乳食完了期からです。初めのうちは塩抜きをして使っていたのですが、徐々にそのまま使うようになりました」(1歳4カ月の子どものママ)
ちくわに含まれる塩分が気になるママのなかには、離乳食完了期からちくわを使い始めたという声もありました。他には、この時期は離乳食に少しずつ味つけをするようになってきたので、ちくわの塩分を生かした味つけの工夫をしたという声もありました。
離乳食後期のちくわレシピ
離乳食後期のちくわを使うレシピをママたちに聞いてみました。
ちくわと野菜の煮物
「普段は、大根やにんじんの煮物に白身魚やひじきを入れていました。離乳食後期になってちくわも使ってみようと思いつき、ひと口大に切ったちくわを茹でて塩抜きをし、野菜がやわらかくなったタイミングで加えて煮ました」(生後10カ月赤ちゃんのママ)
ちくわを魚の代わりに煮物に使ったレシピのようです。野菜の出汁の味がちくわにしみることで、赤ちゃんもちくわを食べやすく感じるかもしれません。
ちくわ入り茶碗蒸し
「塩抜きしたちくわをみじん切りにし、やわらかく茹でて細かく切ったにんじんや椎茸とあわせて茶碗蒸しを作りました。卵黄は少なめにして出汁で味つけをしてあげたら、赤ちゃんも食べやすかったようです」(生後11カ月赤ちゃんのママ)
ちくわを細かく切ってとろみをつけることで、赤ちゃんが食べやすいレシピになりそうです。グラタンに入れるちくわの量は、赤ちゃんの様子を見ながら調節したというママの声もありました。
ちくわとひじきのおやき
「塩抜きをして細かく刻んだちくわとひじき、やわらかく茹でたにんじんを使っておやきを作りました。赤ちゃんが手づかみで食べられるように一口サイズにしてあげたところ、喜んで食べてくれました」(生後11カ月赤ちゃんのママ)
ちくわやひじきの入ったおやきは、にんじんを入れて少し甘い味つけにしてあげると赤ちゃんが喜んで食べてくれる離乳食になるようです。スティック状にしてあげると、赤ちゃんが手でつかんで食べやすいかもしれません。
離乳食完了期のちくわレシピ
離乳食完了期のちくわを使うレシピをママたちに聞いてみました。
チーズちくわ
「塩抜きをして一口サイズに切ったちくわのなかに、細くカットしたチーズを入れました。赤ちゃんが手づかみでおいしそうに食べてくれたので、完了期にはよく作りました」(1歳4カ月の子どものママ)
チーズちくわは、弾力のあるちくわの食感と硬いチーズの食感が混ざると子どもは食べていて楽しいようです。ママのなかには、ちくわは手づかみ食べのメニューにしても、手が汚れにくいので取り入れやすかったという声もありました。
ちくわの磯辺揚げ風
「子どもにも大人にも人気のちくわの磯辺揚げを、離乳食用にアレンジしました。子どもが持ちやすいように細長く切ったちくわに青のりを混ぜた片栗粉をからめ、油を少しひいたフライパンで焼きました」(1歳3カ月の子どものママ)
離乳食完了期にちくわの磯辺揚げを作るときは、ちくわの塩分をそのまま利用すると他に味つけをしなくてもよいかもしれません。離乳食完了期の終わり頃には、少し油を敷いて焼いてもよさそうです。
ちくわ入りチャーハン
「ちくわをみじん切りにし、玉ねぎやにんじん、鶏ささ身のひき肉などとあわせてちくわ入りチャーハンを作りました。ちくわの風味や、やわらかい食感が加わったことで、子どもも食べやすかったようです」(1歳3カ月の子どものママ)
チャーハンの材料としてちくわを使ったママもいました。完了期になると少しずつ塩分のあるものも食べられるようになるので、赤ちゃんの様子を見ながら下ごしらえで塩抜きをする時間を調節するとよいかもしれません。
ちくわを食べないときの対処法
子どもがちくわを使った離乳食を食べないときに、どのように対処していたのかママたちに聞きました。
味つけを工夫する
「ちくわの塩抜きをして味があまりしない状態で調理したところ、子どもが嫌がって食べないこともありました。そこで、離乳食後期は主に出汁で味をつけ、完了期になったら薄口の醤油や砂糖、味噌なども少量使いました」(1歳3カ月の子どものママ)
塩抜きをしたちくわは味がはっりきしないことから、子どもが食べたがらないこともあるようです。離乳食にちくわを使うときには、塩分のバランスを考えながら味つけを工夫してみるとよいかもしれません。
大きさを変える
「ちくわは弾力があるために赤ちゃんが食べにくそうにしていたので、使い始めたときはみじん切りにして様子を見ました。離乳食完了期になって歯ぐきで噛めるようになったら、手でつかんで食べることができるようにスティック状にしました」(1歳4カ月の子どものママ)
ちくわのように弾力のある食材は、赤ちゃんが噛みにくいこともあるかもしれません。赤ちゃんの様子を見ながら大きさや形を工夫するとよさそうです。
赤ちゃんの離乳食にちくわを使おう
離乳食後期から完了期になると、離乳食にちくわを取り入れようと考えるママもいるようです。ちくわの塩分が気になる場合は塩抜きなどの下ごしらえをして、赤ちゃんの様子にあわせて少しずつ量を増やしてみるとよさそうです。ちくわを工夫して離乳食に取り入れ、楽しい離乳食の時間をすごせるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年8月13日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。