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英語の習い事。始めるタイミングや身に付ける方法、おすすめの教室と教材
英語の習い事に通う家庭も多い昨今。ママやパパたちが習い事に英語を選ぶのにはどのような理由があるのでしょうか。今回の記事では、子どもが英語を自然と身に付ける方法やおすすめの英語教室、家で学べる英語教材について、ママたちの声をもとにまとめました。
習い事を始めるタイミングとは
学校以外の学びの場、習い事。今では、多くの子どもたちが習い事に通っており、なかには、子どもの能力を伸ばすために複数の習い事をかけ持ちしているケースもあるようです。
ママやパパからは、習い事を始めたいけど、いつから始めるとよいのか適切なタイミングが分からないという声も聞かれました。
習い事をしている子どものママたちに聞いてみると、始めるタイミングは家庭によってさまざま。ベビー用の英語教室に生後5カ月から通っていたり、子どもが音楽に興味を持ち始めた3歳からピアノを始めたり、小学校の入学を翌年に控えた6歳頃にそろばんを始めたりと、きっかけもいろいろあるようです。
習い事に英語を選ぶ理由
習い事に英語を選んだという声を聞いたことがあるママやパパも少なくないかもしれません。最近では、乳幼児の頃から英語教室に通っていたり、保育園や幼稚園の代わりにプリスクールやキンダーガーデンに入園したりする子どももいるようです。
数多くある習い事の中から、なぜ英語を選んだのか、子どもが英語教室に通っているママたちに理由を聞いてみました。
少しでも英語にふれる時間を作りたい
英語教室に通う子どもの中には、0歳から始めたという家庭もあるでしょう。まだ日本語もはっきり分からない状態で、英語を習うことに意味があるのか疑問に感じている方もいるかもしれませんが、0歳児はまだ耳がやわらかく、周りの環境から受ける刺激を柔軟に受け取るようです。
子どもが英語をできるだけ苦労せずに、抵抗なく習得してほしいと考えるママは、少しでも日々の生活の中で英語にふれる時間を作りたいと思っているようです。
早ければ早いほどよい
これまでの科学的研究により、言葉を聞き取る能力は、10歳~12歳頃に臨界期を迎えると言われているようです。臨界期とは、母国語以外の音を聞き取れる限界のライン。
外国語を始めるには、早ければ早いほどよいと聞いたことがあるママたちも多いかもしれませんが、幼児期にはできるだけネイティブスピーカーの英語を聞いて、周波数の違う音を聞き取る能力を身に付けておくことが大切なようです。
今後のグローバルな社会に向けて
これからのグローバルな社会を担う子どもたちにとって、英語力は必須だと感じているママやパパもいるようです。
実際にバイリンガル教育をしているママによると、子どもの英語の発音はすばらしく、日に日に語彙力がついて、親が想像する以上に英語力を身に付けているとの声もありました。
言語を習得するということは、言葉だけではなく、文化にふれる貴重な経験にもなります。異文化を通して、自分の国の文化や言葉の良さ、美しさも発見できる機会になるとよいですね。
英語を効率よく身に付ける方法
英語を自然と身に付けるにはどのような方法がよいのでしょうか。効率のよい方法があれば知りたいママやパパもいるかもしれません。
英語の文字にふれる環境を作る
英語にふれるタイミングは早ければ早いほどよいという理由で英語の習い事を始めたママもいるようですが、英語の文字にふれるのも早ければ早いほどよいという考え方があるようです。
英語で書かれたポスターやカレンダー、アルファベットや数字、動物や形など子ども向けの英語学習用ポスターなどを子ども部屋に貼っておいたというママの声もありました。
常に英語の文字が子どもの目に入るようにしておくことで、文字に興味を持ち始め、耳から常に聞いていた英語に抵抗がなくなるのと同じように、常に目に入る英語の文字にも抵抗がなくなるようになるかもしれません。
また、家庭で親子いっしょに簡単にスペルが覚えられるゲームもあるようです。
アルファベットの大文字と小文字を1枚ずつ書いたカードを準備して、神経衰弱の要領で、裏返しにしたカードを2枚めくってマッチしたら取れるという、マッチングゲーム。ほかにも、アルファベットを書いたカードをバラバラに並べて、作りたい単語のカードを見つけて正しく並べる文字並べゲームなど、楽しそうなアイディアがたくさん聞かれました。
英語の歌を聴く
新生児の頃から英語の音楽を聴くことで、英語教育に役立つかもしれないと考えるママもいるようです。
子ども用の英語の歌や、親の好みでイギリスの穏やかな曲調のロックを選んだという声も。英語を歌にのせることで、子どもも覚えやすく、楽しく学習できるかもしれませんね。
ママがおすすめする英語教室
ママたちにおすすめの英語教室について、聞いてみました。
幼児や小学生から始められる、英語体験型プリスクール・学童保育の「キッズアップ」に通っているというママがいました。
キッズアップでは、幼児は3時間半、小学生は最長7時間と英語にふれる時間が充実。子どもの教育をするスタッフは、全員ネイティブもしくはバイリンガルで、一度教室に入れば、遊びの時間もおやつを食べる時間も、どんなプログラムも英語でやりとりをします。
また、キッズアップのプログラムは、応用言語学や心理学、脳科学など学術的根拠に基づいて作成されているということも魅力のひとつかもしれません。さらに、全教室にセキュリティーカメラが設置、手指消毒・検温が徹底されるなど、ママやパパが安心できるサポート体制や環境が整っているようです。
首都圏を中心に展開しており、40年の歴史をもつ国際的ブランドの幼児教室「Gymboree」に興味を持っているママもいるようです。
プログラムの中には、0歳から始められ、月齢に合ったいろいろなチャレンジをしながら大きな遊具で遊んだり学んだりすることができる「Play & Learn」や、6ヶ月から5歳向けのジャズやワールドミュージックなど生の音楽に触れられる「Music」、16ヶ月から5歳の子どもには、想像力や自己表現力を高める「Art」というクラスもあります。
実際に教室に通うママたちからは、「家ではなかなかやらせてあげられない貴重な経験ができる」という声が多くあるようです。
幼児教室ジンボリーが、将来のグローバル社会で必要な能力や興味のあることに打ち込む探求心、自分の考えを積極的に伝える表現力など、さまざまなことを学ぶきっかけになるかもしれません。
家で学べる英語教材
習い事として英語を学ぶ以外にも、家庭での英語学習をサポートしてくれる教材もあるようです。
3歳から12歳まで長く使える、約2800種の音声を網羅した英語絵じてんの決定版「音声タッチペン付き アルクのえいご絵じてん SUPER」は、付属の音声タッチペンでタッチするだけで、単語はもちろんのこと、歌、会話、チャンツ、クイズなどの音声を瞬時に聞くことができるようです。
音声タッチペンは小さな子どもでも持ちやすく、操作もシンプルで簡単。ネイティブスピーカーの英語を聞き取る力を自然と楽しく養うことができるでしょう。
周りのママたちの影響から、「ディズニーの英語システム」を取り入れている家庭もあるようです。
ハーバード大学で学士号・修士号を取得した著名な言語学者であるアン・ダウ氏と言語学博士のダイアン・ワルショウスキー氏によって言語学・発達心理学の研究をもとに開発され、0歳の赤ちゃんでも楽しんで英語が身に付く工夫がなされています。
子どもたちに大人気のディズニーキャラクターと毎日遊びながら本物の英語を身に付けてみてはいかがでしょう。
ほかにも、英語のDVDや本、おもちゃなど、子どもにとって身近な育児アイテムを利用して、ママたちは日々の生活に英語を取り入れているようです。
どのような教材を選ぶかは、子どもが楽しめるかどうかを第一に、親が使いやすいかや、長く使えるかについても考えておくとよいかもしれません。また、実際に教材を使うときは、子どもが楽しめる雰囲気を作りながら、日常的に慣れ親しむことができるように工夫することがポイントのようです。
未来に向けた英語学習を楽しく
家庭によっては0歳児から始める英語の習い事。ママやパパたちは、子どもが抵抗なく自然と身に付けられるように、少しでも英語にふれる時間を作れるよう工夫しているようです。
英語の習い事に通う場合も、家庭で英語学習を行う場合も、子どもが嫌がらずに楽しく続けられるようサポートすることが大切かもしれません。絵本やDVDなど、日々の遊びに英語を取り入れたり、子ども部屋に英語の文字が並ぶポスターを貼ったりして、自然とアルファベットが子どもの目に入るようなアイディアもあるようです。
今後のグローバルな社会を生きる子どもたちが、英語学習を通して、英語という言葉だけではなく、異文化にふれる貴重な経験になるとよいですね。