1歳児の食事量やかかる時間は?メニューのレシピと作る際のポイント

食べないときの工夫やしつけについて意識したこと

1歳児の食事量やかかる時間は?メニューのレシピと作る際のポイント

1歳児の食事の様子に関して、子どもの食事の時間や食事量が気になるママもいるかもしれません。今回は、手づかみメニューや大人の献立から取りわけるなど1歳児の食事を作るときのポイント、子どもが食事を食べないときの工夫、しつけについて意識したことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。

1歳児の食事の様子

1歳児の食事について、子どもの食事の時間や食事の量が気になるママもいるのではないでしょうか。実際に1歳の子どもがいるママに聞いてみました。


食事の時間

「1歳半の子どもがいるのですが、朝食は7時頃、昼食は12時頃、夕食は18時頃に食事をし、15分から20分くらいかけて食べています。食があまり進まないときは、30分以上かかる日もあります」(30代ママ)

食事の所要時間は、20分くらいかけて食べているというママの声がありました。遊び食べをして食べないときは30分以上かけて食事をしているとの声も聞かれました。


食事量

「1歳8ヶ月の息子は、食べるときは子ども茶碗1杯のご飯とスープ、豆腐ハンバーグだと大人の3分の1くらい食べます。食べないときは、バナナを半分くらいしか食べない日もあります」(30代ママ)

「1歳2ヶ月の娘は、小食なのかご飯を1口か2口しか食べない日もあります。かぼちゃや甘味のある果物は好きなようで、大人の半分ほどの量を食べるときもあります」(20代ママ)

1歳児が食べる食事量は、月齢や子どもの好みの食材によってもさまざまなようです。起きた時間や日中のすごし方によって、お腹が空いていないのかあまり量を食べないときがあるという声も聞かれました。

1歳児の食事のポイント

食事
© Andrey Starostin - Fotolia

1歳児の食事を作るときのポイントとしてどのようなことを意識したらよいのでしょうか。実際に、ママたちに食事作りのポイントについて聞いてみました。


手づかみしやすいメニューにする

「子どもが自分の手で持って食べれるように野菜スティックやオムレツ、蒸しパンなど
手づかみしやすいメニューを作っています。子どもも、自分で食べられることが嬉しそうです」(30代ママ)

1歳児の食事を作るとき、手づかみしやすいメニューを意識しているママもいるようです。手づかみ食べをさせるようにしたら、食に興味をもち始めたのか食べる量が増えてきたというママの声もありました。


大人の献立から取りわける

「普段忙しく子どもの食事だけ別に作るのも大変なので、大人の料理から取りわけをしています。具だくさんのみそ汁やチャーハンなどを薄味に仕上げ、子どもの分だけ取ってから大人用に味を足しています」(20代ママ)

大人の献立から、味を調整して取りわけているママもいるようです。取りわけできるメニューにすることで、子どももママと同じ食事になり嬉しそうだったとの声も聞かれました。

1歳の子どものご飯。献立のポイントやレシピ、食べないときの工夫

1歳の子どものご飯。献立のポイントやレシピ、食べないときの工夫

こちらの記事も読まれています

子どもが食べないときの工夫

1歳の子どもが食事を食べないとき、ママたちはどのような工夫をしたのでしょうか。


さまざまな大きさにする

「おかずをあまり食べないときに、小さめにカットし直して出してみました。同じ食材でもサイズを変えると食べてくれることがありました」(30代ママ)

「肉や魚はそのままだとパサパサしてしまい食べにくそうだったので、しっとりと柔らかい食感になるよう小麦粉や片栗粉をまぶして調理しました。一口サイズに切ってあげることで、子どもも食べやすそうでした」(30代ママ)

食材の大きさに変化をつけているママもいるようです。肉や魚などの食材も調理法を工夫することで食べやすくなるかもしれません。

他にも、にんじんや大根を星型にして形を変えところ、子どもが食べてくれるようになったというママも声も聞かれました。


少なく盛りつける

「食事の量を少なめに盛りつけ、全部食べられたら『すごいね!』と褒めました。子どもも食べきれたことがとても嬉しそうでした」(20代ママ)

「午前中と午後2回おやつをあげているのですが、おやつの量を見直したところ、食事量が増えたように感じました。今までおやつの量が多くて食べられなかったんだなと気づきました」(30代ママ)

量を少なめに盛りつけることで、子どもが食べきれたことの満足感が出るように工夫しているママもいるようです。子どもがあまり食べないときは、1回の食事量やおやつの量を見直してみるのもよいかもしれません。


食器を変えてみる

木の食器
iStock.com/coco312

「いつも使っている食器とは違う絵柄のお皿にしたところ、新鮮に感じたのか同じメニューでもパクパク食べてくれました」(30代ママ)

子どもが興味をもつような色やモチーフの食器に変える工夫をしたママもいるようです。他にも、スプーンやフォーク、コップなどを子どもといっしょに選び食事の時間が楽しみになるよう工夫しているという声も聞かれました。

しつけについて意識したこと

1歳児の食事のしつけとして、ママたちはどのようなことを意識しているのでしょうか。


環境を整える

「今までテレビをつけたまま食事をしていましたが、食事に集中できるようにテレビを消しました。テレビを消すことで、子どもがよそ見をせず食べるようになり時間も短くなったように思います」(30代ママ)

子どもが食事に集中できるように、環境を整えているママもいるようです。他にも、遊んでいたおもちゃを片づけて食事への気持ちを切り替えるようにしたというママの声もありました。


食事を切り上げる

「食事中に子どもが遊び食べを始めたときは、『ごちそうさま』と言って片づけるようにしています。時間を区切ることでメリハリが出て、私も気持ちが少しラクになったように思います」(20代ママ)

子どもが遊びだしたときは、無理に食事を続けず切り上げているママもいるようです。食事時間を30分までと決めるなど、子どもが食べるペースをあわせて考えられるとよいかもしれません。


繰り返し伝える

「食事中に歩きながら食べようとしたり、食べ物で遊びだしたりしまうので『食べ物で遊ばず、座って食べようね』と、繰り返し伝えるように心がけました。ゆっくり子どものペースを見守ろうと思いました」(30代ママ)

食事中のマナーについて、子どもに繰り返し伝えていたママもいるようです。ママたちのなかには、食事の時間が楽しくなるように落ち着いたトーンで話すよう心がけているとの声もありました。

親子で食事の時間を楽しもう

食事中の親子
© buritora - Fotolia

1歳児の食事について、手づかみメニューや大人の献立から取りわけて用意しているようです。

また、子どもが遊んで食べないときは集中して食べられるよう環境を整えたり、焦らず根気強く繰り返し伝えたりと、しつけに関して意識しているママたちからさまざまな声が聞かれました。子どものペースに寄り添いながら、食事の時間を親子で楽しくすごせるとよいですね。

1歳半の子どもがご飯を食べないとき。食事の仕方や野菜など好き嫌いが多いときの工夫

1歳半の子どもがご飯を食べないとき。食事の仕方や野菜など好き嫌いが多いときの工夫

2019.01.27

家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【KIDSNA STYLE】一緒に盛り上げてくれるアンバサダーを大募集

KIDSNA STYLEと一緒に、全てのママへ素敵な子育て情報を届けよう!KIDSNAアンバサダーに登録された方には限定プレゼント、記事出演やイベントを通じたアンバサダー同士の交流会をご用意しております。限られた子育て期間を、素敵にアップデートしてみませんか。