
歌が上手になる、楽器が弾けるようになる子どもの音楽系習い事、実際にどのくらいの費用がかかるのか知っていますか?歌やピアノ、バイオリンなど習わせてあげたいけれど、費用がわからずなかなか手が出せないとお困りのママのために、個人、グループレッスンで変わる月謝や楽器購入時にかかる費用など調査しました。
小さい頃から音楽を身につけることによって、
・音感がつく
・表現能力が豊かになる
・楽譜を読むことによって、脳の活性化が図れる
というメリットがあると言われています。小学校に通う前に集中力を高めるレッスンにも繋がるようですね。
子どもの習い事には大きく分けて、個人とグループの2種類があります。
まずは、それぞれのメリット、デメリットをママがしっかりと理解して、子どもに合ったレッスン環境を提案してあげましょう。
1on1で行うレッスンのことです。
《メリット》
・子ども個人のスピードに合わせてレッスンが受けられる
・レッスン日の振替ができる
《デメリット》
・子どもに合う先生選びが重要
・通いやすい場所探しが大変
先生1人に対して、1つの教室に複数の生徒で行うレッスン形式です。
《メリット》
・周りの子どもとのコミュニケーションが図れる
・みんなでやることによって楽しさが増す
《デメリット》
・自分のペースで進めない
・都合に合わせてレッスン日を決めることができない(月に4回の場合、1日お休みをしても振替ができないケースが多いため同じ月謝を払う必要がある)
グループレッスンの場合、新しい交友関係を築けたり、集団性を身につけることができますが、どうしても周りの子と比べてしまい自信が持てなくなり、習い事に行きたくない、辞めたいという悩みに繋がってしまう子どももいます。
一度、体験レッスンを受けて、どちらの環境が子どもに合うのかを見極める機会を与えてあげるのがよいかもしれませんね。
子どもがやりたいものをやらせてあげるのが一番ですが、気になるのはお金のこと。
「月謝っていくらくらいかかるの?」「楽器って購入しないといけないのかな?」など、ママの悩みをもとに、費用詳細と人気な音楽系の習い事をご紹介します。
ピアノは、子どもに習わせたい習い事ランキングで常に上位に位置しているほど人気です。
グループレッスンは、月謝とは別に施設の利用料がかかり、平均8000円~10000円が相場のようです。また、入会費で8000円ほどかかる所もあります。
個人レッスンの月謝は平均7000円前後ですが、10000円を超える場所や、初回授業の日に子どもの技術に応じて月謝を決定するという教室もあるそうなので事前に情報収集が必要です。
レッスンでは課題が出されて家での練習が必要となってくるため、ピアノの購入を考えます。
電子ピアノの場合1台、数万円~。グランドピアノともなると1台120万円と結構なお金がかかります。リーズナブルな電子ピアノでも問題はありませんが、鍵盤が足りなかったり、鍵盤が軽く弾きづらいという点があります。
しっかりと練習をして、長期間続けたいという子どもには相応なものを用意してあげる方がよいかもしれません。
ピアノに続いてバイオリンも人気な音楽系の習い事の1つです。
バイオリンはグループよりも個人レッスンがメインと考えられます。個人の場合、月謝は8000円~13000円+入会料5000~13000円。
月謝や入会費が高い所は楽器をプレゼントしてくれるというメリットがある場合も。それなら、ピアノよりも安く済むのでは?と思ってしまいますが、実はバイオリンは子どもの体の成長に合わせて買い替えが必要です。長く続けていきたい子どもは合計で4回くらいは買い替えることになるでしょう。バイオリンの相場は40000円~。
さらに、玄や弓のほかパーツなどの消耗品にかかる費用も加算されていきます。
音楽好きなパパが子どもに習わせたいと思い、スクールに通わせるケースが多いそうです。
ただ、ギターやドラムは楽器のサイズが大きいため、ギターは6歳~、ドラムは5歳~が適正年齢だと言われています。
月謝は、グループですと平均6000円~8000円+入会費5000円。個人ですと平均7000円~12000円+入会費10000円が相場のようです。
もちろんギターやドラムも家での練習が必要になってくるため、楽器を購入することになるでしょう。ギターは20000円~、ドラムは電子ドラムですと60000円~と準備が必要です。
歌のレッスンは初歩的なボイストレーニングから、ダンス、演技など幅広いジャンルを学ぶことができます。
子どもの頃から歌を習うことにより、感情表現が豊かになったり、人前で何かをすることへの自信にも繋がります。
月謝はグループだと5000円前後、個人だと10000円前後が平均だと言われています。将来歌手やミュージカルを目指す子どもには、個人レッスンに通わせてあげるのがよいかもしれません。
また、歌は楽器を購入したり、月謝とは別にかかるお金が少ないのも魅力ですね。
子どもやパパママに人気な楽器や歌などの音楽系習い事を、月謝や購入時にかかる費用を含めて紹介しましたがいかがでしたか?
ピアノ、バイオリンと何を始めるにせよ多額な費用の投資は付きものということです。また、月謝のほかにテキスト代や楽譜代、発表会やコンクールの参加費が別途必要になることも覚えておきましょう。
大切なのは、将来どうさせたいかではなく、子どもがやりたいと興味を示したものを習わせてあげることです。子どもが楽しんで通えるものをいっしょに探してあげましょう。
もちろん月謝や楽器購入の有無に応じてかかる費用も変わってくるため、夫婦の意見も大切に。
2017年08月18日
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