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“作る・観る・触れる”で世界を学ぶ、多様な形の地球儀6選
世界各国の地理や地形を実感的に学ぶことができる地球儀。最近では、地球儀の概念を超えた、最先端の機能を搭載したものも数多く登場。自分の手で作り上げる地球儀から、AR技術で目の前に飛び出す体験を楽しめる地球儀、科学館へ観に行く大きな地球儀など、子どもが楽しく学べる地球儀をピックアップ。
ジオグラフィア 組立式地球儀
地理・地形・地球をテーマに、さまざまな「地球を感じる」プロダクトを展開する「ジオグラフィア」の「組立式地球儀」は、置いた時に地軸の傾き(23.4度)に傾く設計。コアパーツに地殻シートをはめ込んでつくるため、地球の構造も体感できる。ラインナップは、色を塗ったり文字や絵を書き込んで、自分だけのオリジナル地球儀がつくれる白地図の地球儀「ブランク」や、カラフルに色分けされた国と水色の海が特徴的な「ベーシック」など5シリーズ。
Ugears メカニカルアース
自走式メカニカルキットブランドの「Ugears」の「メカニカルアース」は、回転メカニズムと小さな部品達が備わった、動く地球儀。プラットフォームのレバーを引くと、メカニズムが巻き上がり、解除するとギアが作動。シャトルと人工衛星も地球儀と一緒に回転する。組み立ての際は、接着剤などの追加ツールは不要。自らの手で作り上げるDIYが楽しめるだけでなく、メカニカル原理を理解しながら好奇心や問題解決力、思考力を育む。
レイメイ藤井 しゃべる国旗付地球儀 トイ
知的生産をサポートする企業として創業130年を迎える「レイメイ藤井」の、見て触って聞いて学べる地球儀。世界約195の国旗が表記されたイラストを、付属のタッチペンでタッチすると、各国の国名や首都、面積や人口などの情報を日本語と英語で解説してくれる。収録コンテンツは全部で8種類。国旗の由来や国歌など、ユニークな情報を聞くことができる「学習モード」や、「国探しクイズモード」など、楽しく世界が学べる。
Shifu Orboot
米国のスタンフォード大学とインド工科大学の卒業生が生み出した、最先端のAR(拡張現実)技術が搭載の「Shifu Orboot(シーフ オーブート)」。各国の文化や、動物、建造物、料理など幅広いコンテンツが収録されており、スマートフォンやタブレットを起動してカメラを地球儀にかざすと、さまざまな3Dアニメーションが出現。立体的に目の前に現れた動物にエサを与えることもできる。世界の地理や文化の知識を通して、言語能力や認知能力を開発し、探求心を育む。
日本科学未来館 シンボル展示「ジオ・コスモス」
世界初の有機ELパネルを使った「ジオ・コスモス」は、1,000万画素を超える超高解像度で、宇宙空間に輝く地球の姿をリアルに映し出す地球ディスプレイ。画面上を流れる雲の映像は、人工衛星が撮影したデータを毎日とりこんで反映させたもの。地上にいながら刻々と変化する「地球の姿」を眺めるだけでなく、地球の誕生から現在までを振り返る映像作品や、温室効果ガスを観測する人工衛星「いぶき」のデータを可視化した上映コンテンツなども楽しめる。
インタラクティブ地球儀 SPHERE
SPHERE(スフィア)は、「21世紀の子供達が、いまだに16世紀の信長の時代のメルカトル地図で学ぶ状況をアップデートしたい」という思いで開発された、世界初のデジタル地球儀「触れる地球」の小型普及版。リアルタイムの雲の動きや台風の発生が地球儀上に表示されるだけでなく、ライブカメラによって、日本にいながら“地球上の各地の今”を見ることが可能。また、ダイナミックな大陸移動や地球温暖化の未来、渡り鳥の航跡など100以上のコンテンツが揃う。データはJAXA、東大など第一線の研究機関から提供されている。