「筋トレ中の姿を見ればわかる」仕事熱心でトレーニングも頑張るのに"なぜか続かない人"の共通点
"フィフティ・フィフティ"の法則を知ってほしい
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仕事熱心で高い目標に向かって邁進できるのに、トレーニングが続かない人がいる。その原因は何か。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは「高い目標を掲げることが、挫折の原因だ。正しい目標設定ができれば、体づくりをとことん追求できる」という――。 ※本稿は、中野ジェームズ修一『成功も挫折も人格がすべて 痩せる!パーソナリティトレーニング』(小学館クリエイティブ)の一部を再編集したものです。
「効率優位型」の失敗パターン
トレーニングの成功には、「自分の体質・体型に合った運動」と「人格やライフスタイルを加味した運動」が不可欠です。以下の項目に当てはまるものが多い方は、「効率優位型」かもしれません。
本記事を参考にトレーニングを見直してみるのがおすすめです。
● 早食いである |
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【効率優位型によくある継続失敗パターン】
▼ 設定した目標が高すぎてクリアできない
▼ 本当は苦手なクセにウォーキングやジョギングを選択する
▼ 結果を出すことを急ぐあまり、トンチンカンな方向に行ってしまう
【効率優位型におすすめの継続成功スタンス】
スタート時に適正な目標値を設定し大好きなタイパをひたすらに追求すべし!
常に時間に追われ、効率化を好む
野心的で完全主義者。常に高い目標に向かって邁進する、効率優位型。時間を効率的に使うべくマルチタスクを好み、複数の仕事を同時進行できると満足度も高くなります。「周囲から高い評価を得たい」「会社で昇進したい」という願望も強く、プライベートよりも仕事を優先しがち。いわゆる“ワーカホリック”タイプです。常に時間に追われているため、早口だったり早歩きだったりがクセに。周囲からも「せっかちな人」と見られがちです。また、常に大変なプレッシャーとストレスを抱えているため、自律神経のバランスを崩している恐れがあります。
トレーニングの際も、効率化を好みます。実は私自身このパーソナリティにも当てはまるのですが、例えばランニングをしながら仕事のアイデアをまとめる、車で移動中にオンラインのミーティングを入れる、洗濯機を回したり煮込み料理を作ったりしながら筋トレをする……ということができると心地よく感じます。