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保育園に通いだして始まった夜泣き。いつまで続く?保護者にきく夜泣き対策
入園後の昼寝スケジュールや睡眠リズムの整え方
0歳や1歳、2歳頃に保育園に通い始めてから、夜泣きが始まったと感じている保護者もいるかもしれません。3歳で入園した子どもをもつ方からは、いつまで続くのか気になるという声もありました。今回の記事では、夜泣きが続いた期間や対策について、体験談を交えて紹介します。
保育園に通い始めてからの夜泣き
保育園に通い始めてから、子どもが夜泣きをするようになったと感じている保護者もいるかもしれません。入園してからの夜泣きについて気になることを聞いてみました。
1歳児のママ
0歳児のママ
新生児の頃からもともと夜泣きがあったのですが、保育園に通い始めてからひどくなったような気がします。毎日のように泣いて起きるので、何か効果が高めの対策があれば知りたいです。
子どもが保育園に通い初めてから夜泣きが始まったり激しくなったりした家庭では、いつまで続くのかやどのような対策があるか気になる方がいるようです。
そこで今回は、保育園に通い始めてからの夜泣きについて、体験談とあわせてお伝えします。
保育園に通いだしてからの夜泣きはいつまで続く?
保育園に通い始めてから夜泣きが続くと、いつまで続くのかと気になるママやパパもいるかもしれません。夜泣きはいつまで続いたか聞いてみました。
1歳児のママ
うちの子は保育園に慣れるのに時間がかかり、しばらく泣いていました。半年くらい経ってようやく落ち着いてきたかなといったところです。
0歳児のママ
うちは1カ月ほどで夜泣きをすることがほとんどなくなったように思います。保育園に行くときは泣くこともありますが、慣れてきたのか帰ってから後追いすることも減りました。
3歳児のパパ
うちの場合、0歳から保育園に通い始め夜泣きをしていましたが、1歳2歳と年齢が高めになってくるにつれて、少しずつ軽くなってきたように思います。3歳になった今でも夜泣きをすることがありますが、起きてもすぐに寝てくれるようになりました。
保育園に通い始めたなど環境の変化から始まった夜泣きは、1カ月ほどでなくなってくる場合もあれば1年以上続いたという声がありました。なかには1週間でおさまったという声や、1カ月に2回ほど夜泣きをするときがあるという声もあり、夜泣きをする期間や時期は子どもによってさまざまなようです。
新生児からの子どもの夜泣き対策
生後数週間から数カ月といった新生児のうちは問題なくても、保育園に通うようになる月齢や年齢ではママやパパと離れることが寂しかったり、初めての集団生活に緊張していたりといった子どももいるでしょう。夜泣きをするとき、保護者はどのような対策をしているのでしょうか。
子どもの様子を把握する
2歳児のママ
連絡帳を見るだけでなく、園での様子を保育園の先生と話すようにしました。子どもの様子を把握することで、頑張ったことを褒めたり悲しかったことに共感したりと、保育園でのできごとや気持ちに共感できるようになりました。
1歳児のママ
保育園の先生から、疲れが出ているのかもしれないと聞きました。お迎えの時に、その日の出来事や子どもの様子を詳しく聞くようにしています。家では早めにお風呂に入れ、ゆっくりと過ごす時間を作るようにしたら、少しずつ夜泣きが減ってきました。
保育園での子どもの様子を把握するようにしているという方がいました。3歳児のパパからは、帰宅後に「今日は何をしたの?」と園での1日の様子を聞くようにしたという声も聞かれました。いつもと違うことがあったときに子どものフォローができると、夜泣き対策にも繋がるかもしれません。
スキンシップをとる
1歳児のママ
保育園から帰宅後に後追いや夜泣きで、息子は私によく抱きついていました。時間を見つけて抱っこをしたり就寝前に私の膝の上で絵本を読んだりして、積極的にスキンシップをとるようにしました。
0歳児のママ
保育園から帰ってきた後、寝かしつけで背中スイッチ発動を避けるために、抱っこひもで家事をしながらスキンシップをとるようにしています。耳元を温めるように優しくマッサージすると、リラックスして眠りにつきやすくなるみたいです。
抱っこや絵本を読むなどして、子どもと積極的にスキンシップをとるようにした方もいるようです。0歳児の保護者のなかからは、離れた寂しさから夜泣きをしていると思ったので、スキンシップをとるようにしたら落ち着いてきたと感じるという声も聞かれました。新生児の頃のように耳元で歌いながら抱っこして寝かしつけたという声もありました。
見守る
0歳児のママ
保育園に慣れるまで時間がかかることもあると聞いたことがあったので、子どもを見守るようにしました。気長にいつまで続くか楽しみだと夫と話しながら、夜泣きをしたときは夫と交代で見ていました。
1歳児のママ
最初の頃はとにかく必死で、抱っこで寝かしつけてもベッドに置くと背中スイッチ発動したりしており、精神的にも疲れがたまっていました。そんななか、夜泣きは泣きたいだけ泣かせておいてもよいとベビーシッターさんからアドバイスをもらい、とても気が楽になりました。今は無理に泣き止ませず見守るようにしています。
新しい環境に慣れるには時間がかかることもあると考え、見守るようにしたというママもいました。他にも、自分の仕事復帰と子どもの夜泣きが重なって大変だと感じたこともあったが、いつまでも続くわけではないと思うようにして、見守ることにしたという声もありました。
夜泣きを減らすために保護者がしたこと
保育園に通い始めてから夜泣きが増えたお子さんがいる家庭では、夜泣きを防ぐためにできることがあります。睡眠リズムを整える保護者が実践している方法を紹介します。
園の昼寝スケジュールを確認
2歳児のママ
保育園の昼寝時間が長すぎて、夜になっても眠くならないようでした。先生と相談して、昼寝の時間を少し短くしてもらったら、夜泣きが減りました。
1歳児のママ
保育園では午後3時まで昼寝をしているそうで、家に帰ってきてからも元気いっぱいでした。お迎えの時に少し早く起こしてもらうようにお願いしたら、夜の寝つきがよくなりました。
保育園での昼寝スケジュールは、子どもの夜の睡眠に大きく影響します。昼寝が長すぎたり遅すぎたりすると、夜になっても眠くならず、夜泣きの原因になることがあります。園の先生と相談しながら、お子さんに合った昼寝時間を調整することが大切です。
ねんねルーティンを確立する
0歳児のママ
ねんねルーティンを始めてから、寝つきがよくなりました。毎晩同じ順番で、お風呂→パジャマに着替え→絵本読み聞かせ→消灯という流れを作りました。最初は練習が必要でしたが、今では子どもも「もうすぐ寝る時間だな」とわかるようになったみたいです。
1歳児のママ
夜泣き対策として、ねんねルーティンを取り入れました。寝る1時間前からテレビを消して、部屋の温度を高めに設定し、あたたかくしながら静かな音楽を流すリラックスタイムにしています。子どもも徐々に眠くなってきて、夜泣きが減りました。
ねんねルーティンは、子どもの体内時計を整え、スムーズな入眠を促す効果があります。毎晩同じ順序で行動することで、子どもの体と心が「もうすぐ寝る時間だ」と認識し、自然と眠りに向かう習慣をつけることで入眠の練習になるようです。
家族の生活リズムに合わせて、無理のないねんねルーティンを確立できるとよいでしょう。
早起き
1歳児のママ
保育園に入園してから、朝7時に起きる早起き習慣をつけました。最初は大変でしたが、朝日を浴びて散歩するようにしたら、夜の寝つきがよくなって効果があったようです。
2歳児のママ
週末も含めて毎日同じ時間に起きるようにしています。朝食を食べながら外の光を浴びると、子どもの機嫌も良くなります。早起きを始めてから、夜泣きの回数が減ってきました。
早起きは、子どもの睡眠リズムを整えるのに効果的です。朝の光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜になると自然と眠くなります。また、早起きすることで、日中の活動時間が増え、夜にぐっすり眠れるようになります。ただし、急激な生活リズムの変更は逆効果になることもあるので、少しずつ早起きの時間を早めていくのがおすすめです。
夜泣き対策のために保護者が意識すること
子どもへの夜泣き対策として、保護者にとってはつらい日が続くこともあるでしょう。保護者のメンタルケアのtためにはどのようなことに意識するとよいのでしょうか。
誰かに相談をする
0歳児のママ
娘の夜泣きがひどく、何度寝かしつけても背中スイッチ発動で夜泣きがおさまらない日が続いたため、私自身が精神的に疲れきってしまいました。心配して声をかけてくれた保育園の先生に相談して、少し気が休まりました。
0歳児のママ
休みの日にベビーシッターさんに来てもらって、子どもを見てもらいながら夜泣き対策について相談しました。耳の裏をマッサージする寝かしつけ方法を教えてもらいました。
1人で抱え込まずに、保育園の先生やベビーシッターなど頼れる人に相談したという方がいました。ほかにも、SNSや地域の子育て相談事業を利用して、夜泣きについて相談をしたという声も聞かれました。
余裕のある計画をたてる
1歳児のママ
1人目のとき、仕事復帰までに慣れてほしいと焦ってしまったので、2人目の入園のときには、保育園に相談して慣らし保育の時間を長めにしてもらいました。余裕をもったスケジュールにすることで、私も焦らずに仕事復帰に備えられました。
2歳児のママ
年度途中入園したおかげで、入園後すぐに夏季休暇があったため、少し余裕をもって慣らし保育にのぞめました。親子ともに練習になったので夜泣きの頻度は少なかったように思います。
0歳や1歳、2歳で入園したり途中入園したりする場合は、余裕がもてるようなスケジュールを組むことで、保護者の気持ちにもゆとりができそうですね。保護者の気持ちにも余裕があることで、夜泣きにも柔軟に対応できるかもしれません。
子どもの睡眠リズムを整えるには
子どもの睡眠リズムを整えることは、夜泣き対策にもつながります。生後数週間といった新生児の頃から、昼夜の区別をつけるように心がけることが大切です。
多くの赤ちゃんは生後1~4ヶ月頃に生活リズムが整い始めます。保育園に通い始める前から、昼間は明るく、夜は暗く静かな環境を作ることや、規則正しい食事時間を設けること、朝の光を浴びる習慣をつけることを意識すると良いでしょう。
夜中の授乳については、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に減らしていくのが良いですが、無理に夜中の授乳をやめる必要はありません。お母さんにも赤ちゃんにも無理のない毎日を心がけることが大切です。
子どもの睡眠リズムを整えるためには、日中の過ごし方も重要です。外遊びを増やして日光を浴びることで体内時計が整います。また、疲れすぎないよう注意しながら、適度に体を動かす時間を作ることも効果的です。
これらの取り組みに加えて、保育園での生活リズムも子どもの睡眠に大きく影響します。園での昼寝スケジュールを把握し、必要に応じて調整を依頼することも効果的です。
また、お迎え後には静かな活動を心がけることで、夜の睡眠への準備を整えることができます。
また、家庭ではねんねルーティンを確立することも、子どもの睡眠リズムを整えるのに役立ちます。毎晩同じ順序で就寝準備を行うことで、子どもの体と心が自然と眠りに向かう準備ができます。
こうした取り組みを継続的に行うことで、子どもの睡眠リズムが徐々に整い、夜泣きの減少につながることが期待できます。
相談をしながら夜泣きと向きあおう
保育園に通い始めてから夜泣きが始まり、保護者としては仕事復帰したばかりでまとまって寝る時間が欲しいと感じていることもあるかもしれません。0歳児の保護者からは、夜泣きと後追いがひどくてなかなか家事が進まず、いつまで続くのか気になるという声もありました。
夜泣き対策には時間がかかることもあります。一人で抱え込まず、周りの人に相談しながら対応していくことが大切です。必要に応じて、ベビーシッターサービスを利用して、保護者の休息時間を確保するのも一つの方法かもしれません。
保育園に通い始めてからの夜泣きは、環境の変化に慣れるまでの一時的なものであることが多いです。子どもの成長とともに、徐々に落ち着いていくことが期待できるかもしれません。
0歳から1歳頃には園での様子を先生から聞き、2歳から3歳頃には子どもとの会話を通じて、気持ちを受け止めてあげるなど、成長にあわせた対応も大切かもしれませんね。
保育園に通い始めてから夜泣きをするようになりました。大体夜中に起きて1時間ほど泣いたりぐずったりしているのですが、これはいつまで続くのでしょうか。