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保育園への電車通園。乗車マナーやスムーズに通うためのコツ
電車遅延の場合の対応など
保育園へ電車通園する場合もあるでしょう。電車遅延の際の対応や乗車マナーが知りたいママやパパもいるかもしれません。ベビーカーを使用してスムーズに電車通いをしたいこともあるでしょう。今回は、保育園への電車通園について乗車マナーや、スムーズに電車で通うためのコツ、電車遅延の場合の対応をご紹介します。
保育園へ電車通園するときの乗車マナー
自宅周辺の保育園へ入園できなかった場合や、いつもは自転車通園しているけれど、悪天候の場合などに、保育園への電車通いが必要になることもあるでしょう。
初めて電車通園をする際に、車内で気をつけるマナーに迷うこともあるかもしれません。保育園へ電車通園するときの乗車マナーをご紹介します。
荷物で場所を取らない
保育園へ電車で通うとき、保育園用や仕事用のカバン、抱っこ紐やベビーカー、着替え袋や傘などで荷物が多くなるかもしれません。
乗降口のドア付近や座席の上に荷物を置くと、周囲の迷惑になるので気をつけましょう。背負ったり手で持ったりしやすくするために、できるだけ荷物を最小限に抑えることも大切かもしれません。
特にベビーカーは場所を取るので、可能であれば使わないか折りたたみましょう。子どもを乗せる際は、ベビーカースペースを利用し、車輪のストッパーで固定して周囲にぶつからないよう注意した方がよいかもしれません。
静かに乗る
電車内で子どもが走り回ったり座席の上に立ったり、大声で騒いだりすると、転倒の原因や周りの迷惑になります。子どもに危険性を説明して、きちんと席に座るか、手すりを掴むように促しましょう。
月齢の低い赤ちゃんが泣く場合は、仕方ないことであると周囲の人も理解してくれるかもしれません。抱っこや音の出ないおもちゃであやして、泣きやませる努力をしましょう。
大人がスマートフォンに夢中になると、子どもが構ってほしさに騒ぐことがあるようです。スマートフォンでの通話も、マナーとして控え、なるべく子どもから目を離さないようにしましょう。
他の人が乗降しやすくする
電車に乗るときに、降りる人より先に子どもが乗り込もうとしてしまうことがあるかもしれません。
降りる人が優先であることを、ママやパパが見本をみせて教えましょう。
また、乗降しやすいからといって扉付近から動かないのは、乗降を妨げる迷惑行為にあたるかもしれません。奥に詰めて乗るようにしましょう。
飲み物や食べ物をこぼさない
子どもがぐずるときに、電車内で飲み物や食べ物をあげることもあるでしょう。
電車の混み具合にもよりますが、ひとくちで食べやすく、食べかすが出ないものや匂いが気にならないものを選ぶとよいかもしれません。
ペットボトルや紙パックの飲み物はこぼれやすいので、こぼれにくいストローつきのマグなどで飲み、ゴミはきちんと持ち帰りましょう。
保育園への電車通いをスムーズにするコツ
保育園への電車通いをスムーズにするコツをご紹介します。
時間に余裕を持つ
電車に間に合うぎりぎりの時間で行動すると、焦って転倒してしまったり、子どもが通園を嫌がってぐずったときにイライラしてしまったりすることがあるかもしれません。
早寝早起きをして規則正しい生活を意識し、前日に保育園の登園準備をしておく、電車賃をチャージしておくなど余裕をもった行動が大切でしょう。
時間に余裕があれば、1駅前などで途中下車して子どもをあやしたり、少し離れた空いている車両に移ったりすることもできるかもしれません。
通勤ラッシュを避ける
電車通勤・帰宅ラッシュで混み合う時間帯の乗車を避けたり、出発や帰りの時間を30分~1時間程ずらしたりするママもいるようです。
駅や路線によって異なりますが、混み合うピークは朝は7時半~8時半、夕方は17時半~18時半頃の場合が多いかもしれません。押されて倒れてしまうなどの危険を回避するためにも、できれば子ども連れでの乗車を控えたいですね。
使い勝手のよいアイテムを用意する
使い勝手のよい抱っこ紐やベビーカー、マザーズリュックなどがあると、電車での移動も快適になるかもしれません。
前向き抱っこができる抱っこ紐は、景色が見やすく手足も動かせるので、乗車中も子どもの機嫌がよいというママの声がありました。首がすわって対面抱っこを嫌がるようになった時期にぴったりでしょう。
ベビーカーは、軽くて走行性能が高く、コンパクトに折りたためるB型ベビーカーがよいかもしれません。低月齢の赤ちゃんの場合は、揺れが少なくクッション性の高いものにするママもいるようです。
マザーズバッグは、電車賃を出すときに両手が使えるリュックタイプや、複数ポケットがあるもの、仕事用にも使えるフォーマルな見た目のものは使い勝手がよいでしょう。
乗降しやすい乗車位置を把握しておく
駅のホームで乗り降りするときに、エレベーターやエスカレーターが近い位置、ベビーカー・車いすスペースのある車両が止まる乗車位置を、あらかじめ確認しておくとスムーズかもしれません。
朝食をとって間もない場合に、子どもやママが駅のトイレに行きたくなることもあるでしょう。多目的トイレの位置や、駅のトイレ内にベビーチェアがあるかなども確認しておくとよいかもしれません。
どこに設置されているかは電車によって異なりますので、鉄道会社のホームページ、または駅員に確認してみましょう。
電車遅延の場合の対応
事故やトラブルでの電車遅延で、保育園に遅れることもあるかもしれません。その場合の対応についてご紹介します。
保育園へ連絡する
保育園へ朝送るときや帰りのお迎えで、遅れると気づいた時点で、なるべく早めに電話連絡を入れましょう。
電話連絡の際は、わかりやすく名乗り、電車遅延など遅れる理由や到着予定時間を伝えるとよいかもしれません。
別の方法で電車通勤・通園するか休む
電車遅延が短時間で復旧しない場合は、別の方法で電車通勤・通園するか、園や仕事を休む必要があるかもしれません。
別の路線の電車やバス、タクシーを利用したり、パパや祖父母に子どもの送迎を頼むママもいるようです。
駅員に状況を説明すると、別の移動手段について適切な助言をくれたり、電車賃の払い戻しをしてくれることもあるでしょう。
マナーを守って保育園へ電車通園しよう
今回は、保育園へ電車で通うときの乗車マナーや、スムーズに通園するコツ、電車遅延のときの対応についてご紹介しました。
乗車マナーを守り、早めの行動をとるなど電車通園をスムーズにするコツを抑えることで、無理なく保育園へ通うこともできるかもしれません。
親子で電車を満喫しながら、楽しく通園できるとよいですね。