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2人目出産後の外出はいつから?生後1カ月の新生児期は外出できる?外出の工夫を調査
2人の子ども連れで意識したポイント紹介
2人目の出産後いつから外出させるか、生後1カ月の新生児期は外出して大丈夫なのか、きょうだいの妊娠や出産を機に考えるママやパパも多いかもしれません。生後1カ月や生後2カ月など月齢が低い赤ちゃんと買い物などのお出かけをするときや上の子の幼稚園の送迎など、どのようなポイントを意識するとよいのでしょう。ママたちの声をご紹介します。
2人目の外出問題
2人目を妊娠中や2人目を出産したママやパパの中には、2人目の赤ちゃんとの外出について悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
周りの家庭はいつから外出しているかや、生後1カ月や生後2カ月の赤ちゃんとの外出に抵抗を感じる場合もあるかもしれません。今回は、きょうだい育児をしているママたちに、2人目の外出事情を聞きました。
【体験談】2人目の赤ちゃんの外出はいつからか
2人目の赤ちゃんの外出デビューはいつからしているのでしょう。ママの声を集めました。
新生児期から
30代ママ
30代ママ
他に頼れる人がいなかったので、生まれて間もない新生児期から上の子の幼稚園のバス停まで、送り迎えをいっしょにしていました。短い距離ですが、日差しが強かったりすると気になったり、授乳時間などを調整しないといけないので大変でした
上の子が保育園や幼稚園に通っているご家庭では、送り迎えのために新生児の時期から外出しているという声がありました。できれば避けたいという声も聞かれましたが、さまざまな事情により赤ちゃんといっしょに外出する場合もあるようです。
出産後1カ月間はママの身体に負担がかからないよう意識したい時期かもしれません。ママができるだけ休めるよう、パパや家族が協力しあえるとよいですね。
生後1カ月から
30代ママ
生後1カ月になってから、長女の幼稚園の送り迎えをするために車で外出していました。新生児の間は実母や夫にお願いしていたので、久しぶりに一緒に登園できて長女も嬉しそうでした。私も外に出られて気分転換になりました
40代ママ
生後1カ月から上の子といっしょに公園や買い物などのお出かけに、抱っこ紐で行くようになりました。それまでは上の子に「赤ちゃんはまだ小さくて外出できない」と繰り返し話していたので、初めて2人目を連れてお出かけしたときは喜んでくれました。
30代ママ
生後1カ月から上の子の幼稚園の送り迎えをするために、赤ちゃんを抱っこ紐に入れて外出していました。ただ、寒い時期だったこともあり、赤ちゃんを外に連れ出すのはあまりよくないと思ったので、ベビーシッターさんが来ている日などは赤ちゃんをお願いして、私ひとりで行くようにしていました
生後1カ月からは、ママの気晴らしも兼ねて短い外出を赤ちゃんといっしょに楽しんでいる家庭もあるようです。上の子に外出できない理由を説明している声もありました。年子など、子どもの年齢によっては理解しにくい場合もあるかもしれませんが、上の子の気持ちに寄り添いながら伝えられるとよさそうですね。
生後2カ月後以降
20代ママ
産後の手伝いに来てくれていた実母が生後3カ月のときに帰ったので、翌週から2人目をつれて上の子の保育園の送り迎えをしていました。新生児期は外出を避けるようにしていたので、朝と夕方それぞれ往復10分程度でしたが、久々の外出だったので、育児の息抜きにもなりました
生後2カ月を過ぎてもできるだけ赤ちゃんとのお出かけは避けていたというママもいるようです。一方で、出産後落ち着いてくると、家から外に出て気晴らしをしたいという気持ちを持つママも少なくないようです。
1人目と2人目。赤ちゃんとお出かけするときの違いは何?
1人目の育児と2人目育児でさまざまな違いがあるようですが、外出における違いは何でしょう。ママたちが日々感じている違いを調査しました。
上の子に合わせて外出する機会が多い
30代ママ
上の子の保育園に合わせて毎日決まった時間に外出するところです。天気に関係なく外に出るため、抱っこ紐のまま着られるカッパや赤ちゃん用のブランケットやレッグウォーマーなど、気候や場所にあわせた対策グッズは早いうちから必要だと思いました。
30代ママ
幼稚園から帰ったあと、上の子の希望で公園に行く機会が多く、赤ちゃんが眠そうにしていても外出することがあります。1人目のときは眠そうなら寝かせていたので、二人目とは違うポイントだなと思います。
2人目の赤ちゃんは上の子に合わせて外出する機会が多いという声が聞かれました。送り迎えなどにあわせ決まった時間に家から外に出るのも大きな違いかもしれません。日差しや暑さ寒さに気を付け、天候が悪くても2人目を外出させやすいよう、対策グッズを早めに用意できるとよさそうですね。
2人目の方が外出に対する慣れがある
30代ママ
1人目のときは遠出は避けていましたが、2人目の赤ちゃんは心にゆとりをもってお世話ができるので、いろいろと気分転換にお出かけを楽しめています。とはいえ私自身出産後なので、無理はしない程度に外出先を決めています
30代ママ
ぐずったときに上手く対応できるか自信がなかったので、1人目の電車デビューは1歳過ぎてからでした。2人目は生後2カ月ごろから電車に乗っています。上の子との電車移動に慣れていたからできました。外出先の調乳スペースの場所などをある程度把握していたことも大きかったです。スティックタイプのミルクとおむつセットは必ず持ち歩いていました
赤ちゃんの育児に慣れてきたためか、1人目と比べ2人目のほうが外出をするハードルは低いと感じているママもいるようです。1人目を連れてお出かけしてきた経験が2人目に活かされているのかもしれません。
月齢が低いうちは赤ちゃんの様子を気にかけながら、親子でお出かけを楽しめるとよいですね。
月齢の低い赤ちゃんと上の子。2人を連れて外出するときの工夫
赤ちゃんと上の子の2人を連れて外出するのは、何かと大変な部分も多いかもしれません。周りのママたちはどのように対応しているのでしょう。工夫した点や意識した点を聞きました。
授乳のタイミング
30代ママ
車で外出するときは2人目の吐き戻しが怖かったので、授乳後しばらくしてからチャイルドシートに乗せていました。車ではなく近場のお出かけのときは抱っこ紐でしたが、授乳後は赤ちゃんが苦しいかなと思い、授乳のタイミングには気を付けていました
30代ママ
ママかパパのどちらかが子ども2人を連れて買い物などの外出をするときは、赤ちゃんに授乳をさせてから出ることが多いです。下の子の月齢が低くお昼寝させてあげたいのと、上の子としっかりコミュニケーションを取りたいのが理由です。
授乳期の赤ちゃんといっしょに外出する場合、授乳のタイミングや調乳スペースを意識するママも多いようです。低月齢の時期は頻回授乳なので授乳を済ませてからお出かけしたい気持ちがある一方で、授乳後すぐに外出すると移動中に吐き戻してしまう場面もあるでしょう。赤ちゃんの様子を見ながら外出したいですね。
外出時間を赤ちゃんのお昼寝にあてているという声も聞かれました。家ではなかなか眠れない赤ちゃんも、適度に揺れるベビーカーやチャイルドシートなら眠りにつきやすいかもしれません。赤ちゃんが寝ていると上の子と向き合う時間を作りやかったり、ママ自身がリラックスできて息抜きになるという利点もあるようです。
上の子への声かけ
30代ママ
生後2カ月の下の赤ちゃんといっしょに公園に遊びに行くときは「今日は1時間だけ公園で遊ぼう」などと、上の子に予め声をかけ、外出時間が伸びないようにしていました。
30代ママ
外出先で「赤ちゃんの様子はどうかな?」「なんかお家に帰りたそうだね」などと声を掛けながら長女といっしょに次女の様子を確認していました。声かけすることで、長女も納得して帰ってくれることが多かったです。
上の子への声かけを工夫しているママもいるようです。外出先で子どもが帰ろうとしない場合もあるでしょう。生後1カ月や生後2カ月の下の子を連れて外出するときは、上の子が納得して帰宅しやすいような伝え方を見つけられるとよさそうですね。
バッグの変更やベビーカーステップの利用
30代ママ
両手が開いていないと2人を連れて出かけるのが難しいと思い、マザーズバッグをショルダーからリュックに変えました。子ども2人分の荷物も入り、肩の負担も減りました。
30代ママ
首が座っていない2人目の赤ちゃんをベビーカーに乗せたかったので、上の子用にベビーカーステップを購入しました。上の子もステップに乗るのは楽しいようで、ふざけたりせず乗ってくれます。二人を連れたお出かけの往復は大変なので、買ってよかったです
子ども2人を連れて外出するとなると、荷物も増える場合が多いのではないでしょうか。マザーズバッグをリュックに変え身体への負担が減るよう意識したママもいるようです。
ベビーカーステップとはバギーボード等とも呼ばれる商品で、ベビーカーに後付けして子どもがもう一人乗せられるアイテムです。足をのせる台があり立って移動するタイプや、椅子に座って移動できるタイプがあります。子ども2人をベビーカーに乗せたい場合、検討してみてもよさそうですね。
赤ちゃんのお世話グッズ
30代ママ
赤ちゃんをお世話するためのミルクやおむつセット、ロンパースなどの着替えを完璧に準備するように気を付けていました。ミルクはスティックタイプを使い、ロンパースは着替えさせやすいものを選び、赤ちゃんのお世話で上の子を待たせないように考えて準備していました。
2人育児になると、持ち物も増えるでしょう。忘れ物があると外出先で困ってしまうので、赤ちゃんのお世話グッズをはじめ、持ち物には細心の注意を払っていたというママの声がありました。
どうしても新生児を連れて外出しないといけないときに気をつけること
新生児の赤ちゃんを外に出していいのは、出産1カ月後だと言われています。ただ、上の子がいると、どうしてもいっしょに外出しないといけないこともあるでしょう。そんなとき、ママたちはどのようなことに気を付けていたのか聞いてみました。
30代ママ
2人目の出産後は、上の子の保育園の送迎はパパにお願いしていましたが、パパの仕事の都合がどうしてもつかないことが何度かありました。そんなときは、寒い季節だったので赤ちゃんの防寒にはとても気を使いました。新生児用のアウターを着せてから、毛布でくるんでベビーカーに乗せました。途中で寒くならないように予備のブランケットも持っていきました
30代ママ
上の子の都合でどうしても新生児の赤ちゃんを外に出さないといけないときは、準備を万全にして、とにかく用事を早く済ませるようにしていました。赤ちゃんは大体寝ていたので困ったことはありませんでしたが、外に出すこと自体が不安だったので急いで家に帰るように気を付けました
30代ママ
下の子が生まれたときは真夏の暑い時期だったので、どうしても外に出ないといけないときは日差しが当たらないようにベビーカーの日よけをしたり、小型の扇風機をベビーカーに取り付けたりして暑さ対策を行いました。
どうしても新生児の赤ちゃんを連れて外出しないといけないとき、暑さや寒さの対策に気を付けていたというママの声がありました。また、用事があってもできるだけ早く家に帰れるようにしていたようです。
2人目の外出で困らないために
2人目の赤ちゃんを連れていつから外出すればよいかは、多くのママが悩むことかもしれません。上の子が保育園や幼稚園に通っているご家庭では、新生児や生後1カ月、生後2カ月ごろから外出する機会もあるようです。外出に便利な育児グッズを利用したり、上の子への声かけをするなどし、親子で楽しくお出かけできるとよいですね。
2人目は新生児のうちから上の子の保育園へ私といっしょに送り迎えをしていました。保育園繋がりのママ友も同じ境遇の人が多かったので、仕方ない部分もあるのかなと思います。外に出ている時間赤ちゃんはベビーカーに乗っていて、時間は往復45分程度だったと思います。