つかまり立ちの練習はどうする?おもちゃや用具を使った練習

おもちゃや用具を手作りした体験談

つかまり立ちの練習はどうする?おもちゃや用具を使った練習

赤ちゃんのつかまり立ちをいつから始めるのか、練習をしたほうがよいのかなど、気になるパパやママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、つかまり立ちをいつからしたのかや、ママたちが取り入れた練習、おもちゃなど手作りした用具、つかまり立ちするときに気をつけたことなどを体験談でご紹介します。

つかまり立ちはいつから?

赤ちゃんはつかまり立ちをいつからするようになるのか気になっているママやパパもいるのではないでしょうか。つかまり立ちをいつから始めたのか、ママたちに聞いてみました。

「つかまり立ちを始めたのは6カ月頃でした。いつからつかまり立ちするのかと気になっていたのですが、意外と早かったのでびっくりしました」(30代ママ)

「7カ月頃にハイハイをはじめ、次はつかまり立ちかと期待していたのですが、なかなか進みません。つかまり立ちの練習をした方がよいかなと考えています」(20代ママ)

つかまり立ちをいつからするのかは子どもによってさまざまのようです。つかまり立ちをなかなかしないので、練習を取り入れようと考えているというママの声もありました。つかまり立ちの練習をしてみたというママとパパに、実際に行った練習や使った用具などを聞いてみました。

ママたちが取り入れたつかまり立ちの練習

つかまり立ちをする子ども
iStock.com/ziggy_mars

つかまり立ちの練習にはどのような方法があるのでしょうか。ママたちが取り入れたつかまり立ちの練習についてご紹介します。


おもちゃを使って練習

「テーブルのような形をしていてさまざまな仕掛けのおもちゃがついている、つかまり立ち練習用のおもちゃを用意しました。赤ちゃんが体重を乗せて寄っかかるような体勢になってもおもちゃが倒れてしまうこともなく、安心して練習することができました」(20代ママ)

「新生児の頃から使っていたプラスチック製のベビージムを使って、つかまり立ちをしていました。ベビージムにゆらゆら動くおもちゃがついているので、赤ちゃんがそのおもちゃを取りたくてつかまり立ちをするようになりました」(30代ママ)

おもちゃを使ってつかまり立ちの練習をしたというママもいました。赤ちゃんが触ると音が鳴るような仕掛けがたくさんついていると、赤ちゃんも気になってがんばって立ち上がろうとするかもしれませんね。


ソファーなどの家具を使って練習

「家のリビングにあるソファーが、つかまり立ちのよい練習用具になったようです。肘あてのところに手を置いて、立ち上がろうとしている姿がとてもかわいらしかったです」(20代ママ)

つかまり立ちにちょうどよい高さの家具が練習用具となったというママの声もありました。ソファーはしっかりと壁に背をつけて動かないようにしたり、椅子を使って練習するときはママがしっかり椅子を支えるなど、赤ちゃんの安全を意識しながら練習していたというママもいました。


パパやママといっしょに練習

「赤ちゃんが私の足にしがみついて立ち上がろうとするときは、赤ちゃんの手をとって、つかまり立ちをサポートしました。私が手をとると、とても嬉しそうな顔でつかまり立ちをします」(30代ママ)

パパやママの体につかまったり、手で支えてあげたりしながら、つかまり立ちの練習をしたというパパやママの声もありました。スキンシップの延長線のように楽しみながら練習をすれば、子どもも喜んでくれるかもしれませんね。

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手作りしたつかまり立ちの練習用具

段ボールの山
iStock.com/Grassetto

つかまり立ちの練習は一時的なものでもあるという理由から、練習用具を購入せず手作りしたママもいるようです。どのように手作りしたのか体験談を聞いてみました。

「オムツをまとめ買いしたときの大きめの段ボールを使い、つかまり立ちの練習用具を手作りでつくりました。段ボールを布でカバーし、おもちゃとして興味を持ってもらうように、段ボールに上面や側面にさまざまな形の穴を開けて型はめパズルのようにしました」(30代ママ)

「ミネラルウォーターが入っていた段ボールが、つかまり立ちをするときの赤ちゃんの高さにとてもあっていました。段ボール自体に布を貼ってフェルトで動物の顔を作り、赤ちゃんが触りたくなるような工夫をしました」(20代ママ) 

つかまり立ちの練習用具やおもちゃを手作りしたママもいるようです。段ボールで作るときは段ボールの端の部分で赤ちゃんがけがをしないように、テープや布をきれいに貼るようにするとよいかもしれません。

つかまり立ちをするときに意識していたこと

ママたちはつかまり立ちをするときに、どのようなことを意識していたのでしょうか。


部屋のレイアウトを変える

「つかまり立ちをして倒れてしまいそうなものはリビングから片づけました。手を添えると倒れてしまいそうな軽量の収納グッズや回転式の椅子は片づけるなど、部屋のレイアウトも変えました」(20代ママ)

「赤ちゃんがよくつかまり立ちをする場所には、クッション性のあるマットを敷きました。バランスを崩して転んでしまったときもマットがあるので痛くないかなと思いました」(30代ママ)

赤ちゃんの安全のことを考えて、部屋のレイアウトを変えたというママもいるようです。赤ちゃんがつかまり立ちをしたときに頭をぶつけてしまいそうな高さのものは、場所を移動したり片づけたりしたというママの体験談もありました。


赤ちゃんの様子をしっかりと見る

「つかまり立ちができると言ってもまだ安定しているわけではないので、赤ちゃんから目を離さないでしっかりと見ているようにしました。家事をするときも、リビングの赤ちゃんの様子が見える場所でやるようにしていました」(20代ママ)

つかまり立ちをする時期は、赤ちゃんの様子をしっかりと見ることも大切なことのようです。つかまり立ちを始めたばかりの頃はなるべく近くで赤ちゃんの体を手で支えてしていたママもいました。

つかまり立ちは赤ちゃんの様子を見守って

赤ちゃんを抱っこするママ
© blanche - Fotolia

つかまり立ちの練習方法やいつから練習をするかはママによってもさまざまのようです。手作りおもちゃや用具を使って練習したり、大人の体を使って練習したり、いろいろ工夫して練習できるとよいかもしれません。赤ちゃんの様子を見守って、赤ちゃんにあった方法でつかまり立ちの練習ができるとよいですね。

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