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赤ちゃんがハイハイからつかまり立ちした時期。順番や練習方法
赤ちゃんがハイハイより先につかまり立ちをすると、順番が逆なのではと考えるママもいるかもしれません。今回は、ハイハイやつかまり立ちする頃の悩み、つかまり立ちをした時期、練習方法や頭を打つことへの対策と対処法についてママたちの体験談をご紹介します。
赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちする時期の悩み
赤ちゃんが家具などにつかまりながら、自分で立ち上がれるようになることをつかまり立ちというようです。ハイハイからつかまり立ちができるようになると、赤ちゃんの成長を感じるママもいるのではないでしょうか。
一方で、同じ月齢の赤ちゃんがハイハイからつかまり立ちを始めたり、上の子と比べて遅いと感じたりすると、つかまり立ちをする時期が遅くないかと気になるママもいるかもしれません。実際に、ハイハイやつかまり立ちの頃に感じた悩みをママたちに聞いてみました。
「うちの子はなかなかつかまり立ちをしないことが気になりました。つかまり立ちをしないとき、練習は必要なのか考えました」(11カ月のママ)
「うちの子は、ハイハイより先につかまり立ちを始めました。他の子と順番が違うのかなと感じ少し心配になりました」(10カ月のママ)
つかまり立ちする時期が遅いことや、つかまり立ちを先にすることで順番が違うのではと、悩むママもいるようです。なかなかつかまり立ちをしないので心配したというママの声もありました。
赤ちゃんがつかまり立ちをした時期は?
赤ちゃんがつかまり立ちを始める時期や目安を知りたいママもいるかもしれません。実際に、赤ちゃんがつかまり立ちを始めた時期について、ママたちに聞いてみました。
生後8カ月以前
「うちはハイハイを6カ月頃に始め、7カ月のときにつかまり立ちをしました。最初のうちは転ぶことも多かったのですが、だんだん安定してつかまり立ちで遊ぶようになりました」(8カ月のママ)
生後8カ月よりも前につかまり立ちをした赤ちゃんもいるようです。周りよりも先につかまり立ちを始めたので、赤ちゃんの小さな体に負担がかからないか心配になったというママの声もありました。
生後8カ月から1歳頃
「7カ月頃にハイハイをするようになり、その後、生後8カ月の後半につかまり立ちを始めました」(10カ月のママ)
「うちの子はうつ伏せが苦手でハイハイをしないまま11カ月のときにつかまり立ちをしました。その後でハイハイをすることもあり、周りの赤ちゃんと順番が違うようでした」(11カ月のママ)
生後8カ月から1歳の誕生日の頃につかまり立ちを始めた赤ちゃんもいるようです。つかまり立ちの始め方は、ハイハイより先の場合など赤ちゃんによっても違いがあるのかもしれません。
1歳以降
「1歳をすぎてもつかまり立ちしませんでしたが、ハイハイで移動してお座りでご機嫌に遊んでいたので様子をみました。1歳2カ月頃につかまり立ちをし始め、立って遊ぶようになりました」(1歳児のママ)
1歳を迎えてからつかまり立ちを始めることもあるようです。つかまり立ちをする時期は赤ちゃんによってさまざまなのかもしれません。
赤ちゃんのつかまり立ちの練習方法
赤ちゃんがつかまり立ちをなかなかしないとき、練習をした方がよいのか気になるママもいるかもしれません。つかまり立ちの練習をしたママたちはどのようなことをしていたのでしょうか。
ママやパパの膝の上で支える
「つかまり立ちの時期は、床に座った私の膝の上で支え、赤ちゃんを立たせていました。パパが自分の膝の上に立たせていたときは、音楽に合わせて赤ちゃんが踊っているような動きを加えていてかわいかったです」(2歳のママ)
ママやパパの膝の上で立つ練習は、スキンシップになって赤ちゃんも楽しめそうですね。試す際は転倒しないよう、赤ちゃんの脇や腰などを両手でしっかり支えましょう。
おもちゃを使う
「テーブルの形をした、上に仕掛けがあって立ちながら遊ぶおもちゃを用意しました。使い方を覚えると近くまでハイハイで来て、立たせて欲しいと訴えるようになり、つかまり立ちのよいきっかけになりました」(10カ月のママ)
「ベビージムを使って立った姿勢で遊ぶ時間を作りました。上部のバーにぶら下がったぬいぐるみを掴んだりして、楽しんでいました」(11カ月のママ)
おもちゃを使うことは、つかまり立ちをしないときの工夫になるようです。つかまり立ちの練習としておもちゃを使うときは、時間を短めにし、見守りながら遊んだというママの声もありました。
立ちながらできる遊びをする
「立ち上がった姿勢でテーブルなどにつかまらせ、私が脇から腰を支えながら遊んでみました。テーブルにおもちゃを置いておくと、立った姿勢で遊びやすかったです」(10カ月のママ)
「ローテーブルなどの安定した家具に手をつかせてから、腰を支えて立った姿勢で遊びました。短時間から始めて少しずつ時間を長くしたりしました」(11カ月のママ)
立った姿勢の赤ちゃんの腰をママが支えて遊ぶ時間を作ったママもいるようです。立った姿勢にしてみると、視界が広がり楽しそうにしていたというママの声もありました。
つかまり立ちで赤ちゃんが頭を打たないための対策
赤ちゃんがハイハイからつかまり立ちをするようになったとき、慣れずに転倒したりして頭を打つのではないかと心配になることもありますよね。どのようなことに気をつけたらよいのか、ママたちに聞いてみました。
家具の配置を変える
「つかまりやすい安定したローテーブルをリビングに置きました。ローラーつきのラックなど、不安定な家具は、赤ちゃんがすごす部屋には置かないようにしました」(10カ月のママ)
家具の配置を変え、部屋の環境を整えたママもいるようです。つかまり立ちをし始めた頃は、立ち方も不安定だったのでテーブルの角にガードをつけたというママの声もありました。
クッション性のあるマットを使う
「つかまり立ちの最中に転んでしまうことも考えて、普段すごす時間の長いリビングの床に、クッション性のあるマットを敷きました」(11カ月のママ)
赤ちゃんがつかまり立ちの姿勢から転んでしまうことも考えて、クッション性のあるマット使うのもよいかもしれません。お風呂場で立ったときに滑ってしまうことも考えて、お風呂用の滑り止めマットを用意したというママの声もありました。
目を離さない
「つかまり立ちを始めた頃は、転びそうになったときもすぐに支えられる場所で見守るようにしていました」(11カ月のママ)
ハイハイからつかまり立ちを始めたばかりの時期は、赤ちゃんも転びやすいと感じるママもいるようです。立った姿勢が安定してくるまでは、家事の手を止めてそばで見守っていたというママの声もありました。
つかまり立ちで頭を打ったときにママたちがした対処
つかまり立ちで赤ちゃんが頭を打ってしまったとき、ママたちはどのように対処していたのでしょうか。
「子どもがつかまり立ちを始めた頃に転んで頭を打ったことがあります。驚いて泣き出したものの慰めるとすぐに落ち着き、打った部分を確認しても赤みや腫れがなかったので、自宅で様子を見ました」 (30代ママ)
「病院から赤ちゃんが頭をぶつけたときのチェックリストをもらっていたので、それをもとに意識ははっきりしているか、大泉門が膨らんでいないか、吐いたりしないかなどを確認しました。あとから症状が出ることもあると聞いたので、2日間くらいは注意して見ていました」 (30代ママ)
つかまり立ちの際に万が一赤ちゃんが頭を打ってしまったときは、まずは安静にして様子をみるというママが複数いました。出血が多い、いつもと様子が異なるなど心配ことがある場合は、すぐにかかりつけの医師へ相談するとよいかもしれません。
つかまり立ちは赤ちゃんのペースを見守って
ハイハイやつかまり立ちをする順番や時期は、赤ちゃんによってもさまざまなようです。ハイハイより先につかまり立ちをする場合もあるかもしれません。
赤ちゃんがなかなかつかまり立ちをしないときは、おもちゃを使って練習するなど工夫をしたママもいるようです。つかまり立ちで赤ちゃんが頭を打つことがないよう家の中の対策をしておくことも大切でしょう。
ハイハイやつかまり立ちなど、赤ちゃんのペースで成長する姿を見守っていけるとよいですね。