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生後6ヶ月頃にハイハイはする?ハイハイをしない原因や、練習で取り入れたこと
生後6ヶ月の頃になると、ずりばいやハイハイ、つかまり立ち、ハイハイしないで立ったなど、赤ちゃんの成長もさまざまなようです。今回の記事では、6ヶ月頃のハイハイは早いのかや実際の赤ちゃんの様子、ハイハイの練習で取り入れたことやハイハイをするときの注意点などを、ママたちの体験談をもとにご紹介します。
生後6ヶ月の頃にハイハイはした?
赤ちゃんの発達が進み、いろいろなことができるようになるとママも嬉しいですよね。ハイハイは歩き出すまでの間に見られる赤ちゃんの移動手段の一つです。ハイハイは、手と足を使って体のバランスのコントロールが必要となる動きだといわれています。生後6ヶ月頃になると、ハイハイを意識するママもいるかもしれません。生後6ヶ月頃のハイハイについて聞いてみました。
20代ママ
30代ママ
息子は、6ヶ月前半でじょうずにハイハイをしていました。同じくらいの月齢のお友だちはまだ寝ていることが多かったりお座りをしているだけだったので、発育が早いのかが気になりました
赤ちゃんの運動発達には個人差があるため、生後6ヶ月でハイハイしている赤ちゃんもいれば、まだハイハイしない赤ちゃんもいるようです。早くハイハイしている姿を見たいと、赤ちゃんの成長を楽しみにしているパパとママもいるようです。
厚生労働省のホームページに掲載されている赤ちゃんの運動発達に関する資料によると、ハイハイは生後6~7ヶ月で22.6%、生後7~8ヶ月で51.1%、生後8~9ヶ月で75.4%、生後9~10ヶ月の赤ちゃんの90%以上が可能であるとされています。6ヶ月でハイハイというのは、運動発達としては早いといえるのかもしれませんね。
ママたちに聞いた生後6ヶ月頃のハイハイのスタイル
赤ちゃんがいるママたちに、6ヶ月の頃の赤ちゃんのハイハイについて、実際の様子について聞いてみました。
40代ママ
5ヶ月で高ばいの姿勢からお座りができるようになりました。6ヶ月に入った頃に少しずつ手で体を支えられるようになって、6ヶ月後半では部屋を縦横無尽にはいまわっていました
30代ママ
寝返りをしたのが4ヶ月のときだったので、6ヶ月のときはずっとずりばいで移動していました。ハイハイができるようになったのは9ヶ月頃でした
30代ママ
息子は寝返りは2ヶ月半、高ばいに始まりつかまり立ちを5ヶ月でするなど、周りからは早いねと言われました。立てることが楽しかったらしく、6ヶ月になっても四つん這いのハイハイはなかなかしませんでした
生後6ヶ月でずりばいをしている赤ちゃんもいれば、ハイハイを始めている赤ちゃんもいるようです。他に、まだ寝返りしかしなかった、ハイハイしないでつかまり立ちをしたというママの声もありました。6ヶ月の赤ちゃんの様子や成長過程は、赤ちゃんによって個人差が大きいようです。赤ちゃんの運動発達が、成長後の運動神経に直結するわけではないようですので、赤ちゃんがハイハイをするまで温かく成長を見守りましょう。
ハイハイの練習で取り入れたこと
自宅でハイハイの練習をしているというママもいるようです。ハイハイの練習で取り入れたことをママたちに聞いてみました。ママたちは、ハイハイのさまざまな練習方法を試しているようです。
赤ちゃんが動けるスペースを作る
20代ママ
リビングのテーブルの位置を変えたり棚を別の部屋に移動するなどして、娘がハイハイで動き回れるスペースを作りました
30代ママ
小児科の先生に運動発達のことで相談したところ、少しずつ赤ちゃんに動きが出てくるので5~6ヶ月頃からはベビーベッドでなく、床に寝かせてあげた方がいいといわれました。床に寝かせると、ずりばいの練習をしている様子が見られました
部屋の配置換えなどをして、赤ちゃんがハイハイしやすいスペースを作った、赤ちゃんを床に寝かせるようにしたというママの声がありました。赤ちゃんがなかなかハイハイをしない場合、ハイハイをするための十分なスペースがない可能性があります。一度部屋にスペースを作れるか確認してみるのもいいかもしれません。赤ちゃんが動き回れる広いスペースがあると、家具にぶつかる心配も少なくなりそうですね。
ハイハイをしてみせる
30代ママ
子どもの目線にあわせるという意味もありましたが、ハイハイのポーズを認識してくれるかなと思って息子の周りをハイハイするようにしていました
20代ママ
ハイハイをしている月齢が上の子を見てもらうために、子育て支援センターに週に何回か連れて行っていました。他の保護者の方に相談したところ、ハイハイの練習法を教えてもらうこともできました
実際に、赤ちゃんにハイハイをしてみせたというママもいるようです。子育て支援センターに行ったというママや、上の子がいる場合はお兄ちゃんやお姉ちゃんがハイハイのポーズの見本を見せてくれたというママの声もありました。また、育児用品店で行われていたハイハイレースを赤ちゃんに見せたというママもいました。
おもちゃを置く
40代ママ
息子の目線の先に、音が出るお気に入りのおもちゃを置いておきました。近い距離から始め、手を伸ばすようになったら少しずつ遠くに置くようにしました
おもちゃを置いてハイハイの練習をしたというママもいるようです。赤ちゃんの目線の先でパパとママが手を広げて呼びかけるようにしたという声もありました。好きなものが目の前にあると、楽しく動き出すきっかけになりそうですね。
ずりばいからハイハイの移行を手伝う
40代ママ
ずりばいからハイハイに移行するのがなかなか難しいようでした。保健師さんに相談したところ、「足の使い方が分かればハイハイに移行するので、足の裏を少し押してあげて膝を立てる感覚をサポートしてあげて」といわれました
ハイハイの練習方法として、赤ちゃんの足の使い方をサポートしたというママの声もありました。ハイハイは、体幹や手、足など体のさまざまな箇所を使う動きとなるので、ママやパパが足の使い方を教えてあげるのもいいのかもしれませんね。
ハイハイをするときに気をつけるポイント
赤ちゃんがハイハイをするとき、どのようなことを意識しておくとよいのでしょう。ハイハイをするときの注意点をママたちに聞いてみました。
注意点① 転んでも痛くないようにする
30代ママ
ハイハイをしているときに床に顔を打ちつけないように、部屋全体にクッション性のあるフロアマットを敷き詰めました
20代ママ
ハイハイが不安定でどこで転ぶかわからず、つかまり立ちもし始めていたので、テーブルの角や扉の角にコーナーガードを貼りました
フロアマットやコーナーガードをつけて、赤ちゃんが転んだりぶつけたりしたときに痛くないような工夫をしたというママもいるようです。扉や壁の前にクッションを置いたというママの声もありました。
注意点② 手の届く範囲に物を置かない
40代ママ
転んだときに当たるとあぶないし、6ヶ月の頃はいろいろと口に入れてしまう時期だったので、床に置いてあるものは片づけ、念入りに掃除するようにしていました
30代ママ
つかまり立ちを始めていたので、床やローテーブル、テレビ台など、身長より低い位置には物を置かないように心がけました
手の届く範囲に物を置かないようにしたというママの声がありました。転倒したときや落下物の予防のために、赤ちゃんにさわってほしくないものは手が届かない場所に置いたり扉などがある収納にしまうなどするとよいかもしれません。
注意点③ ベビーゲートやベビーフェンスを利用
30代ママ
調理中にキッチンに来られると危ないので、キッチンの手前にベビーフェンスを置いて入って来れないようにしました
浴室、キッチン、階段など、赤ちゃんが近寄って欲しくない場所の前にベビーゲートやベビーフェンスを設置したというママもいるようです。設置が難しいので料理のときだけベビーサークルを利用したというママの声もありました。
6ヶ月の赤ちゃんの様子はさまざま
今回の記事では、6ヶ月頃のハイハイについて実際の赤ちゃんの様子、ハイハイの練習方法やハイハイをするときの注意点などを、ママたちの体験談をもとにご紹介しました。
赤ちゃんの運動発達には個人差が大きく、生後6ヶ月の頃は、ずりばいやハイハイをする子もいれば、ハイハイしない子、つかまり立ちをする子もいるようです。寝返りやお座りが早いからハイハイやつかまり立ちも早いということでもなく、お座りが好きでハイハイをあまりしなかった、高ばいの後にお座りをした、ハイハイしないで立ったなど、成長過程も赤ちゃんによってさまざまなようです。焦らずゆっくりと赤ちゃんの成長を見守ってあげられるとよいですね。
6ヶ月後半になりましたが、娘はハイハイしないし、ずりばいもしていません。かかりつけの小児科の先生には、運動発達は個人差が大きいからといわれたので、ハイハイする日を楽しみに待っています