お宮参りとは。行うタイミングや服装、初穂料について

お宮参りとは。行うタイミングや服装、初穂料について

2020.12.03

お宮参りとはどのような行事なのか気になるママやパパもいるかもしれません。生後間もない赤ちゃんとの行事は、前もってしっかり準備することが大切のようです。お宮参りをする時期や準備する初穂料、服装などについてご紹介します。

お宮参りとは

赤ちゃんが誕生すると、さまざまな行事やお祝い事があり、それぞれどのような準備をしたらよいか気になるママやパパもいるかもしれません。

なかでも、お宮参りとは、生後1カ月頃に、神様に赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝を伝え、健やかな成長を願って行われる伝統行事です。家族の都合や地域の風習も考慮しながら、何をどのようにするのか、あらかじめ家族と相談しておきましょう。

お宮参りをするタイミング

一般的にお宮参りの時期は、生後1カ月頃に行い、男の子なら生後31日、女の子なら生後32日に参拝するようです。赤ちゃんやママの体調、季節などによって都合が合わない場合は、必ずしもこの日程を守って参拝しなければいけないというわけではないようです。

ママたちはお宮参りを行う時期やタイミングをどのように決めているのでしょうか。


家族の都合や体調にあわせる

生後1カ月頃は赤ちゃんの生活リズムが整っていなかったり、ママの体調がすぐれないこともあるでしょう。また、お宮参りを両家で行う場合にはお互いの家族の都合を調整することも必要になるかもしれません。

赤ちゃんとママの体調が安定し、家族の都合をみながら余裕をもって日程を決めることで、安心してお宮参りに臨めるでしょう。

お宮参りへ行く時期について。日取りの決め方や準備すること

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季節を考慮する

夏や冬など、赤ちゃんにとって負担になりそうな季節のお宮参りは避けたという声がありました。

iStock.com/coward_lion
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また、日中暑い夏の時期は午前早めにご祈祷をするなど、時間帯を調節することで、暑さ対策を行ったり、日が暮れるのが早い冬の時期は、写真を撮ることも考えて早めの時間にするなど、それぞれの季節に合わせた工夫もできるようです。

お宮参りの時期はいつ?ずらす場合や季節ごとのポイントを紹介

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お食い初めといっしょにする

生後100日頃に行うお食い初めといっしょにお宮参りをしたというママもいるようです。

お食い初めとは、「百日祝い」とも呼ばれ、子どもが一生食べ物に困らないことを願い、赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をする行事です。お宮参りとは意味や本来行うとされる日程などにも違いがあるようですが、必ずそのように行わなければいけないという決まりはないため、家族みんなが落ち着いて行えるように日程を組めるとよいですね。

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お宮参りの初穂料

shalaku/Shutterstock.com
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神社で祝詞をあげてもらったり祈祷をしてもらったりするときに、謝礼として納める初穂料。

お宮参りの初穂料について知りたいママやパパもいるでしょう。初穂料に使うのし袋の種類や、納めた金額の目安などについてご紹介します。


金額

ママやパパたちが納めた初穂料に包む金額の目安は、5000円から10000円前後が多いようです。神社で初穂料が決まっている場合もあるそうなので、いくら包むのかは、神社に確認をしたり家族で相談するとよいかもしれません。

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のし袋

のし袋にはさまざな種類があるようですが、お宮参りの初穂料に使うのし袋は、紅白の蝶結びの水引があしらわれたのし袋を用意する方が多いようです。

また、神社によっては初穂料を白い封筒に入れるよう指定される場合もあるようなので、のし袋の種類に迷うときはあらかじめ神社に問いあわせるなどして、神社や地域の風習にあわせたものを選べるとよいかもしれません。

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お宮参りするときの服装

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iStock.com/kohei_hara
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ママの服装

ママの服装はワンピースなのかパンツスタイルなのか、また髪型はどうしたらよいかなど悩むことが多いようです。

フォーマルなデザインで疲れにくいこと、また授乳口がついているかどうかも、服装を選ぶときの大切なポイントのようです。ワンピースかパンツスタイルかどうかは、動きやすさや座りやすさなどを考慮しながら、着心地が楽という目線で選ぶとよいかもしれません。

春はパステルカラー、夏は冷感素材のものなど、季節によって色や素材を工夫してみましょう。産後の体に負担のないデザインで、ママが気持ちよく過ごせるものを選べるとよいですね。

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パパの服装

お宮参りのときの服装は、特別な決まりはなく、基本的に自由とされている場合が多いため、ダークカラーのスーツを選ぶパパが多いようです。

シャツの色は白が基本ですが、薄ければ色のついたものを選んでもよいでしょう。フォーマルなものを意識して、派手な印象になるようなデザインは避けたという声もありました。

赤ちゃんが和装の場合は、家族も合わせて和装にすると、写真を撮るときも一体感が出て素敵かもしれません。

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赤ちゃんの服装

お宮参りのとき、赤ちゃんの服装はセレモニードレスを着る場合以外にも、おしゃれなロンパースや普段着でお宮参りをする家庭もあるようです。

セレモニードレスを着せたい場合は、季節によって素材やデザインを選び、赤ちゃんが過ごしやすいことを第一に考えるとよいかもしれません。なかには、セレモニードレスにあわせて帽子とよだれかけをセットで準備したママもいれば、写真撮影のときだけセレモニードレスを着せたというママもいました。

また、お宮参りをするときの伝統的な衣装として、赤ちゃんを抱っこした上から着物を羽織る場合もあるでしょう。レンタルしたりママやパパのお下がりを使用したりして、記念に残るお宮参りにできるとよいですね。

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里帰り出産のとき

iStock.com/monkeybusinessimages
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里帰り出産をする場合は、お宮参りをどこでするか悩むママも多いようです。

実家の近くやパパの実家の地域で行った方もいれば、里帰り先から自宅に戻って落ち着いたタイミングでお宮参りしたという方もいました。なかには、どちらの両親にも子どものお宮参りに参加してほしかったので、時期をずらして2回したという声も聞かれました。

里帰り出産をした場合のお宮参りは、気候や体調の具合を見ながら家族と相談して、それぞれの家族にあった形でできるとよいですね。

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ベビーカーでいくとき

参拝中に赤ちゃんが寝てしまったときにも対応しやすいよう、ベビーカーでお宮参りをする家庭もあるでしょう。また、荷物が多くなってしまったとき、ベビーカーがあれば荷物をかけておいたり、ポケットにいれておくことができるので便利かもしれません。

ベビーカーでお宮参りにいくときは、舗装状態や道幅など、境内の道を事前に確認しておくとよさそうです。ベビーカー置き場があるかや、預かってもらえるかどうかなども、あらかじめ問い合わせておくと、当日慌てることなくベビーカーを使用することができるでしょう。

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外食するとき

お宮参り後に、家族みんなで外食することもあるでしょう。そのようなときは、お座敷や個室の有無、ミルク用のお湯やクーファンなど赤ちゃん向けのサービスを行っているお店を選ぶと安心かもしれません。

オムツ替えや授乳のときに使用できるおくるみなど、便利なアイテムを見落としないようしっかり準備しておいたという声もありました。

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愛情を込めたお宮参りにしよう

kai keisuke/Shutterstock.com
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生後1カ月頃の赤ちゃんを連れてのお宮参り。特に初めての出産では日取りやマナー、服装などに悩むこともあるかもしれません。どのような場合にも落ち着いて対応できるよう、日程や服装などの準備はしっかりしておくと安心でしょう。

どのようなお宮参りにするか、家族と相談しながら、かけがえのない時間を過ごせるとよいですね。

2020.12.03

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